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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月23日(土) #16「悲劇の確率」

Ny6_16夜の路上。薬物の影響で激しく興奮した若者が、上半身裸かつ血まみれの状態で斧を振り回して拘束される。所持していたIDから、若者の身元はジェームズ・ロバーツと判明。マックとフラックは、彼が持っていたキーを手がかりにとあるホテルの部屋へ向かい、男性2人と女性2人の惨殺死体を発見する。女性2人の身元は不明、男性2人はジェームズの親友のマーク・ターナーとダニエル・ヴォーンだった。

被害者4人は、ホテルの廊下に設置された消防斧(ジェームズが持っていた斧)で殺されたことが判明。フラックは、ドラッグで我を失ったジェームズが凶行に及んだと見て彼を尋問するが、「ピエロに殺されそうになった。口に銃を突っ込まれた」とジェームズは弁明する。フラックは、部屋から見つかったのは本物の銃ではなくテキーラが入れられた水鉄砲だったことをジェームズに告げ、「ホテルで友達と21歳の誕生日を祝っていたことは免許証から分かっている。どんなドラッグをやった?」とさらに彼を追及。しかし、ジェームズは何もやっていないと主張し、「水に潜ってタツノオトシゴとヒトデと泳いだ」などと不可解な供述を繰り返す。
その後、ジェームズはチェルシー大学で物理学を専攻する秀才で、逮捕歴もない真面目な学生であることが明らかに。マックは、ジェームズの携帯電話に何度も電話してきていた彼のガールフレンドのサラを署に呼び出し、事情を聞く。サラは、「マークたちがジェームズの21歳の誕生日を祝うためにホテルに連れて行った」と説明し、ジェームズのような人間が薬物に手を出すなどあり得ないと訴える。また、ホテルの部屋に落ちていたピエロのマスクに付着した毛髪から、実はマークとダニエルがピエロに扮装していたことが判明。ジェームズの供述はあながち嘘ではないと分かってくる。
そして、指紋から被害女性2人の身元が割れる。ジャッキー・ライトとレイシー・ドゥシェーンだ。2人は揃って薬物所持の前科者だったが、彼女たちの薬物検査の結果は陰性。一方、ジェームズ、マーク、ダニエルの3人からはLSDが検出される。

 

ダニーとホークスは、現場の血痕の飛び散り方などを確認。壁に血しぶきが途切れた部分があることから、犯行時にそこに誰かが立っていた可能性が高いことに気付く。そんな中、ホテルの階段に落ちていたジェームズのシャツが見つかる。シャツには傷に触れて付いた血の跡が見られたが、飛び散った血の跡はなし。彼は、犯人でもなく、壁際に立っていた人物でもないと分かる。では、犯行時、ジェームズはどこに!?

 

アダムは現場の写真とDNAの分析結果を元に、被害者たちが殺害された順番を正確に導き出す。最初に殺されたのはジャッキー。続いてマーク、ダニエル、レイシー。さらに、血しぶきの付着状況から、犯行時にバスルームのドアが閉まっていたことも分かってくる。ステラとダニーはあらためてホテルの部屋へ。バスルームのシャワーカーテンの図柄がタツノオトシゴとヒトデだったことから、ステラはジェームズが殺戮の最中、バスルームでトリップしていたのだと気付く。ジェームズのジーンズにシャンプーが付着していたのは、彼がバスルームにいたからだったのだ。
マックは、ジェームズ本人に犯人ではないと証明されたことを告げ、どんな些細なことでもいいから夕べの出来事を思い出し、話してほしいと頼む。まだLSDの影響で集中力に欠け、時に興奮状態に陥るジェームズだったが、バスルームから出て友人たちの死体を発見したことだけは思い出す。

 

ステラは、ジェームズ、マーク、ダニエルの3人は友人同士だが、ジャッキーとレイシーとはこれまで付き合いがなかったことに着目。どの時点でジェームズたちがジャッキーたちと合流したのか、夕べの彼らの動きを整理する。まず、マークとダニエルが18:00にホテルにチェックイン。19:30頃ジェームズを連れてホテルに戻り、19:40にルームサービスを注文。20:00にホテルのATMで3人とも金を引き出したのを最後に、それ以降の足取りはつかめていなかった。しかし、携帯電話のカメラで撮られた1枚の写真が手がかりとなり、彼らが老人ホームでビンゴに参加し、賞金2万5千ドルを獲得していたことが判明する。

 

一方、ジェームズの脚には、何者かに噛まれたことを示す歯形が残されていたが、そのDNAが暴行罪と公務執行妨害の前科がある低身長のレスラー、カルヴィン・ムーアのものと一致。ダニーとフラックはプロレス会場に出向き、カルヴィンに事情を聞く。カルヴィンは、ジェームズをリングに上げてふくらはぎに噛みついたことを認めるが、マークたちから千ドルをもらって余興のためにやったことだと説明。その時、ジェームズたち3人にドラッグでハイになっている様子はなく、女性の連れもいなかったと供述する。

 

