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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 3月5日(土) #20「もう一人のカリー・デュケーン」

M8_20_3ドーソン家で家事が発生する。現場に駆け付けたカリーとウルフは、2階の窓越しに少年の姿を発見。カリーは消防隊を待たずに、果敢にも火の手が上がる家の中へ。2階に駆け上がり、ウルフの手を借りて何とか少年を助け出す。けれども、結局少年は死亡。カリーを助けに入ったモントーヤ巡査は、崩れる床に足を取られて転倒し、挟まれて動けなくなってしまう。そこに救急隊とホレイショが到着。カリーは何とか自力で脱出し、モントーヤ巡査はホレイショによって助け出される。以前にも肺疾患を患ったことがあるカリーは、そのまま救急車で病院へと搬送される。

亡くなった少年は、ドーソン家の孫のパトリック。手にヤケドの跡が見られたことから、CSIは彼の火遊びまたは放火が火事の原因とにらむ。けれども、そんな推測を否定する人物がいた。パトリック本人だ。彼はすでに死んでいるにもかかわらず、なぜか魂は地上にとどまったまま。この後パトリックの魂は、捜査の様子をやきもきしながら見守ることになる。
ホレイショとトリップは、パトリックの親代わりを務めていた祖父のヘンリーに話を聞く。ヘンリーは「家は改築中。パトリックが火をつけるはずがない」と主張するが…。
ローマンはパトリックの検視を行い、死因は煙を吸い込んだことによる窒息死と断定。手から薬品のにおいがするとウルフに告げる。ウルフは、さっそく薬品の正体を突き止めるべく分析を開始。そこにカリーが戻り、無茶をして心配をかけたとウルフに謝る。けれどもウルフは作業に夢中なのか、カリーの話をまったく聞いていない様子で…。
その後、パトリックの手に付いていたのはペンキ職人が使う溶剤で、促進剤にもなりうるテレビン油と判明。ウルフ、ジェシー、ウォルターの3人はドーソン家で発火地点を突き止め、そこにテレビン油の痕跡を確認する。やはり、火事はパトリックの放火によるものだろうか!? パトリックの魂は「冗談じゃない!」と憤慨するが、そんなことはみな知る由もなく…。
そんな中、ジェシーはスプリンクラーが設置されているのに火事の際になぜ作動しなかったのか疑問を抱く。また、ウォルターは壁に防火資材の痕跡がない点を指摘。ホレイショは、違法建築を行った業者を突き止めて担当者の男を尋問する。男は、コストを下げるために防火資材を入れずに手抜き工事をしていたことを認めるが、結局、放火とは無関係だった。
その後、カリーもあらためて現場を検証。壁にワックスペーパーが貼られているのを見つける。第2の発火地点だ。ただし、このような手の込んだことをパトリックがするとは思えない。カリーはこのことをホレイショの留守番電話に残すが、するとどこからか「ありがとう」の声が。それは、死んだはずのパトリックだった。カリーは死者の姿が見え、死者と話せることに驚き、激しく動揺。「自分の疑いを晴らしたい。信じてくれ」というパトリックを残して現場を後にする。
一方、ホレイショとトリップは、署でヘンリーの隣人ステファニーを取り調べていた。実は、ドーソン家の改築工事は8カ月も続いており、その騒音に我慢ならなくなったステファニーが、先月、ドーソン家の芝生に火をつけるという騒ぎを起こしていたからだ。「思い知らせてやりたかった。でも、今日の火事の原因は私じゃない」と主張するステファニー。彼女が何かを隠していると見たトリップは、ジェシー、ウォルターと現場へ。一同は、先にカリーが発見した第2の発火地点とワックスペーパーの燃えかすに気付き、ステファニーの関与を疑うが、壁に貼られたワックスペーパーはドーソン家のキッチンにあったものだと分かる。
トリップとジェシーは、自宅のワックスペーパーが促進剤として用いられたことについてヘンリーを追及。ヘンリーは「紙のボートを作るのに使っていた」と話し、自分は火事の間、買い物に行っていたのでよく分からないと説明する。そして、「パトリックは学校もさぼって家にいた。保険金欲しさに自分の祖父を殺害しようとしたのでは?」と問い詰められると、「そうなのか…」とうつむき、孫の犯行を認める態度を見せる。その横でパトリックの魂は、「おじいちゃんを喜ばせるため改築の手伝いをしていただけ。火は廊下から出た」と言い張っていたが、もちろんその声は誰にも聞こえない。
ジェシーとナタリアは病院へと向かう。理由はカリーの見舞いだ。実は、煙を吸って昏睡状態に陥ったカリーは、ICUで死の淵をさまよっていたのだ。自分は元気になって仕事に復帰したつもりでいたカリーは、パトリックと話をしていたのは自分の魂であり、仲間たちには自分の姿は見えておらず、声も聞こえていなかったのだと知ってショックを受ける。
ホレイショは、パトリックの放火ではないという見方を強め、ジェシーとウォルターに現場の再検証を指示。ウォルターは妙なすきま風が吹いているのに気付き、慌てて貼られたように見える壁板に目を付ける。この壁板をはがしてみると…、何と改築業者の死体が隠されていた。
死体の身元は配管工のラルフ・ジマーマンと判明。検視の結果、両膝から通電したことによる感電死と分かる。ラルフが作業していたドーソン家のキッチンには、むき出しの配線や水の跡が。配線からの電流が濡れた床に伝い、作業中のラルフを襲ったのは明白だが、本来ならその前にブレーカーが落ちるはず。疑問に思ったジェシーとウルフが分電盤を調べると、観光地の土産物で「キーウエスト」と刻印されたコインが細工に使われていたことが明らかに。最近キーウエストに旅行していたステファニーへの疑いが強まる。
ウルフとナタリアは、再びステファニーを尋問。ステファニーは、「昨日の朝、改築の騒音の苦情を言いにドーソン家に行ったが、ラルフが気付かずに無視したので仕返しをした」と犯行を自供する。ただし、自分がやったのは殺しだけで、放火については無関係とのこと。では、放火したのは誰なのか?
やがて、ドーソン家のスプリンクラーは、テストでは正常に動作していたことが明らかに。何者かがスプリンクラーに細工をした可能性が出てくる。さっそくウルフはスプリンクラーを調査。意外にも異変は見当たらなかったが、その頃、カリーの魂もスプリンクラーが怪しいとにらんでいた。そして、有力な手がかりに気付いたカリー。パトリックに「二酸化炭素が関係している」と告げるが、その瞬間、カリーの魂は倒れ込んでしまう。カリー本人が心停止に陥ったのだ。
結局、蘇生処置によりカリーは意識を取り戻した。肺をやられているためすぐに話すことはできないカリーだったが、二酸化炭素の化学記号や、数字やらをメモし、そばに付き添うデルコに渡す。デルコはそれをホレイショへ。メモを見たホレイショは、それが放火犯を突き止める手がかりであると察し、ジェシーとナタリアを従えて自らドーソン家に戻る。そして、メモの数字は距離を測ったものと見て、その数字を頼りにドーソン家のドアから外へ向かって庭をたどり、ある地点にたどり着く。その地点の地中には水道管が。掘ってみると、水道管の上には固体の二酸化炭素、つまりドライアイスをくるんだタオルが置かれており、犯人は水道管を凍らせることで火災時にスプリンクラーが働かないように細工していたことが明らかになる。タオルには茶色い染みが。ホレイショは、それが噛みタバコによるものだと瞬時に気付き、噛みタバコをたしなむヘンリーが犯人だと見抜く。
取り調べで、証拠を突きつけられたヘンリー。改築が長引き資金が底を突いたことから、保険金を騙し取ろうと放火したことを認める。すべては孫のパトリックに楽をさせてやりたいという思いからしたことだったが、皮肉にもそのせいでパトリックを死なせるはめに…。パトリックの魂は、事件の真相を知って言葉を失う。

