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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月7日(土) #5「コーチM」

Lv10_05西ラスベガス大のアメフトチーム「マスタングス」のミラー・コーチが、勝利を収めた試合の翌日に殺害される。コーチは自宅のベッドで何者かに襲われたようだが、本人は頭部の深い傷に気付かず、血まみれのまま歯を磨いたり、コーヒーを淹れたり、シリアルを準備したり…。そして、いつものように新聞を取ろうと外に出た後、キャンパスポリスのブリストルの目の前で倒れ、息絶える。
現場には、知らせを受けたCSIが到着。さっそく現場検証を開始する。ラングストンとキャサリンはコーチの家の中を調査。寝室で、犯人のものと思われる血染めのスニーカーの靴跡を見つける。

またキャサリンは、表の制止線の外で学生たちを仕切るパル・アーノルドという男性に事情を聞く。彼は、マスタングスの後援会長。いかにコーチが選手たちを大事にしてきたかを力説する彼は、コーチと選手たちは家族同然で、みなコーチ宅の合い鍵の隠し場所を知っている仲だったことにも言及。残忍な殺害方法から怨恨の線が疑われる一方で、コーチの評判の良さが見えてくる。
ロビンスはコーチの検視を行い、死因は鋭器損傷および鈍器損傷に起因する失血死と断定。脳の新皮質に傷を負ったものの、本能や習慣を司る古皮質が無傷だったため、コーチは歯磨きや朝食という朝の習慣をこなせたのだと指摘する。
やがて、現場検証を続けていたキャサリンとラングストンは、コーチ宅の飾り棚から「コーチ・オブ・ザ・イヤー」のトロフィーと、アメフトのボールがなくなっていることに気付く。残ったトロフィーは動かされており、付着した指紋からキャンパスポリスのブリストルが捜査線上に浮上。しかしブリストルは、「ボールを盗んでオークションに出品しただけ。トロフィーも盗んでいないし、コーチのことも殺していない」と釈明する。

 

そんな中、ヘンダーソン湖から助手席側の窓ガラスが割られたBMWが引き揚げられ、サラとグレッグが現場に向かう。助手席には、シートベルトが外れず脱出できなかったと見られる、死後時間の経過した女性の水死体が。IDから、女性の身元はペイジ・ハマー19歳と判明。半年前、ベガス・レガシー・モーターズからこのBMWの盗難届が出されていたことも分かってくる。また、運転席側も助手席側もエアバッグが両方膨らんでいたことから、同乗者がいた可能性が高いことも明らかになる。
サラとグレッグは、ラボのガレージにBMWを運び込んで調査し、車内から1発を発砲した痕跡のある38口径の銃を発見する。さらに、検視によりペイジの死因は溺死と判明。主気管支から車の窓ガラスの破片が見つかり、助手席の窓が割られたのは車が湖に沈んだ後であることも明らかになる。

 

一方、コーチの傷口から取った型を見たニックは、盗まれた「コーチ・オブ・ザ・イヤー」のトロフィーが凶器と気付く。またホッジスの調べにより、現場にあった血染めのスニーカーは、ジュピター社の人気モデル「ギャラクシー・ワン」の昨年のもので、マスタングスのスポンサーであるジュピター社から選手たちに提供されたものだったことも判明する。血染めのスニーカーのサイズは12。同サイズの選手5人のうち4人はすでに卒業していることから、残るランニングバックのスター選手、カルヴィン・ルークに容疑の目が向けられる。
ホッジスは、学会に出席中で不在のアーチーに代わり、AVラボでカルヴィンとコーチのメールのやり取りを調査。カルヴィンには進級をやめてプロに進もうとしているという噂があったものの、4月のNFLのドラフト時期にコーチと何度もメールでやり取りした後、莫大な契約金を諦めチームに残ると決めていたことや、半年前、レイクサイド・ピザの店員であるアンドリュー・ヒメネスという青年が帰宅途中に射殺された事件の新聞記事を、コーチがカルヴィンへのメールに添付していたことなどを突き止める。
ラングストンとニックは西ラスベガス大の練習場に出向き、カルヴィンに事情を聞く。彼は、「ジュピター社のスニーカーは何カ月も前に捨てた」と供述。コーチがアンドリュー・ヒメネス射殺事件の記事を送ってきたことについては、「俺の考えを正そうとするコーチなりのやり方。おかげで人生のはかなさを痛感し、もし明日死ぬなら金のためにチームに背を向けるより、チームの優勝に貢献する人間でいたいと決断できた」と話す。

 

その後、BMWから発見された銃は、アンドリュー・ヒメネス射殺事件の凶器だったことが判明する。ということは、BMWのドライバーはアンドリュー? サラとグレッグは、アンドリューが運転席から脱出してペイジを助けようとしたものの、彼に見捨てられたと思ったペイジが、自力で脱出するために車内にあった銃で助手席側の窓ガラスに向けて発砲、その弾が運悪く助けに回ったアンドリューに当たったのではないかと仮説を立てる。そして、実証実験を行い、窓ガラスを突き破った弾にも殺傷能力があることを証明する。どうやら、ペイジがアンドリューを誤って撃ったのは間違いなさそうだ。

 

では、コーチとアンドリューの間には何か接点があったのだろうか? CSIは、ペイジを通してつながりがあった可能性を鑑み、彼女の素性を調査。ペイジが売春婦だったという事実をつかむ。けれども、真面目なコーチは売春婦とは無縁なタイプだ。
そんな矢先、コーチの愛車のBMWは、湖から引き揚げられたBMWへの盗難届を出していたベガス・レガシー・モーターズで購入されたものと判明。店のディーラーは、マスタングスの後援会長パル・アーノルドと分かり、ようやくアンドリューとコーチの接点が見えてくる。
ニックとブラスは、自宅でパーティーを開いていたパルを訪ね、盗まれたBMWが湖から見つかり、中で売春婦のペイジが死んでいたことを彼に報告。パルは、過去のパーティーにペイジを呼んだことを認め、彼女が車を盗んだと思っていたと供述する。そして、ペイジの相手をしたのはカルヴィンだと話す。

