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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月16日(土) #15「殺しのフォーミュラ」

Ny6_15フォーミュラカー・レース、ニューヨーク400の開幕に先立つエキシビション・ランで、ライバルのライザ・グレイとデッドヒートを繰り広げていたチーム・シエトロ所属のレース界のカリスマ、ダビ・サントスのマシンが突然爆発炎上。サントスは救急病院に搬送されるが、危篤状態となる。かねてより、サントスには脅迫状が送りつけられており、昨晩は彼の部屋のドアに「明日車に乗れば死ぬ」と書かれた紙が貼られていたことも判明。事故の状況から見ても、何者かがマシンに細工してサントスを殺そうとした可能性が高いことから、CSIは捜査に乗り出す。

マックは、チーム・オーナーのコナー・ウェルズに話を聞く。彼は、「脅迫状の送り主については調査中。爆発前のピットには不審な点はなかった」とマックに説明する。また、ステラはクルーチーフのドワイト・バーナードに事情を尋ねる。彼によると、アグレッシブなドライビングが持ち味のサントスには、公私ともに敵が多かったというが…。
そんな中、CSIは最大の証拠である大破したマシンのパーツを、現場ですべて回収。ラボのガレージに運んでマシンを組み立て直し、徹底的に調査することにする。

 

ホークスは、これまでサントスに送りつけられた脅迫状を分析し、ニューヨークの下院議員に送られた脅迫状の筆跡と一致することを突き止める。送り主は、ジョッシュ・ウィーバー。元政治学教授で、警官への暴行や議員への脅迫を繰り返していたほか、チーム・シエトロのスポンサー企業である醸造酒メーカー、シエトロ・スピリッツにも脅迫状を出していたことが判明。フラックは、彼を署に呼んで取り調べる。ウィーバーは脅迫状を書いたことについては認めるものの、事件への関与は否定。自分の弟一家が、サーキット帰りの飲酒運転の車に轢き殺されたことからシエトロ・スピリッツに個人的な恨みを抱き、同社およびチーム・シエトロに打撃を与えようとしていただけだと弁明する。

 

一方、ラボのガレージでは、リンジー、ダニー、アダムによってマシンの組み立てが進み、図面にそぐわない謎の黄色いワイヤーが見つかる。また、燃料パイプを緩めた工具の痕がナットに残っており、爆発の原因は燃料のガソリン漏れと判明。ただし、発火源は何なのか、誰が仕組んだのかについてはまだ分からない。
その後、エンジンと燃料パイプのつなぎ目の細工箇所に残されていた指紋から、チーム・シエトロのテスト・ドライバー、リース・ターンボールが捜査線上に浮上。マックはフラックとともに再びサーキットに出向き、彼を追及する。けれどもターンボールは、エキシビションの7時間前にマシンを点検した際に指紋が付いただけだと説明。「サントスに憧れてドライバーになった。真剣に役割を果たしている」と主張し、サントスが消えればチームの顔として後釜に座れると考えて犯行に及んだのではないかという、マックの推理を真っ向から否定する。

 

捜査を優先するためニューヨーク4000が延期となったことで、レーシング連盟が市を訴えると息巻く中、マックとフラックは引き続きサーキットのピットをチェック。トランスポーターの入り口がバールでこじ開けられており、そこに繊維が付着しているのを見つける。マックは、トランスポーター内にあった工具一式を押収。燃料パイプのナットを緩めた工具が含まれていないか調べることにする。
ホークスはマックがトランスポーターの入り口から採取した繊維を分析。サントスのライバルであるライザ・グレイのチーム特有のエンジンオイルが付着していたことが決め手となり、それがライザのスーツの繊維と分かる。2年前のモナコ戦で、サントスの幅寄せによって大ケガを負わされたライザ。その際、リベンジを公言しているだけに、彼女がサントスへの復讐を果たそうとした可能性は否定できない。
マックとフラックは、サーキットでグラビア撮影中のライザを訪ね、彼女のユニフォームの繊維が、サントスのチームのトランスポーターの入り口から見つかったことを告げる。ライザは、エキシビションの4時間前にトランスポーターに忍び込んでサントスのマシンのボンネットを開けたことを白状。ただし、「最近盛りを過ぎた感のあるサントスが、焦りからエンジンに規格外の改造を施しているかもしれないと思い、ボンネット内部を携帯のカメラで撮影しただけ」と弁明。マックは、彼女が写した写真を確認するため携帯を押収し、さらなる分析を進めることにする。

 

そんな中、サントスの意識が戻ったとの連絡が入り、ステラは病院に急行。ところが、容体が急変してサントスは帰らぬ人となってしまう。彼の妻のタニアは、いくら引退を勧めても聞き入れようとせず、ついに命を落とした夫に対する怒りにも似た無念の思いを露わにする。

 

リンジーは、サントスのマシンのスペックの資料とライザが撮った写真を付き合わせながら、その内容を検証。ライザの写真では燃料パイプに異常が見られなかったことから、マシンへの細工はライザがトランスポーターを出た後で行われたことが分かってくる。また、スペックの一覧にはないジェネレーターのようなパーツが組み込まれていたことも明らかに。リンジーはダニーとともに、この部品と謎の黄色いワイヤーとの関係を探ることにする。

 

