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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 12月4日(土) #8「クラッシュポイント」

M8_08SUVとベントレーの衝突事故が発生。ジョギング中のビクトル・エンパロが通報する。SUVに乗っていたのは、アンドリュー・バラードの妻カレンと、息子のグレッグ、娘のリリーの3人。事故の衝撃で片方の眼球を失ったカレンは即死状態。車から投げ出されたリリーは、道路脇の茂みで発見される。唯一、意識があったのはグレッグ。ビクトルにより後部座席から助け出された彼は、リリーに付き添って救急車に乗り込んで病院へと向かう。ベントレーの運転手の姿はなく、CSIは運転手が逃走したものと見て捜査を開始。程なくして、ベントレーが盗難車であることが確認される。

ウォルターは、ベントレーのハンドルをラボに持ち帰って指紋を調べようとするが、運転席のシートがかなり後ろに下げられていることに気付く。どうやら、運転手は身長190cm以上の長身のようだ。そしてジェシーは、通報者のビクトルが長身であることに着目。ベントレーを運転していたのではないかとビクトル本人に尋ねる。ビクトルは、「ゲーム会社を経営しているため、賠償金目当てで何かと理由を付け訴えられることが多く、通報者の振りをしていた」と白状し、自分が運転していたことを認める。ただし、突っ込んできたのはあくまでもSUVの方だと主張。ベントレーが盗難車であることについては、「車は妹の彼氏のもの。妹が揉めたので代わりに返しに行くところだった」と説明する。ジェシーは、車の重窃盗の容疑でひとまずビクトルを署に連行する。
その後、ビクトル逮捕の知らせを聞いた、彼の妹マルタがデイド署にやって来て、兄に会わせろとまくし立てる。ジェシーはマルタに話を聞き、確かに車はマルタの元恋人のものであることを確認するが、その矢先にビクトルが留置所で倒れて死亡。ローマンはビクトルを検視し、事故の衝撃による脳の瀰漫(びまん)性軸索損傷が死の引き金になったと断定する。

ビクトル死亡により、事故による死者は2名に。ウォルターとウルフは、事故現場を詳細に調べる。その結果、SUVは衝突地点のかなり手前でブレーキを踏んで蛇行し、ベントレーに突っ込んでいたことが明らかに。ビクトルには過失がなかったことが分かってくる。また、カレンの血液検査を行った結果、血中のアルコール濃度が法廷限度をはるかに超えていたことが判明する。カレンは、アルコール依存症だったのだろうか?

カリーは、リリーの病室に行き、カレンの夫のバラードに話を聞く。彼によると、カレンは飲酒運転するような人間ではないとのこと。事故には妻の過失以外の理由があるはずだと、バラードは主張する。
ベントンは、SUVの壊れたGPSを修理し、履歴のデータを抽出。事故の直前、カレンがバーに立ち寄っていたことを突き止める。カリーはホレイショの指示でバーへ。店員の話から、カレンが夫以外の男性と親密そうにしていていたこと、カレンが注文した酒は1杯だけで、そのほとんどを男性にあげていたこと、店に眼鏡を忘れていったことなどが分かってくる。
カレンが飲んだ酒が1杯足らずなら、血中のアルコール濃度が法廷限度を超えるはずはない。ホレイショは、血液サンプルが死後のものであったため、バクテリアの増殖により偽陽性が出たのではないかと推測。死後もバクテリアの影響を受けない眼球のガラス体をサンプルに、再検査する必要性が出てくる。しかし、カレンの片目はなくなっているし、残された片目は損傷がひどい。カリーは、現場に戻って脱出したカレンの眼球を捜索することに。道路脇の水たまりに落ちていた眼球を見つけてラボに持ち帰り、ローマンに再検査を依頼する。その結果、やはりカレンのアルコール濃度は法廷限度を超えていなかったことが判明。カレンの飲酒が事故の原因という説は否定される。

その後、SUVのブレーキペダルの靴跡が、カレンのものとは一致しないことが明らかに。再び病院にバラードを訪ねたカリーは、カレンがアルコール依存症ではないかと疑ったことを彼に謝罪した上で、グレッグとリリーの靴を調べさせてほしいと頼む。バラードは「グレッグは免停中、リリーはまだ14歳。2人が運転していたはずはない」と言い、繰り返し向けられる疑惑に激怒するが、後の調べで靴跡はグレッグのものと判明。ホレイショとトリップは、グレッグを署に呼んで尋問する。グレッグは「最後に運転したのは2週間前、スピード違反で切符を切られた時」と弁明。それを裏付けるかのように、グレッグのスニーカーの材質上、靴跡が2週間前に付いたものであることを否定できないことが分かり、捜査はまた振り出しに戻る。

