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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月16日(土) #2「出口のない穴」

Lv10_02保管庫で2日間保管されていたジョセフ・ビゲローの検視に取りかかったロビンスと、それを見守るラングストン。2人は、Y字切開された彼の腹腔内を見て驚愕する。何と、小腸がリボンのように脾臓に結びつけられていたのだ! 死因は心筋梗塞による自然死。何者かがビゲローの死後にこれを施したようだが、不思議なことに遺体に切開の傷跡はなかった。ロビンスとラングストンは、臍から内視鏡または腹腔鏡を入れて施術し、手術用の接着剤で最後に穴を閉じたものと推測する。

そんな中、キャサリンがビゲローのことを思い出す。彼は、元ピアニストのホームレス。ストリップ通りを好み、15号線より西に行くことはなかったという。しかし、死体発見現場は15号線より西。キャサリンとラングストンは、ビゲローの腹の中をいじくりまわした謎の人物は、無作為に彼を選び、自分の家または職場の近くに運んだものと見る。
ラングストンは豚の死体で同様の施術に挑戦するが、そう簡単にはいかない。そんな折、いつもタキシードを着ていたビゲローが、死体発見時には蝶ネクタイをしておらず、ポケットの中にも蝶ネクタイが見当たらなかったことにラングストンは着目。謎の人物は、小腸を蝶ネクタイに見立てて結び、蝶ネクタイそのものを記念品として持ち去ったものとにらむ。そして、それが連続殺人犯の特徴であることから、次は生きた人間に施術をしようとするのではないかとラングストンは懸念。この謎の人物のことを、「ジキル博士」と名付ける。

 

