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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 6月11日(土) #22「覗き見」

Ny6_22容疑者の追跡中に、肋骨を折るというケガを負ったマック。自宅療養中、アパートの窓から向かいのアパートの住人の様子を観察する。母親の留守中に彼氏といちゃつく娘、掃除をする女性、ネクタイを結ぶ男性、エアロビクスに精を出す女性。住人の行動はそれぞれだ。そんなある朝、ステラがチャイニーズの朝食の差し入れを持って、業務連絡のためマックの部屋を訪れる。彼女によると、別件の捜査で逃走中のシェーン・ケイシーの姿が目撃されたとのこと。しかし、その後の足取りはつかめていないという。そんな話を聞いている最中、向かいのアパートの2人の男性のやり取りがマックの目に留まる。住人と思われる男に大柄の男がキャニスターを渡し、代わりに現金を受け取っているようだ

 

その日の昼、レストランのトイレで身元不明の大柄の男性が死んでいるとの通報が入り、リンジーとホークスがレストランに向かう。割れた鏡には血痕と皮膚片が付着。ケンカで殺されたように見えたが、外傷も体内の損傷もなかった。男は汗をかき、鼻血を出して失禁しており、手には湿疹のような跡が見られたが死因は分からない。
その後、現場トイレの鏡に付着していた血痕が、暴行罪の前科があるトロイという男のものと判明。ステラとダニーが署で彼を取り調べるが、結局事件とは無関係と分かる。
そして、その日の夜。今度はアダムがマックの部屋を訪れる。アダムはサイン入りフットボールやアンティークのからくり細工などマックのコレクションに興味津々。あれこれ手で触れようとしてマックに嫌がられた後、ようやく今日の事件のファイルをマックに手渡す。ファイルを見たマックは、レストランのトイレで死んでいたという被害者が、今朝向かいの部屋でキャニスターの代わりに現金を受け取っていた大柄な男だと気付き驚く。
アダムが帰り、マックは怪しいやり取りが行われていた部屋の観察を続ける。すると、程なくして住人の男が帰宅。彼は、今朝大柄の男から受け取ったキャニスターの中身を、カナリアの鳥かごの餌入れに垂らす。そして、あわててそれを片付け、1人の女性を部屋に招き入れる。マックは、その女性を見て驚愕。何と、元恋人のペイトンだったのだ! 彼女は男と親しいのだろうか? マックにとって、ペイトンの姿を見るのはロンドンで別れて以来。何はともあれ彼女は元気そうだ。
マックはすぐにペイトンの携帯電話に電話をかけるが、番号が変えられていたためつながらない。そんな矢先、男とペイトンは部屋を出て行く。そして、マックは例のカナリアが鼻から血を垂らして死んでいるのを双眼鏡越しに確認する。
マックはペイトンの新しい携帯電話の番号を調べ上げ、彼女が男の部屋に1人でいる時を見計らって電話をかける。ペイトンはマックが今のアパートに引っ越ししていたとは知らず、向かいのアパートで手を振る彼の姿を見てびっくり。すぐにマックの部屋にやって来る。彼女によると、今回は病理学会のチャリティー・パーティーに出席するためニューヨークにやって来たとのこと。向かいの部屋の男は、自分の元同僚の数学者、ケヴィン・スコット教授だと説明する。マックは、ケヴィンの怪しい行動をペイトンに教えるが、彼女はケヴィンが悪事に荷担するような人間だとは思えないと言って、彼のアパートに帰っていく。しかし、結局は好奇心には勝てず。ケヴィンのアパートを調べ、空の鳥かごの底に敷かれた紙を回収すると、コンパクトのパウダーを使ってキャニスターが入っていたケースの指紋を採取。そこにケヴィンが帰宅するが、ペイトンはうまく取り繕って彼のアパートを出る。
その後、ペイトンはマックと一緒にCSIのラボへ。ステラやリンジーなど懐かしい仲間に再会した彼女は、ケヴィンの知られざる一面について報告を受ける。実は、ケヴィンの経歴を洗ったところ、彼が水道水のフッ素添加や津波爆弾、ケムトレイルなど種々の陰謀論を信じて反米的な行動を取り、8カ月前に大学を解雇されていたことが分かったというのだ。マックは、レストランのトイレで死んでいた被害者もあのカナリアも、同じ毒で殺されたものと推測。リンジーとアダムはその推測を裏付けるため、スズメバチの特性を利用し、捨てられたカナリアの死骸を捜索する。そして、見つけ出されたカナリアの死骸をホークスが解剖した結果、脳組織にサリンの代謝物が含まれていたことが分かる。つまり、被害者もカナリアもサリンによって殺されたのだ。被害者の手の湿疹のような跡も、サリンに触れたことによるヤケドと考えれば辻褄が合う。
やがて、被害者の身元が極秘扱いの細菌研究所で働いていたイヴァン・パルックと判明。彼の衣服や体が消毒剤で覆われていたのは、研究所のスタッフを細菌から守るために使われている消毒剤のせいだったと分かる。おそらく、イヴァンは研究所からサリンを持ち出してケヴィンに渡したが、うっかりサリンに触れてしまい死んだに違いない。
ここまでくると、ケヴィンが何かを企てていることは確実。マックは、アパートの部屋で誰かに電話をかけているケヴィンの様子を携帯電話で撮影。ケヴィンはマックの監視に気付いて逃走するが、彼のアパートに調べに入ったマックはベッドの下に図面を発見する。そして、マックの撮影動画の解析から、電話をかけた相手はイヴァンであることが判明。今夜何かを実行しようとしていることが分かってくる。おそらく、彼の行き先はあの図面の建物。リンジーたちは図面を分析し、それがエンリッチメント・コンサーバトリーであることを突き止める。ここでは今頃、ペイトンも出席しているチャリティー・パーティーが行われているはずだ。
さっそく、マック、ダニー、フラックらは現場に急行。マックはパーティー会場にいるペイトンを見つけ出し、屋外に誘導する。一方、ケヴィンは警備員を襲ってその制服に着替え、屋上の空調設備にサリンを投入しようとしていた。しかし、寸前のところでダニーとフラックによって取り押さえられる。
逮捕されたケヴィンは、細菌戦に対する備えがないことを政府に分からせるために過激な行動に出たのだと、犯行の動機を声明形式で自白する。
こうして事件は解決。ペイトンはマックの部屋で、一方的に別れを告げたことについて謝罪。マックにお見舞いの花を贈ったオーブリーとの関係を彼に尋ねる。マックは「彼女はただの友達」と説明。ペイトンはマックの首に手を回し頬にキスをする。そして2人は、向かいのアパートの様子をしばし観察するのだった。