 

一方、アンドリューが死体で見つかった際に身に付けていなかった上着や靴が湖周辺で見つかる。靴底にはピザソースらしきものが付いたまま。サラは、アンドリューは水没した車に乗っていたのではなく、靴や上着を脱いで湖に助けに入ったのではないかと推測。ドライバーは別人と見る。

 

その後、ペイジの遺体に付着していた毛髪がカルヴィンのものと判明する。ニックは、ペイジと一緒にパルの車で湖に沈んだものの、彼女を見捨てて自分だけ脱出したのではないかと彼を追及。その件を知ったコーチにプロになるチャンスを潰されそうになったため、コーチのことも手に掛けたのではないかと彼に迫る。カルヴィンは、コーチのことは尊敬していたと主張した上で、パーティーの夜、パルの車にペイジといるところをコーチに見られ、彼を失望させたことを認める。けれども、自分を含めた選手たちはみなキャンパスに戻ったと弁明し、後日、アンドリュー・ヒメネス射殺事件の記事がメールで送られてきた件に関しては、パーティーでのだらしない行動をコーチが諭そうとしているのだと思ったと説明する。もし、カルヴィンの言っていることが事実なら、BMWのドライバーは一体?
実は、ドライバーはパルだった。湖に沈んだBMWから出た銃が、彼のものと判明したのだ。パルは、選手たちが帰った後でペイジを車で送り、その途中で湖に車ごと突っ込んだ。そして、自分だけ車から脱出し、通りがかりのアンドリューに助けを求めたが、湖に飛び込んだアンドリューの死体が水中から浮かび上がってくるのを見ると怖くなり、通報せずに自宅へ。ところが自宅には、選手たちに悪影響を与えているパルに抗議しようと待ち構えていたコーチの姿が。パルは、「チームを守りたいなら通報するな」とコーチに口止めをしたことなど、すべてを白状する。
では、やはりコーチを殺したのもパルだったのか? 意外にも、コーチを殺したのはカルヴィンだった。コーチ殺害の犯人は大学関係者だとにらんだラングストンは、ホッジスとウェンディの手を借りて西ラスベガス大で収集されたゴミを徹底的に捜索。その結果、カルヴィンの血染めの指紋が付着した凶器のトロフィーと、血痕で汚れた「ギャラクシー・ワン」が見つかったのだ。カルヴィンは、「コーチは自分を無視し、試合でも使ってくれなかった。おかげでスカウトが離れ、将来が台無しになった」と、逆恨みでコーチを殺害したことを自供。ラングストンはそんなカルヴィンに、「秘密を背負わされたコーチは、自身を責めていた。君を見る度に自分が偽善者だと思い知らされるため、君を無視するしかなかった」と、コーチの心境を代弁して聞かせるのだった。


【豆知識】
キャンパスポリス

大学と契約し、警備にあたっている警官チーム。警備員ではなく、本物の警官であることがポイント。

 

【決めゼリフ】
「神にも敵はいる」 by キャサリン

神のように慕われていたミラー・コーチが殺害されたことについて、キャサリンが述べた一言。

 

【ゲスト出演者】
パル役は、「そりゃないぜ!? フレイジャー」のノーム・ガンダーソン役や、映画『ゾディアック』のアーサー・リー・アレン役などで知られるジョン・キャロル・リンチ。
カルヴィン役は、「デスパレートな妻たち」のオースティン役で知られるアシュリー・シンプソンの元彼、ジョシュ・ヘンダーソン。
コーチ役は、「ボストン・リーガル」のメルヴィン・パーマー役のクリストファー・リッチ。
ブリストル役は、「エバーウッド 遥かなるコロラド」のコリン・ハート役や、「デクスター ~警察官は殺人鬼」のフリーボ役で知られるマイク・アーウィン。
弁護士役は、同役でシーズン1から「CSI:科学捜査班」に地味に出演を続けているパーマー・デイヴィス。

 

【鑑賞MEMO】
ゾンビ!? オープニングの映像があまりにも強烈!!

血まみれのまま、歯を磨いたり、コーヒーを淹れたり、新聞を取りに外へ出たり。あまりにも強烈なコーチの朝の支度シーン。「これほど不気味なオープニングシーンが過去にあったか!?」と思うほど、怖さ抜群だった。
そして、今回もゲストスターが大活躍。のっけから何やら怪しいにおいをプンプンさせていた後援会長パル・アーノルドを演じたのは、バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチ。コーチを殺した犯人のカルヴィンを演じたのは、「デスパレートな妻たち」でイーディの甥オースティンを演じていたジョシュ・ヘンダーソン。個性の強いゲストと、意外な結末の組み合わせにより、今回のエピソードもなかなかの出来栄えに仕上がっていた。
欲を言うなら、最後のカルヴィンの取り調べシーンには、ぜひニックも同席させてほしかった! ラングストンを中心に据えようとする製作側の意図は理解できるけれど、先にカルヴィンの取り調べを行ったのはニックだったわけだし、きっと彼がいた方がシーンに深みが増したはず。

 
なお、今回はホッジスとウェンディの絡みもあり。現場に出る彼らの姿にも、ますます違和感がなくなってきた。ウェンディは、むしろ現場捜査官向き!?

2011.5. 7|CSI:10 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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