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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月26日(土) #8「カッコーの巣」

Ny6_08イーストリバーを行く船のパーティーで、ヘッジファンド会社を解雇されたボブという男が、会社の共同経営者の1人ケネスを射殺。もう1人のパートナー、トーマスのことも撃とうとするが、そこに59丁目ブリッジから男が落下し、死亡。このアクシデントにより、トーマスは撃たれずに済む。

現場に駆け付けたCSI。マックやステラが船上で調べを進める一方、ホークスは59丁目ブリッジを現場検証。被害者のものと思われる家族写真や十字架のペンダント、財布を見つける。財布に入っていた免許証から、落ちた男の身元はリチャード・カルドロンと判明。当初は自殺かと思われたが、先に胸を撃たれていたことがシドの検視により明らかになる。手首には拘束された跡が見られ、着衣には白っぽい繊維が付着。CSIは、自殺に見せかけた殺しと見て捜査を進めることにする。
犯人が被害者を59丁目ブリッジから投げ落としたのなら、凶器の銃も一緒に投げ捨てた可能性があることから、ホークスはイーストリバーに潜って捜索を行う。そして、川底に驚くべき証拠を発見する。コンパスだ! 針が東に固定されていることから見て、今回もコンパス・キラーの犯行であることは間違いない。おそらく、コンパス・キラーはカルドロンの衣服のポケットにコンパスを忍ばせておいたが、落下の際にこぼれ落ちてしまったのだろう。しかし、本当にコンパス・キラーの仕業なら、なぜ今回は首吊りスタイルではないのだろうか? なぜ悔恨のメッセージが書かれたメモが残されていないのだろうか? ステラたちが頭をひねらせているちょうどその時、59丁目ブリッジの上に当のコンパス・キラーが姿を現す。マックはすぐに捜索を手配。しかし、残念ながら取り逃がしてしまう。59丁目ブリッジの欄干には、「居眠りすべきじゃなかった。すまない」と書かれたメモが貼り付けられていた。
CSIは、コンパス・キラーによる3人の被害者、ダリオ・ゴンザレス、キャロル・ヒルクロフト、リチャード・カルドロンの共通項を調べるが見つからない。そんな中、カルドロンの衣服に付着していた繊維は、菌糸体と判明。また、カルドロンの薬物検査で高濃度のクロナゼパムが検出される。やはりコンパス・キラーは、カルドロンのこともほかの2人の被害者と同様、自殺に見せかけて殺すつもりだったようだ。けれども、覚醒したカルドロンに反撃されて仕方なく発砲。死体を投げ落とした際に悔恨のメッセージを残せず、後になって置きに来たに違いない。これまで、北、南、東で事件は発生していることから見て、次に事件が起こるとすればおそらくウェストサイド。CSIは、さらなる被害者が出る前に事件を解決しなければと決意を新たにする。
その後、例の菌糸体は、エコな断熱材グリーンスレートと判明。クレストリッジ精神科病院で、現在その断熱材の設置工事が行われていることが分かる。ステラとダニーはさっそく病院へ。スタッフの話から、コンパス・キラーの似顔絵にそっくりな男が統合失調症で入院していたが1カ月前に姿を消していたことが分かってくる。男の名前はホリス・エクハート。彼が出て行った当時のままの病室には、これまでの被害者たちやホリスの妻カリオペが描かれたスケッチ画が残されていた。ホリスがコンパス・キラーであることを確信したステラとダニーは、カリオペが2年前の乱射事件で射殺されたこと、それ以来ホリスが精神に異常を来したことを知る。
その後、1人目の被害者ダリオ・ゴンザレスの殺害で検出されたDNAがホリスのものと一致。ホリスがコンパス・キラーであることが科学的にも証明される。また、2年前の乱射事件が起きたのは、当時ホリスが部長を務めていた測量事務所で、カリオペが通報者だったことが判明。カリオペが事件に巻き込まれたのは、ホリスに誕生日プレゼントを渡すために事務所に立ち寄ったためで、撃たれた10人のうち自殺した射殺犯を含めた5人が死亡、ホリスは生き残りの1人だったことなども分かってくる。
そんな中、カルドロンの車が発見される。トランクの中には、カルドロンを拘束していたロープのカスが。後の分析で、ロープからはクイーンズの公共用水処理施設の再生水とディーゼル燃料の痕跡が出る。さらに、ホリスが入院時に履いていた靴の底の付着物は、床材の一種のテラゾーと判明。CSIはこれらの情報から、ディーゼル燃料で走る観光バスが集まる、クイーンズ区のフラッシング・メドーズで開かれている万博記念特別展に着目。現地に張り込んでホリスの姿を発見するが、またしても取り逃がしてしまう。