こうなったら、誰が運転していたのか突き止めるには、車内に残された証拠に頼るしかない。カリー、ウルフ、ジェシー、ウォルターの4人は、カレン、グレッグ、リリーそれぞれの着衣の繊維と、車内のプラスチックの融合を徹底的に調査。ハンドルの下のステアリング・コラム下のパネルに挟まっていた繊維が決め手となり、運転していたのはリリーと判明する。昏睡状態から目覚めたリリーは、「母親は眼鏡を忘れ、グレッグは免停中のため、母親に頼まれて運転をした」とホレイショに説明。路上に現れたワニをよけようとしてハンドルを切ったが、その直後にハンドルが重くなって制御できなくなったと話す。
ハンドルが重くなったのはSUVの物理的な問題ではないかとにらんだホレイショは、ウルフとともに車のステアリング・システムを調査。パワーステアリング・フルードのチューブが切られていることを確認する。妻の浮気に気付いたバラードが、チューブに細工をしたのだろうか? 「奥さんに彼氏がいた」と告げ、取り調べでバラードを追及するホレイショ。しかし、バラードは浮気のことは知らなかったと言い張り、関与を否定する。
カリーたちは、バラードの工具類にチューブを切った痕跡がないか調べることに。すると、ラボのガレージ内にマリファナのにおいが漂い始める。出どころは、SUVのボンネットの下に隠されていたマリファナの包みだった。そう言えば、グレッグは免停になった時マリファナを所持していたはず…。あらためて取り調べを受けることになったグレッグは、「親に見つからないようにボンネットの下にナイフでマリファナの包みを押し込んで隠した」と白状。その時に彼が誤ってチューブを切ったのが事故の原因と分かる。自分のミスのせいで母親が死ぬことになったと知り、グレッグは大きなショックを受ける。
一方ジェシーは、車を持ち出したことでマルタが元恋人から訴えられないよう取り計らう。釈放されたマルタは、「車を返してきてと頼んだのがいけなかった」と自分を責めるが、今回の事故はいくつもの偶然の積み重なったことによって起きたこと。ジェシーは、「お兄さんは車から少年を救い出したヒーローだ」と言って、マルタを慰めるのだった。


【豆知識】
瀰漫(びまん)性軸索損傷

頭部に回転性の強い力が加わることによって生じた、軸索(脳の神経細胞の繊維)に断裂のこと。

虚血
流入血液量が極度に減少した状態の局所性貧血のこと。

アポトーシス
細胞の死の様式の一つで、一部の細胞が自殺的に脱落死する現象のこと。
ビクトルは、上記の瀰漫性軸索損傷、虚血、アポトーシスを経て死亡した。

クリプトナイト
スーパーマンの力を吸い取る鉱石で、スーパーマンの弱点。
ウォルターにとっては、眼球が“クリプトナイト”とのこと。

FTIR
赤外分光光度計。有機化合物の構造推定(定性)を行う分析装置のこと。

散光ライト
一定方向に影を生じないライト。
ウォルターたちはこれを車内の微物探しに利用した。

パワーステアリング・フルード
油圧式のパワーステアリングで、動作流体として使われている液体のこと。

 

【決めゼリフ】
「夜番から入ったばっかの新人が、今じゃ偉そうに指図する。世も末だね」 by ウルフ

面倒な仕事をウォルターに押しつけ、先輩ぶってきたウルフ。しかし今回は、知識が豊富なウォルターに散光ライトの有効性をレクチャーされる始末。そこで悔し紛れにこの一言。この分じゃ、ウルフがウォルターにやり込められる場面がどんどん増えていきそう。

 

【ゲスト出演者】
「SHARK ~カリスマ敏腕検察官」のアイザック・ライト役で知られるヘンリー・シモンズ。
ビクトル役は、NBAのロサンゼルス・レイカーズ所属のプロバスケットボール選手のパウ・ガソル。ウォルター以上に背が高く、実に身長213cm!
死亡したカレン役は、「レスキュー・ミー~NYの英雄たち」でナタリー役を演じていたシェリー・ソーム。「サンセット・ビーチ」ではジェシー役のエディ・シブリアンと共演。

 

【鑑賞MEMO】
がっちり、みっちり科学捜査

今回は、シンプルに1件の事故をみんなで協力して捜査。途中、「CSI:ニューヨーク」を思い出させる“眼球”も登場。これがウォルターの弱点と分かるなど、笑いを誘う場面も。ローマンは前に“バナナ”で死因説明をしていたけれど、今回はゼリーを使って脳の損傷を説明。分かりやすい説明がローマンのモットー?
そしてホレイショも、白衣を着て車を調査。みんなの連係プレーが光ったエピソードだっただけに、ナタリアの登場シーンがなかったのが少し残念。
事件の方は、偶然が重なって…ということだったけれど、そもそも14歳のリリーに運転させるってあり? アメリカは州によって運転免許を取得できる年齢が異なり、中には14歳で免許を取得できる州もあるようだけれど、今回のリリーの場合、どう見ても無免許じゃ…?

2010.12. 4|CSI:マイアミ8、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

ビクトルって、レイカーズのFWガソールだったんですネ。今年のファイナルで大活躍でしたが、まさかマイアミで役者としても大活躍(?)とは…!!
今回のエピは、マイアミらしくないけどCSIらしくて、とてもよかったです♪♪♪

投稿: さかさま | 2010.12.10 19時46分

ワニを避けきれず…マイアミではありがちだと思うが、意外やS8にして”初登場”の事故原因では?(記憶違いでしたらごめんなさい)

…今、マイアミヘラルドの天気予報見たら、予想気温が華氏36度になっていた。摂氏にすれば2度前後。「地球の歩き方」によれば、この時期の最低気温は摂氏15度前後位だそうだから、大変な事になってそうですが。

加藤ローサ嬢が「弾丸ツアー」でマイアミのセブンマイルブリッジをオープンカーでドライブ。気持ちよさそうでした。

BONES-5の松田聖子嬢、フラッシュフォワードの竹内結子嬢に続いてゲスト出演なるか?

投稿: 七色亭撫肩 | 2010.12.27 17時38分

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