【豆知識】
鏡を割ると7年間悪運が続く

“Breaking a mirror will bring seven years of bad luck.”という西洋の言い伝え。
ステラは、鏡を割ったトロイに対し、このことわざをぶつけた。

 

ジョー・ネイマス
主にNYジェッツで活躍した元プロフットボール選手。「ブロードウェイ・ジョー」の異名を取った名QB。
マックは彼のサイン入りフットボールを持っていることが判明。

 

水道水フッ化物添加
適切な量の水道水フッ化物添加は虫歯予防に効果的だということから、アメリカなどではフッ化物を添加された上水道を供されているケースがある。しかし、それを政府や産業界による陰謀だと唱える者もいる。
ケヴィンはこの陰謀論を支持していた。

 

津波爆弾
大津波を人工的に引き起こすことを目的にした爆弾。
1940年代にはニュージーランドで津波爆弾の実験(プロジェクトシール)が行われ、米国がこれに関心を示したとされている。また、インド洋大津波は、核爆弾によって人工的に起こされたという陰謀論もある。ケヴィンは、津波爆弾に関する陰謀論についても支持を表明していたようだ。

 

ケムトレイル
住民への健康被害を目的として、航空機が化学物質などを空中噴射することによって生じる飛行機雲のような航跡のこと。
これもまた陰謀論の1つとして有名であるが、ケヴィンはこれも支持していたらしい。

 

【決めゼリフ】
「家族を選んだことは理解できる。だけど君のやり方は理解できない。チャンスすらもくれなかった。…会いたかったよ」 by マック

一方的に別れを告げた理由を、「決心を変えたくなかった。あなたに会ってその目を見たら決心がぐらついてしまう」と語ったペイトン。そんな彼女に対するマックの一言。

 

【ゲスト出演者】
ケヴィン役は、「クィア・アズ・フォーク」のブライアン役や「デスパレートな妻たち」のジャクソン役でお馴染みのゲイル・ハロルド。
向かいのアパートで娘と彼氏の密会に腹を立てていた母親役は、「CSI:科学捜査班」に弁護士役で複数話出演しているパーマー・デイヴィス。

 

【鑑賞MEMO】
ヒッチコックの『裏窓』のオマージュ

今回のエピソードは、ヒッチコックの『裏窓』に敬意を表した筋立て。オープニングシーンですぐに気付いた方も多かったのでは?

 

それにしても、いくら自宅療養で時間がたっぷりあるとは言え、あのマックが向かいのアパートを覗き見するだなんて、何だか意外というか、ちょっとがっかりというか。しかも、向かいのアパートで起きている怪しい出来事にあのペイトンが加わるという偶然! いささか強引な感じも…。
とはいえ、マックの自宅アパートが公開された上に、元恋人のペイトンが再登場するなんて、マックファンにとっては嬉しい展開。しかも、一方的にマックに別れを告げたはずのペイトンが、マックに未練たっぷりなご様子で。マックもマックで、オーブリーといい感じだったはずなのに「彼女はただの友達」と片付けてしまうし。これでマックとペイトンが復縁ということはまさかないとは思うけれど、オーブリーとはこれっきりという可能性も…。うーん、気になる。

 

個人的には、ゲイル・ハロルドの使い方がもったいなかったな、という気も。欲を言わせてもらえば、もう少しケヴィンというキャラクターの個性を際立たせてほしかった。

 

さて、次回はいよいよシーズン・フィナーレ!

2011.6.11|CSI:ニューヨーク6、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

来週はいよいよシーズン・ファイナル!!。

ダニー&リンジーの身に危険が!!。

きっと来シーズンに持ち越しですな!!。

投稿: Kぴ | 2011.06.12 23時58分

まさに「裏窓」。
犯人を屋上に追い詰めるシーンは「めまい」、演奏が終わるシーンは「知りすぎていた男」かな。
犠牲になる可哀そうなカナリアは「鳥」??

投稿: atsushi027 | 2011.08.02 15時01分

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