一方、グリーンバレーの住宅街では、一晩に2件の殺人事件が起きる。1人目の被害者は、ナイフで喉を切られたライアン。自宅で若い女性のセクシーな映像を撮影し、会員に提供するウェブサイトを運営している人物だ。発見者は、出演者の1人であるマーニー。彼女によると、停電の中、ライアンを捜しにバスルームに行き、バスタブで刺殺されたライアンを発見したとのこと。仰天して逃げようとし、床の血だまりで足を滑らせて転倒。血まみれのまま外へ飛び出し、通りがかった車に助けを求めたのだという。そして、車から降りてマーニーを助けたのは、近所に住む町内の見回り隊長のハービーだった。ニックは、ライアンの家のブレーカーから指紋を採取。サラは、裏口のドアの破られた痕跡、犯人のものとおぼしき血染めの男物の靴跡を確認する。
署に戻ったニックは、ハービーから着用していたシャツを預かる。マーニーに抱きつかれたため、血が転移していたからだ。ハービーは、「不況で家を手放す住人が増え、抵当流れになった住宅を銀行が二束三文で売却している。そのせいで怪しげな人間が町内へ越して来て、近所付き合いもなくなった」と最近の町の様子を嘆き、覗き魔が出没している件にも言及する。
その後、ブレーカーに付着していた指紋はマーニーのものと判明。マーニーは、ブレーカーが落ちるたびに自分がブレーカーを上げていたと話し、夕べはブレーカーに触れずに急いで車で帰ったと説明する。何でも、覗き魔が出るので夜は怖いらしい。ハービーの供述と同じだ。生前のライアンの話によれば、その覗き魔はマリリン・マンソンのような容貌だというが…。
グレッグは、ライアンの家に設置されたウェブカメラの映像をチェック。ライアンの撮影室の覗き穴の奥に人間の目が映っているのを確認する。家の外に出て覗き穴を調べてみると、穴の回りにメイクの粉のような付着物が。また、地面にはダイヤモンド・スター・クリーナーズというクリーニング店の針金ハンガーが落ちており、覗き魔はこのハンガーを使って、外側から部屋の中のカーテンをめくっていたことも分かってくる。
ニックとサラは、この一角でダイヤモンド・スター・クリーナーズを利用している唯一の顧客、フェイス・メイソンの家を訪ね、息子のクレイグから事情を聞く。彼はマリリン・マンソンを思わせるメイクをしており、悪魔崇拝者なのか部屋の内装も不気味。血の付いたカミソリ、例のダイヤモンド・スター・クリーナーズのハンガーのほか、カラスの死骸やモンスターのマスク、ゴム製の腕など、妙なものもたくさん見つかる。そして、サラはハッと気が付く。クレイグは、かつての殺人犯ポール・ミランダー、別名ダグ・メイソン判事の息子だと(ミランダーは特殊効果パーツの作り手であり、自分の腕を型にしてゴム製の腕なども作っていた)。
取りあえず、クレイグは覗きの罪で逮捕。母のフェイスは署で事情聴取を受ける。彼女は、「ミランダーの息子だからという偏見を持たないでほしい。息子は潔白」と主張。クレイグが所持していたカミソリに付着した血液は、ライアンのものではないと分かる。また、クレイグ自身も犯行を否定。サラはクレイグの服を預かり、DNAサンプルを採取する。
そんな中、いまだ見つからない凶器の捜索のため警察犬を現場に出動させたCSI。ライアンの家から程近い家の前で、2人目の犠牲者を発見する。殺されたのは、麻薬の売人のキロ。ライアン同様、鋭い刃物で首を切られており、その切創から同一人物の犯行と思われる。部屋には札束がいくつも残されており、物取りが目的とは考えにくい。また、死亡推定時刻もライアンとほぼ同時だった。
調べは進み、覗き穴の回りに付着していたのはクレイグのメイクのドーランと一致するものの、クレイグの着衣からは被害者2人のDNAは出ず。彼が犯人であることを示す証拠は見つからない。今回の一連の事件について意見を求められたラングストンは、「クレイグが悪魔崇拝者でなく、グリッソムの敵だったミランダーの息子でもなかったら、彼を疑ったか?」と指摘。さらに、ゴム製の腕の指に着目する。当初、このゴム製の腕は、かつてミランダーが自分の腕を型に取って作ったものだと思われていたが、クレイグが所持していたゴム製の腕の指には、先天性形態異常が見て取れたのだ。ラングストンは自らクレイグを取り調べ、彼の手が先天性形態異常であることを確認。今回のゴム製の腕は、クレイグ自身が自分の腕を型に取って作ったものだと確信する。そして、自分の父親が朝鮮戦争に出兵して人を殺した揚げ句、戦後も他人に暴力をふるい続けたという話をしてクレイグの緊張をほどくと、彼にカッターナイフを持たせてダミーの人形の首を切らせる。結局、クレイグは指の先天性形態異常のためカッターナイフをまともに握ることもできず、殺人についてはシロと分かる。

 

その後、ハービーのシャツを調べていたニックは、マーニーに抱きつかれたことによる二次付着とは符合しない血痕を見つける。それは動脈からの飛沫血痕。犯行の確証だった。さっそくブラス、ニックらはハービーの自宅へ。ハービーは片手に銃、片手に娘の手を握り屋内から表に出てくる。家族と幸せに暮らすために収入のすべてをつぎ込んで家を買ったのに、ライアンやキロのような輩のために町内がすさんでいくのが許せなかったと語るハービー。「家を買ったのは家族のためだったはずなのに、なぜその家族を脅かす?」とニックに言われ、ようやく娘と妻を解放。自分は殺人容疑で逮捕されるのだった。

 

他方、ラングストンは自分の父親が朝鮮戦争でもらった勲章のピンに血痕が付いていることに気付き、綿棒でそれを採取する。またニックは、ラングストンがクレイグに自分の父親の暴力について話していたことを、取り調べの記録映像で知る。
さて、ラングストンが血痕を採取した意図は!?