その後、マックはジェームズの記憶を引き出すべく、彼を外に連れ出す。途中、ジェームズが興奮して走り出し、マックがそんな彼を取り押さえるというアクシデントが発生するものの、ジェームズは「頭がない牛に乗った」ことをようやく思い出す。マックは、ロデオマシーンが置いてあるバーにジェームズたちが行ったものと推測。フラックが該当するバーで聞き込みを行った結果、ジェームズたち3人がジャッキーとレイシーと一緒に店に来ていたことが判明する。さらに、彼女たちが男性陣の酒にLSDを混ぜた可能性が高いことも分かってくる。

 

そんな中、マークの着衣の付着物などの証拠から、ジェームズたちはプロレス会場からバーまでタクシーを利用していたことが判明。タクシーの運転手に100ドルを払い、ダニエルがタクシーを運転、街灯への接触事故を起こしていたことや、途中でジャッキーとレイシーを偶然拾っていたことも明らかになる。
ステラとホークスはタクシーの防犯カメラの映像を分析。ジャッキーが銃らしきものをバッグに詰め込みながら、レイシーと一緒にとあるアパートから出てくる姿を確認する。そして、ダニーとフラックがそのビルに足を運び、頬に銃創を負ったルーファスという男に会う。彼は、ジャッキーとレイシーにドラッグを売らせていた麻薬ディーラー。夕べはトラブルの末、ジャッキーに撃たれたようだが、彼は多くを語らない。けれどもその後、凶器の斧に付着していたDNAがルーファスのものと一致。彼が4人を殺した犯人と分かる。ジャッキーたちは売人生活から抜けようとしてルーファスを撃って逃げたが、激怒したルーファスが2人の居場所を突き止めてジェームズたちのホテルの部屋に乗り込み、居合わせた全員を皆殺しにしたのだ。
ステラたちはルーファスのアパートに急行するが、すでにルーファスの姿はなし。その頃ルーファスは、記憶を取り戻した唯一の目撃者ジェームズのことも殺そうと、街角でマックと一緒にいる彼を狙っていた。けれども、異変を察知したマックが銃を手にしていたルーファスの手下に向けて発砲。応戦してきたルーファスと銃撃戦を繰り広げるが、やがてルーファスの弾が切れる。そして、ルーファスが友人たちを殺したことを完全に思い出したジェームズが、銃を拾い上げてルーファスに向ける。マックは「撃ったら後悔するぞ」とジェームズを説得。ジェームズは怒りをこらえて銃を下ろし、ルーファスは逮捕される。

 

こうして事件は解決。マックは、自分のせいで親友たちが犠牲になったと自分を責めるジェームズを慰める。そしてジェームズは、迎えに来た両親やサラと家に帰って行くのだった。


 
【豆知識】
レーザーマイクロダイセクション(Laser Captured Microdissection:LCM)

レーザー照射により顕微鏡下で組織切片の微少なターゲットを的確に切り取って採取し、特定の細胞から遺伝子解析を効率良く行う手法のこと。

 

ゴールデン・ガールズ
1985年~1992年まで放送された、アメリカNBCのドラマ。
ダニーは、老人ホームでのビンゴの様子が写された写真を見て、「『ゴールデン・ガールズ』の同窓会みたいだ」と言っていた。

 

ニールス・ボーア
デンマークの物理学者。量子論の育ての親として、前期量子論の展開を指導。量子力学の確立に大いに貢献した。アインシュタインと論争したことでも知られている。
マックは、ジェームズをリラックスさせようと、彼に自分の研究テーマを話すよう促し、その流れでニールス・ボーアの話をした。

 

【決めゼリフ】
「人生にはいろんなことがある。いいことも、悪いことも。何が起きるかは誰にも分からない。予測はできないんだ、アインシュタインでも」 by マック

自分のせいで親友が死ぬことになったと嘆くジェームズに対するマックのセリフ。「大丈夫だってフリはしないことだ」「愛してくれる人を頼れば大丈夫だ」という励ましの言葉も良かった。

 

【ゲスト出演者】
ルーファス役は、「スター・トレック エンタープライズ」のマルコム・リード役や「HEROES/ヒーローズ」のウィル役で知られるドミニク・キーティング。
サラ役は、映画『バタフライ・エフェクト3/最後の選択』でリズ・ブラウン役を演じたサラ・ハーベル。
カルヴィン役は、「CSI:科学捜査班」のシーズン8の#5「本当になったホラー映画」にもディッキーという低身長症の男優役でゲスト出演しているマーティン・クレバ。

 

【鑑賞MEMO】
マックと似たもの同士!?
「CSI:マイアミ」シーズン8の#
6「愛憎物語」を思い出させる今回のプロット。殺人、そして事情を思い出せない当事者…。どちらも、下敷きは口コミから大ヒットとなった『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』か!?

 

そして、今回ストーリーの中心となったのが、LSDの影響で記憶をなくしたジェームズ。科学オタクでパーティーとは無縁。マックが、そんな彼に自分との共通点を見出すところが面白かった。
なお、今回リンジーは登場せず。過去に友人たちが殺される現場を目撃するという、恐ろしい体験をしているリンジーだけに、今回の事件には関わらなくて正解だったかも。

2011.4.23|CSI:ニューヨーク6、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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