検視により、サントスの満身創痍の実態も今さらながらに明らかになる。ERの常連だった彼の体は鎮痛剤漬け。どうやら、これが彼の走りに切れ味を失わせた原因だったらしい。また、腰にはレーシング・スーツ越しに連続的に炎にさらされたためにできた第2度の熱傷があったことも判明。マックは、その炎の出どころが発火源に違いないとにらむ。位置的にはコックピットの後ろ側辺り。ちょうど、例の怪しいジェネレーターが隠されていた位置だ。
やがて、リンジーの調べにより、ジェネレーターのようなパーツは現時点ではまだレーシング連盟に公認されていないVICエンジン(高速射出チャンバー)で、減速時に貯めたブレーキ運動のエネルギーを加速時に再利用するためのものと判明。犯人はこれに黄色いワイヤーを繋ぎ、サントスがハンドルのVICエンジンのボタンを押すと回線がショートするように仕組んでいたことが明らかになる。こうして、ショート、そして燃料パイプが緩められたことによるガソリン漏れという2つの条件が重なったために爆発が起きたことが分かり、犯人はマシンをよく知る者、つまりチーム・サントスの誰かだとマックは推測する。

 

ステラは、サントスのチームが宿泊しているホテルの防犯カメラの映像を入手。これにより、サントスの妻のタニアがクルーチーフのバーナードの部屋を訪ね、抱擁までしていたという驚くべき事実が発覚する。けれども2人は、取り調べで不倫関係を否定。自分たちはあくまで友人であり、サントスに盛りが過ぎたことを悟らせて引退に導くために、新型エンジンの回路をショートさせる画策をしただけだと釈明する。タニアだけでなく、バーナードもまた、サントスのレースへの異様な執着を危険視していたというわけだ。
では、燃料パイプを緩めたのは誰なのか? 押収された工具から検出された指紋がその答えを教えてくれた。チーム・オーナーのコナー・ウェルズだ。彼は、力が衰えても引退宣言を覆し、レーサーの座を新人に明け渡そうとしないサントスの頑固さがチーム存続の足かせだと判断。バーナードの細工のことを知り、これに乗じてマシンを爆発させるべく、燃料が漏れるよう細工をしたことを認める。そして、「実業家として、私は目の前の幸運を利用した」と開き直る。バーナードは、そんな彼に「裏切り者!」と罵声を浴びせるのだった。

 

事件解決後、かねてよりレース好きだったマックは、ライザの計らいによりマシンに乗れることに。ステラと一緒にサーキットに行くと、ヘルメットをかぶってマシンに乗り込む。そして、ライザの合図で颯爽とピットアウトするのだった。


【豆知識】
マリオ・アンドレッティ

アメリカ人のレーシングドライバー。1978年のF1ワールドチャンピオン。
マックは彼のサインを持っていると公言していた。

 

ソープ・ボックス・ダービー
子どもが楽しむ重力カーレース。アメリカでは70年以上の歴史を持つイベント。

 

【決めゼリフ】
「幸運だと? 人を殺すことがか?」 by マック

バーナードの細工に乗じて、燃料が漏れるように仕組んだウェルズ。「実業家として、私は目の前の幸運を利用した」と言ってのける彼に対するマックのセリフがこれ。
レース好きのマックとしては、チームに貢献してきたサントスを、我欲のために殺害したウェルズのことが許せなかったに違いない。

 

【ゲスト出演者】
ライザ役は、本物の女性レーシングドライバー、ダニカ・パトリック。彼女は2008年、インディカー・シリーズで女性レーシングドライバーによる初優勝を遂げている。
バーナード役は、映画『ホーム・アローン3』などで知られるケヴィン・キルナー。
ウィーバー役は、「デクスター ~警察官は殺人鬼」のエリオット役、「ヴェロニカ・マーズ」のトム・グリフィス役、「F.B.EYE!! 相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿」のボビー・マニング役などで知られるリック・ピータース。
タニア役は「メンタル:癒しのカルテ」のクロエ・アーティス役のマリサ・ラミレス。

 

【鑑賞MEMO】
マックがレーシングドライバーに!

実はレースファンだと発覚したマック。子どもの頃には、イリノイのソープ・ボックス・ダービーに出場して見事3位に入賞! その時の気分はスティーブ・マックイーンだったんだとか。
そんなマック、事件解決後に実際にマシンを走らせるというチャンスに恵まれた。それもこれも、サントスのライバルだった女性レーシングドライバー、ライザのおかげ。彼女を演じていたダニカ・パトリックは、先にも触れたように本物のレーシングドライバー。タイム・ワーナーが発行するアメリカで最も一般的なスポーツ週刊誌「スポーツ・イラストレイテッド」でグラビアを飾ったり、ジェイ・ZのPVに出演したりと、実際にレース以外でも活躍しているだけに、彼女のTVドラマ初出演はなかなか興味深かった。
なお、日系アメリカ人のレーシングドライバー、ロジャー安川も、今回のエピソードにエキストラ出演している。

 

なお、今回はストックカー・レース好きだというリンジーの活躍が目立ったが、前回お休みだったアダムも相変わらずいい味を出してくれた。プレステのレースゲームをしただけなのに、まるで実際のマシンを動かしたことがあるかのようにうんちくを傾けたり、「ボン!」というダニーの決めゼリフを奪ったり。

 

それにしても、ダニーのバッジ紛失問題、どうなっちゃったんだろう?

2011.4.16|CSI:ニューヨーク6、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

アメリカのドラマなのだからマリオアンドレッティはF1チャンピオンよりもインディシリーズの経歴を書くべきではないでしょうか。

投稿: 食う風鈴 | 2011.04.17 00時39分

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