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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月2日(土) #24「皆殺しのメッセージ」

M8_24CSIのメンバーたちに、消印も差出人もない封筒が届く。中には、細切れの薄いプラスチックシートが。メンバーたちは、全員のプラスチックシートをジグソーパズルの要領で1枚の絵に並べ替える。浮かび上がったのは窓辺の女性とその頭部を狙ったライフルの照準。殺人予告だ。住所も記されていたことからCSIは現場に急行するが、ターゲットにされた主婦のジャニス・ポッターは、すでに何者かに射殺されていた。凶器は100メートル先からでも狙えるタイプの狩猟用ライフル。ジェシーとウォルターは外の茂みを捜索し、スタンドに据え付けられた凶器のライフルを見つける。どうやら犯人は、遠隔操作によって引き金を引いたようだ。

一方、ジャニスの財布からは、小切手が複数枚見つかる。どれも、デイド大学からのもので金額は120ドル。宛名はジャニスの旧姓、ジャニス・ガーバーとなっていたが、ジャニスの夫は事情を知らない様子だった。ホレイショは、この小切手の出所を調べることにし、いったん署に戻る。すると、そこにデルコが姿を現す。デルコは自分の居場所はCSIにあると気付いたと言って、チームへの復帰を望む。ホレイショは、当然ながらデルコの復帰を快諾。さっそく、小切手の調査を手伝ってくれるよう彼に頼む。
ホレイショとデルコはデイド大学へ。ジャニスに小切手を支払っていた大学院生、メリッサ・ウォールズに事情を聞く。彼女によると、ジャニスは人の道徳的基準を研究する実験の被験者だったとのこと。心理学の博士論文のためにデータを集めていた彼女は、ボランティアとして実験に参加してくれたジャニスに謝礼として小切手を渡していたのだという。「ジャニスらの協力により仮説が証明され、ランクの高い大学に移れることになった」とメリッサはホレイショらに話すが…。
カリーはライフルを調べるが、犯人の痕跡はなし。引き金を引くコマンドを送ったIPアドレスも突き止められない。そんな中、ジャニスの夫の元にさらなる犯行予告が届けられる。住所はポッター家のものだったが、宛名はCSI。先と同じく消印はなかったが、代わりに拡張現実のタグが付いていた。それをWEBカメラに映すと、プールの3Dグラフィックスが。回転して向きを変えたところデイド大学のベル・タワーが映し出されたことから、次なる殺害現場は同大学のプールと判明する。ウルフは現地へ急行。無線で情報を得たデルコも合流するが、残念ながら今回も間に合わず。プールでは男性が溺死していた。
今度の被害者は心理学教授のブルサッティ。彼の爪の間には青い繊維があり、プールカバーを閉じられたことにより溺死したことが明らかになる。また、そのプールカバーに燃える百合の紋章が描かれていたことが判明。CSIは、これをさらなる犯行予告と見る。
その後、ブルサッティの同僚のマドセン教授とスターリング教授が、犯人はおそらくメリッサだろうとホレイショらに告げる。実は、ブルサッティ、マドセン、スターリングの3教授はメリッサの博士論文を審査したメンバー。実験ボランティアのジャニスの告発により、メリッサが実験データを改ざんしていたことが分かったため、彼女を研究室から追い出し、恨みを買われているという。ホレイショはメリッサに電話をかけ、ブルサッティ殺害への関与について問うが、メリッサは「現段階では不正な捜査」と主張。証拠が出てから捜しに来るよう言い放つ。

デイド署は、マドセンとスターリングが次なるターゲットである可能性を鑑み、2人に警護を付けることに。メリッサの指導教官だったスターリングは「必要ない」と断るが、密かにトリップが彼の警護につく。ナタリアはマドセンの担当となり彼の自宅へ。シャワーを浴びたいというマドセンにそれを許可するが、その直後、ウォルターからの連絡で、殺人予告の百合の紋章はコロンのロゴだと知らされる。そんな矢先、バスルームからマドセンの悲鳴が。シャワーを浴び終わった彼が体にスプレーした、百合の紋章のロゴが付いたコロンが発火したのだ。ナタリアは迅速に対応し、おかげでマドセンは熱傷を負うものの命は助かる。
その後の調べで、コロンの中身には水に触れると発火するカリウムが含まれていたことが判明。前日、学部のパーティーでマドセン宅を訪れていたメリッサが、事前にすり替えていた可能性が出てくる。また、コロンのボトルの裏には次なる犯行予告が記されていたことも明らかに。それは、スターリングの論文の引用だった。
次のターゲットはスターリングである可能性が濃厚となったことから、ジェシーとトリップはその事情をスターリング本人に説明。最後にメリッサに会ったのはいつだったか彼に問う。スターリングによると、最後にメリッサに会ったのは昨日。研究室にやって来た彼女は、指導教官でありながら自分をかばってくれなかったスターリングに怒りをぶちまけたという。ジェシーらは、その際にメリッサが何かに触れた可能性があると見て、研究室内の荷物を押収して調べることにする。
一方、ホレイショらは、決定的な確証がないままメリッサを逮捕。その頃、ウォルターはプールカバーに描かれた紋章の乾き具合を検証し、それが描かれた時刻が午後1:30頃であることを割り出す。ところが、メリッサにはその時刻にアリバイが。こうなることを予測していたのか、メリッサはアリバイを証明する書類もすでに取り揃えていた。次の論文のテーマに掲げた「第一印象は誤認である」という仮説を証明するため、あえて容疑を晴らそうとせず成り行きにまかせていたのだ。結局、ホレイショらは彼女に振り回されただけで終わる。
とはいえ、やはりメリッサへの嫌疑が払拭できないCSI。カリーたちはスターリングの研修室からの押収物を調査。その中に含まれていた書類から、スターリングが終身教授の審査に落ちていたことを知る。審査委員はブルサッティとマドセン。さらに、スターリングの私物の中には、犯行予告の手紙に貼られていた切手と同種の切手シートが紛れていたことも明らかになる。切手には偽造防止用にシート毎に違う透かしが入れられていることから、ウルフがそれを犯行予告の切手と比較してみると見事一致。犯人はスターリングと分かる。おそらく彼は、メリッサの失態のせいで終身教授への道が絶たれたと逆恨みし、メリッサのデータ改ざんを告発したジャニスを皮切りに、次々と関係者を殺害していったのだろう。
ホレイショとトリップはデイド大学の講堂へ。講義を終えた彼をその場で逮捕し、「なぜ犯行予告を送った?」と聞く。しかし、スターリングは何も答えようとせず。ホレイショ宛の手紙を落として連行されていく。その手紙には「みんな倒れる」と書かれていた。
ちょうどその頃、CSIのラボでは全員が咳き込み…。外から戻ったデルコが目にしたのは、ラボ内の全員が床に倒れているという戦慄の光景だった…。