一方、フラックは飲んだくれているのか、連絡が取れず。心配したマックはダニーをフラックのアパートへ向かわせるが、そこにフラックの姿はなし。部屋の中は荒れており、未処理の請求書や酒瓶が散乱。彼の生活が荒れているのは明らかだった。マックは、フラックの上司であるサイス警部補に「フラックは休暇中」と嘘をつき、彼が無断欠勤扱いされないよう配慮すると同時に、ダニーに引き続きフラックを捜すよう指示する。
その頃、酔ったフラックは地下鉄で暴漢に襲われ、財布や銃を奪われそうになっていた。ところが、危機一髪のところでそんなフラックを助ける者が。以前、フラックの元で情報提供者をしていたテレンスだ。彼はフラックの銃を即座に拾い上げ、暴漢にナイフを捨てるよう命じ、無事フラックの財布も取り戻す。そして、テレンスはひとまず自分の自宅にフラックを連れ帰って休ませる。
そんな中、ステラがフラックの携帯電話の位置を突き止める。マックは自ら現地に急行し、テレンスの家にいるフラックと対峙する。フラックは「別に問題ない」と言い張るが、マックはそんなフラックを厳しく一喝。真剣なマックの様子に心を打たれたフラックは、ジェシカの死だけでなく、一線を越えてサイモン・ケイドを射殺したトラウマにも悩んでいる気持ちを打ち明ける。「それは君と神の問題だ。私は司祭じゃない。私が知りたいのは君を信頼できるかだ」とフラックに告げるマック。自分の態度を省みたフラックは、このままではいけないと奮起。ようやく気持ちの折り合いをつけ、前に進む姿勢を見せるのだった。


【豆知識】
カッコーの巣

精神科病院の蔑称。

 

ダニー・ボーイ
アイルランドの民謡「ロンドンデリーの歌」として知られるメロディーに、イングランドの弁護士フレデリック・ウェザリー歌詞を付けたもの。
マックは、行方が分からなくなったフラックを心配しながら「ギネスを飲みながらダニー・ボーイでも歌ってるのが見つかればいいんだが…」とステラに話していたが、それは、フラックが代々警官であるアイリッシュ系の家系の出だから。シーズン5#19「断絶」でフラックは、古アイルランド語であるゲール語での会話を披露している。
なお、フラックを演じるエディ・ケイヒルの父はアイルランド人(母はイタリア人)。

 

フラッシング・メドーズ-コロナ・パーク
ニューヨークメッツの本拠地、シェイ・ スタジアム近くのニューヨーク万国博覧会の跡地。ここには、ニューヨークのクイーンズ区の非公式シンボルとして知られているユニスフィアという巨大な球体のランドマークがある。
マックとフラックがホリスを見失った際、背景に登場していたのがこのユニスフィア。

 

【決めゼリフ】
「一線を越えた。それを背負って生きる。でも同じことは2度としない。今大事なのはあんたの信頼を取り戻すことだ」 by フラック

マックの支えで、ようやく踏ん切りをつけたフラックの一言。テレンスの家にいるフラックにつかみかかったマックの熱い一面も印象的だった。

 

【ゲスト出演者】
テレンス役は、過去にも同じ役で2度ゲスト出演しているR&B歌手のネリー。
カリオペ役は、「タイタンズ 欲望のラプソディ」でローリー役を演じたジョシー・デイヴィス。
サイス警部補役は、「アメリカン・ゴシック」のビリー・ピール医師役のジョン・メセ。
精神病院のスタッフ、デューク役は、「恋するブライアン」のスザンヌ役のマーガリート・モロー。

 

【鑑賞MEMO】
コンパス・キラーの正体が判明!
今シーズン、#3「コンパス・キラー」
に初登場した謎の犯人。今回その正体がようやく明らかになった。その名もホリス・エクハート。時々挟み込まれる彼とその妻カリオペとのやり取りは、すべてホリスの妄想だった…。過去の銃乱射事件で妻を失ったことで精神に異常を来したということだから、ホリスに同情の余地がないわけでもないが…。
結局、現段階ではホリスがなぜダリオ・ゴンザレス、キャロル・ヒルクロフト、リチャード・カルドロンの3人をターゲットに選んだのかは不明。また、彼はまだ殺人を計画している模様。マックたちは4人目の被害者を出さずに済むのか!? 今後の動向から目が離せない。

 

一方で、ダニーはすっかり杖なしで歩けるようになり、ステラも心底ホッとした様子。また、ホッとしたと言えばフラック。マックをはじめとする仲間たちの支えにより、ようやくジェシカの死とサイモン・ケイドへの私的制裁に対する良心の呵責という2つの問題に向き合えるようになったようで…。マックの「それは君と神の問題だ~」という一連のセリフには、実に考えさせられるものがあった。今回は、マック演じるゲーリー・シニーズとフラック演じるエディ・ケイヒルの演技にグッときた!

2011.2.26|CSI:ニューヨーク6、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

フラック、立ち直ってくれてよかった。テレンスGoodタイミング。
ダニーは、何故フラックの部屋のスペアキーを…

投稿: ダニーLOVE | 2011.03.01 23時22分

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