 

程なくして、病院を出たカリーは、デルコと一緒に署のモルグへ。パトリックの魂と話した記憶は失っていたものの、なぜか彼を知っている気がするカリーは、パトリックの遺体に「どうか安らかに」と語りかけるのだった。


【決めゼリフ】
「いや分かったぞ、犯人が!」 by ホレイショ
ドライアイスをくるんだタオルに付着した染みを見て、瞬時に犯人がヘンリーだと見抜いたホレイショの一言。さすが洞察力が鋭い。そう言えば、カリーのメモの謎解きにも何ら手間取った様子がなかったし。でも、科学を信じるはずのホレイショが、カリーのメモの信憑性を疑わなかったのは不思議…。

 

【ゲスト出演者】
ヘンリー役は、「エバーウッド 遥かなるコロラド」のアーヴ・ハーパー役のジョン・ビーズリー。
パトリック役は、テレビ映画「M.C.ハマーストーリー」でのM.C.ハマー役(子ども時代)や映画『コーリング』で知られるロバート・ベイリー・Jr。

 

【鑑賞MEMO】
カリーが幽体離脱!?

シーズン7の#14「君のいない人生」で、煙を吸い込んで呼吸困難に陥ったことのあるカリー。今回も火事の現場に飛び込んだのはいいけれど、事態はとんでもない展開に。何と幽体離脱!? 白のパンツが大好きなナタリアのお株を奪う上下純白のスーツ姿でカリーが現場に現れた時には、「いくら何でも捜査に純白のスーツはないでしょ!」と思わず突っ込みを入れてしまったが、まさかカリー本人ではなく魂だったというオチが用意されていたなんて…。いきなり番組が「ゴースト ~天国からのささやき」とか「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」な展開になり、度胆を抜かれた。
「CSI:科学捜査班」シーズン7でも死者たちが話し始めるという異色のプロットがあったけれど(#3「霊安室の声」)、その時と今回とではかなり事情が違う。だって、幽体離脱中のカリーが見つけた手がかりが、事件解決の決め手になってしまうんだから。どうやら今回のエピソードは、科学の力で事件を解き明かしていくのが見ものであるCSI:シリーズの番組コンセプトを根底から揺るがす(!?)問題作と言えそうだ。
そう言えば、シーズン7の#14「君のいない人生」でカリーの病床に寄り添ったデルコ。あの時のデジャヴのように、今回もさり気なく番組に登場。ここにアレックスも登場してくれれば完璧だったか!?

2011.3. 5|CSI:マイアミ8、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

幽体離脱!?
カリー、ピンチになるとデルコ登場!!
孫が…浮かばれない…哀しいエピ。

投稿: ホレイショ好き! | 2011.03.08 22時09分

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