【豆知識】
リング・ア・リング・オー・ローゼズ(Ring-a-Ring-o' Roses)

マザーグース。子どもたちが手をつなぎ輪になって歌う遊び歌。日本で言う「かごめかごめ」のようなもの。

 

原語は以下の通り。

 

 Ring-a-Ring-o' Roses,
 A pocket full of posies,
 Atishoo! Atishoo!
 We all fall down.

 

日本語で直訳すると以下の通り。

 

 たくさんのバラの周りで輪になれ
 ポケットに一杯の花束
 ハクション ハクション!
 みんな倒れる

 

オープニングとエンディングで、ジャニスの娘ダリアが不気味に歌っていたこの歌、実は「ペストの歌」だという説が広く流布している。「バラ」はペストの際にできる赤い発疹、「花束」はペスト予防に効くと言われるハーブの束、「ハクション」は病気の末期症状、「みんな倒れる」は最後にはペストでみんな死ぬという意味だと言われている。

 

権威への服従に関するミルグラムの実験
ナチスドイツのユダヤ人虐殺責任者であったアイヒマンが、裁判で「自分は指示に従っただけ」と証言したことに関し、本当に従っただけなのかを検証するため、イェール大学のミルグラムが60年代に行った実験。
内容はメリッサが行った実験とほぼ同じで、被験者(電気ショックを与える側)が、実験者の指示に従い、どこまで電圧を上げていくか調べるというもの。
実際には電流は流しておらず、ショックを与えられる側は演技をしただけだったが、被験者は抵抗を示しながらも、6割が生命に危険を及ぼすレベルまで、実験者の指示に従って電圧を上げていったことが確認されている。
これにより、人は道徳的基準に反する場合であっても、特に脅迫されなくても権威に服従する傾向があると立証された。

 

DCスナイパー事件
2003年に起きた連続狙撃事件。犯人はワシントンD.C.近郊で13人もの一般人を狙撃し、そのうち10人を死に至らしめた。
捜査の際、「白いバンを見た」という目撃証言に警察が振り回された背景があり、メリッサは自分を容疑者と決めつけた警察のやり方を、この事件になぞらえた。

 

【決めゼリフ】
「よく戻った」 by ホレイショ

CSIへの復帰を決めたデルコに対するホレイショの一言。外に出てみて、ようやく自分の居場所を見つけたというデルコ。信頼できる仲間が戻ってきたことを喜ぶホレイショだったが、まさかこの後にあのような事件が起きるとは思いもよらず…。

 

【ゲスト出演者】
スターリング役は、「デスパレートな妻たち」のジョージ役のロジャー・バート。
マドセン役は、「NYPDブルー」のトニー・ロドリゲス警部役や「ジェリコ ~閉ざされた街~」のエドワード・ベック役などで知られるイーサイ・モラレス。

 

【鑑賞MEMO】
デイド署CSIがピンチ!

ジャニスの娘ダリアが歌う「リング・ア・リング・オー・ローゼズ」の不気味な調べに始まり、謎解きが多く仕込まれた今回の連続殺人事件。マイアミには珍しいタイプの事件だったが、復帰したデルコも捜査に加わり、見事犯人を逮捕! と、そこまでは良かったが、まさか最後にあのような展開が用意されていたとは。ラボにいた全員が床に突っ伏す様子を目の当たりにしたデルコも、それをスターリングの犯行予告によって知らされたホレイショも、それぞれ動揺。しかも、結末は次のシーズンに持ち越しときた! 今シーズンのフィナーレも、シーズン7に続いてクリフハンガーだ。

 

オープニングでは、ホレイショがジャニスの娘ダリアに手を差し伸べるという鉄板のシチュエーション(ホレイショの手とダリアの手のクローズアップが印象的!)が飛び出したり、ナタリアが警護についたマドセン教授と意気投合!?といったロマンスを想像させるワンシーンがあったりと、ちょっと口元が緩む場面も見られたけれど、最終的な展開は悪夢そのもの。とにかく、次シーズンの放送が待たれる!

2011.4. 2|CSI:マイアミ8、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

【シーズン9】…待ち遠しい…

投稿: ホレイショ好き! | 2011.04.13 15時47分

テレビ東京で見ていました。
お昼時の慌ただしい時間
見落としたり、疑問に思った点が確認でき
とても助かりました。

ただ…ああ…結果(犯人)知りたい気持との戦い

ありがとうございました。

投稿: デルコ好き | 2012.04.10 13時45分

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