CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 1月22日(土) #14「風の証言」

M8_1415年前、妻サラと娘ケイトリンを刺殺した医師のジェイムズ・ブラッドストーンが、死刑執行の日を迎える。しかし、前夜に放送された報道番組を見た知事は、殺害を目撃したルイーズ・ルソーが、供述書の内容と異なる発言をしていたことから、そもそもの証言の信憑性に疑問を抱き、死刑執行を猶予。24時間以内に証言の正当性を証明できなければ判決を覆されるという状況の中、ホレイショたちが再捜査にあたる。当時、供述書を作成したのは、タルボット検事と聴取にあたった制服警官時代のジェシー。タルボット検事の元で鑑定人の初仕事を来週に控えたデルコも、CSIメンバーとともに証拠の再検証にあたる。

前夜の報道番組でのルソーの証言の齟齬は、ブラッドストーンの殺害を目撃した場所にあった。供述書では「リビングから見た」とされていたのに対し、前夜のインタビューでは「キッチンから見た」と話していたのだ。しかし、ルソーの家のキッチンから、殺害現場であるブラッドストーンの寝室との間には、視界をさえぎる木が。当時、ルソーもその点をタルボットに指摘されたというのだが…。
まずは、当時の証拠の整理から始めるCSI。物的証拠は、殺害現場とされる寝室に残されていた凶器のナイフ。それにはサラの血とブラッドストーンの指紋が付着していた。また、寝室の血だまりの場所は、ルソーの供述と位置的に符合。サラの遺体の両脇に残された血だまりの形状から、犯人はサラが死ぬのを立って見ていたらしいことも分かっている。さらに犯人は、そのあとケイトリンの部屋まで歩いて行き、ケイトリンを殺害したと見られ、サラの遺体のそばからバスルームまでは血染めの部分的な足跡が。また、ブラッドストーンは、「バスルームの窓を割って中に入った人物が、サラとケイトリンを殺害した」と主張していたが、窓は被害者の殺害後に内側から割られていたことが証明されていた。
ホレイショは、ブラッドストーンに会うため死刑囚監房へ。「黒いマスクの男が妻を刺しているのを見つけ、男からナイフを奪った」訴えるブラッドストーンは、真犯人を見つけるために捜査に協力したいと申し出る。ブラッドストーンの弁護士は、ブラッドストーンが病院から盗み出した薬を買っていた顧客の中に犯人がいる可能性を示唆。カリーは、ブラッドストーンの顧客のうち、当時のアリバイがなく殺害犯の特徴と一致するブラッドストーンの元同僚の医師、ニューハウスを尋問する。彼は鎮静剤に依存していたことを認めるものの、「15年前に嫌疑は晴れたはず」と主張。今回も事件への関与を否定する。
デルコはルソーの家に行き、殺害を目撃したのはリビングだったのかキッチンだったのか、あらためて本人に問う。「キッチンで見た。けれども、リビングから見たと証言した方が、ブラッドストーンを殺人容疑に問いやすくなるとタルボット検事に言われた」と説明するルソー。聴取をまかされたジェシーの人柄を信頼し、供述を変えることにしたのだと当時を振り返る。
その後、供述署の原本を調べ直すと、「キッチン」を「リビング」に書き換えた跡があることが判明。供述書の作成者であるジェシーは、「ルソーは目撃したと断言できても、なぜキッチンから見えたか説明できなかったため、タルボットのやり方に疑問を感じつつも供述書を書き直した」とデルコに釈明。「犯人はブラッドストーンに間違いない」と断言する。
ルソーが犯行を目撃した場所がキッチンと分かった以上、なぜ木で遮られて見えないはずのブラッドストーンの寝室が目視できたのか、その謎を解明するしかない。ホレイショは、事件のもう1人の目撃者である、ブラッドストーンの息子トッドに話を聞くことにする。トッドは当時7歳。彼も犯人に刺されたが、かろうじて命を取り留めた。彼は事件当夜、「電車の音と悲鳴が聞こえた」と供述していたが、そばに線路はないため子どもの想像として片付けられ、「男が母親にまたがって痛めつけているのを見た」という証言も無視されていた。しかし、ホレイショはこのトッドの証言に耳を傾け、トッドは母親がレイプされているところを見たのではないかと推測する。
トッドの証言を裏付けるべく、CSIはサラの着衣を調べ直すことに。そして、下着に微量の精液が付着しているのを見つける。DNA鑑定の結果、精液はニューハウスのものと判明。再び取り調べを受けることとなったニューハウスは、事件当日、ブラッドストーンの家にいたことや、サラと不倫関係にあったことを認めるものの、あくまでも殺人については否定。「犯人はブラッドストーン。下からサラの悲鳴が聞こえたので、バスルームの窓ガラスを割って外に出た」と弁明する。
ニューハウスの証言の真偽を確かめるべく、ナタリア、ウルフ、ウォルターの3人は、事件当時のまま残されているブラッドストーンの家へ。もう1度血痕を調べ直し、サラが死ぬ様子を立って見ていたのは、ブラッドストーンではなくニューハウスだったことを確認する。カリーとウルフは、あらためてニューハウスを追及。ニューハウスは、「サラと本気で愛し合っていた。その日もベッドを共にしていたが、そこに突然ブラッドストーンが帰宅。自分が身を潜めている間に、サラはブラッドストーンに刺されて瀕死の状態になった」と白状。保身のために彼女を見捨てて逃げたのは事実だが、殺人はしていないと主張する。
ジェシーとデルコは、犯人がニューハウスだったかどうか確認するためルソーの元へ。ニューハウスの顔写真を見せられたルソーは、「この男じゃない」と断言した直後に、轢き逃げされて死亡してしまう。デルコは急いで轢き逃げした車の捜索を手配。程なくして逮捕された轢き逃げ犯のフィリップ・ヘイルは、誰に頼まれてルソーを轢いたのか黙秘するが、彼がフォーティー・パームズというゴルフ場のキャディで、ニューハウスがそこの会員だったことが判明。ニューハウスへの嫌疑が強まる。ニューハウスは頑として犯行を否定するが…。
その後、フィリップが依頼主から報酬として受け取った金の延べ棒が、強盗犯のロバート・セイジにより15年前にオーランドの銀行から盗み出されたものであることが明らかに。さらに、ロバートは2週間前に釈放されており、ブラッドストーンと同じ房にいたことがあると判明。ルソーを殺させたのも、サラとケイトリンを殺したのもブラッドストーンと分かる。
再びブラッドストーンに会いに行くホレイショ。ブラッドストーンは、妻の浮気を知らなかったとしらばっくれ、犯行を証明できるはずはないとうそぶくが、ホレイショは「電車の音」というトッドの証言に着目。当時の天気を調べ、ハリケーンが到来していたことを知ると、現場に赴いて送風機を使った実証実験を開始。ハリケーンとビル風による強風で木が45度傾き、ルソーのキッチンからブラッドストーンの寝室が見えたことを突き止める。
こうして、死刑の猶予はなくなったブラッドストーン。やはり父親が犯人だったと知らされたトッドは死刑囚監房で父親と対峙し、「当然の報いだ」と吐き捨てる。