【豆知識】
ディーン・マーティン

ジェリー・ルイスとのコメディ・チーム「底抜けコンビ」で知られるアメリカの俳優。
ビゲローは、彼の伴奏をしていたと生前話していたらしい。

マリリン・マンソン
言わずと知れた、ロックバンド「マリリン・マンソン」のヴォーカル。独特のメイクやコスチューム、過激なライブパフォーマンスが有名。

 

オジー・オズボーン
ヘヴィメタルミュージシャン。元ブラック・サバスのヴォーカル。悪魔路線を行く独特の歌声とキャラクターが人気。
一時期、ブラック・サバスにはまっていたというサラは、悪魔崇拝者がカラスの死骸を使って死臭を漂わせるという情報をオジー・オズボーンから得たと語っていた。

 

【決めゼリフ】
「お父さんのことで偏見を持たれたと感じたんならごめんなさい」 by サラ

自分の母親が父親を殺すという、辛い事件に巻き込まれた過去を持つサラ。クレイグへの態度に一種の同情というか、親近感のようなものが感じられたのは、そんな彼女の経験が背景にあったせいかも。判事のメイソンを父と敬いつつも、父が連れて行ってくれた倉庫のオーナーであるミランダーにも憧れていたというクレイグ。父親と憧れの人を同時に失った悲しみから、2人とのつながりを取り戻すためにマスクや腕を作っていたのかもと語っていたが、その心境を思うと胸が痛む…。

 

【ゲスト出演者】
ハービー役は、「ジャーニーマン ~時空を越えた赤い糸」のヒュー・スキルン役などで知られるブライアン・ホウ。「CSI:科学捜査班」のシーズン1にもゲスト出演している(#17「心の闇 多重人格」のウィンストン役)。
クレイグ役は、「デクスター ~警察官は殺人鬼」で若きデクスターを演じているデヴォン・グレイ。

 

【鑑賞MEMO】
ポール・ミランダーの息子が登場!

「CSI:科学捜査班」シーズン1の#1「非情の街 ラスベガス」を皮切りに、その後も#8「グリッソムへの挑戦者」、シーズン2の#13「第4の殺人 衝撃の結末」に登場し、番組初期にとりわけ強い印象を残した殺人犯ポール・ミランダー。今回、彼の息子クレイグが登場した。そして、助っ人としてCSIに戻ってきているサラが彼と対峙。過去のグリッソムも映像として登場し、古くからのCSI:ファンの心をくすぐった。

 

一方で、ミステリアスな展開も。蝶結びにされたビゲローの小腸。そして、自分の父親のピンに付着した血液を採取するラングストン。後者においては、ラングストンがクレイグに対し、自分の父親が暴力的だったと語ったことにも何か関係が? 血痕採取の意図はまだ分からないが、かなり興味深い展開だ。

 

ちょっと残念だったのは、ラングストンがあまりにも聡明に描かれ過ぎていた点。新人であるにも関わらず、クレイグを見る目にバイヤスがかかっていないかと冷静に指摘したり、ゴム製の腕の指の形にいち早く目を留めたりと、その洞察力でメンバーたちを圧倒。でも、本来ならグリッソムの元で経験を積んできたキャサリンやニックたちにも、ラングストンに匹敵する能力があるはず! 生え抜きメンバーたちの活躍も、もっと鮮やかに描いてほしいなと感じたのは私だけ?(ハービーを説得するニックは、なかなか良かったけれど)

 

そうそう、デヴィッドがライアンのウェブサイトの会員とは笑えた。彼もサラに気があった時代があったが、デヴィッドとサラ、この2人の組み合わせはないなあ、としみじみ。

2011.4.16|CSI:10 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

ポール・ミランダー←懐かしい名!! 彼の息子が出て来るなんて!!

投稿: 綾 | 2011.04.17 17時27分

「蝶ネクタイ」
この後どんな展開になるんだろ?
気になる!
ラングストン教授頑張れ~!

投稿: のりぃ | 2011.04.22 01時44分

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