 

事件解決後。恋人同士の関係を続けるカリーとデルコは、この日もどちらかの家で会おうと話をする。また、ホレイショは軍に入隊して国外にいるカイルを気遣い、スカイプで会話をするのだった。


【決めゼリフ】
「今や最強のバイオニック・ウーマン」 by ウルフ

補聴器を付けて現場に復帰したナタリアに対するウルフの一言。
バイオニック・ウーマンとは「BIONIC WOMAN バイオニック・ウーマン」の主人公ジェイミーのことで、地上最強のサイボーグ・ヒロイン。「BIONIC WOMAN バイオニック・ウーマン」は、1970年代の「バイオニック・ジェミー」のリメイク。

 

【ゲスト出演者】
ブラッドストーン役は、青春映画の巨匠ジョン・ヒューズ監督の作品に出演してスターの座を得た「ブラット・パック」の1人、アンソニー・マイケル・ホール! ドラマでは、「デッド・ゾーン」の主演でも知られている。
フィリップ役は、「ER緊急救命室」や映画『ブロークバック・マウンテン』で知られるスコット・マイケル・キャンベル。

 

【鑑賞MEMO】
アンソニー・マイケル・ホールのゲスト出演が光る!

今回は、ロブ・ロウやデミ・ムーア、アンドリュー・マッカーシーら同様、ブラット・パックの1人として人気を集めたアンソニー・マイケル・ホールがゲスト出演! 15年前の事件の犯人として死刑執行の日を迎えるも、何とかして死刑を免れようと画策する、非情な殺人犯として登場し、エピソードに花を添えた。
15年前の再捜査ということで、当時、制服警官だったジェシーも登場。当時事件を担当していたのがタルボット検事というこうとで、彼の元で鑑定人として働くことになったデルコも捜査に加わるという隙のない設定で、再捜査の内容も大充実。特に、終盤での送風機を使った実証実験は迫力もある上に、結末がドラマチック。最後の最後まで、ブラッドストーンがクロなのかシロなのか分からないという展開も絶妙だった。
さらに、カリーとデルコが恋人関係を続けていることが判明したり(カリーがデルコの上にまたがるシーンは衝撃的!)、カイルが軍に入隊して国外にいることも明らかになったり、ナタリアは補聴器を付けて現場に出たりと、メンバーたちのプライベートに関するトピックも織り交ぜられ、全体として完成度の高い内容。かなり満足度の高いエピソードだったと言えるのでは?

2011.1.22|CSI:マイアミ8、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/50654240

この記事へのトラックバック一覧です: 1月22日(土) #14「風の証言」:

コメント

やはり…犯人は“彼”でしたね!!
カイルはどうしたのか!?と思っていたので、スッキリ。(軍入隊それもアフガンにいたなんて)

投稿: ホレイショ好き! | 2011.01.28 18時36分

コメントを書く