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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 10月9日(土) #24「捜査官の十字架」

Lv9_024ハイウェー脇の砂漠で、男性の射殺体が発見される。その知らせは、病院のERで医師のボランティアをしている最中のラングストンの元にも。術衣を脱いだラングストンは、すぐさま現場へと向かう。
男性は首の後ろを中口径の銃で近射されており、付近には車のタイヤ痕のほか、被害者のものではないスニーカーとブーツの靴跡が。それらの様子から、車を運転していたのは被害者本人であること、車には被害者以外に少なくとも2人の人物が同乗しており、ブーツの人物は徒歩で、スニーカーの人物は出血しながら車で逃走したらしいと分かってくる。

その後、郊外のエルバでは、被害者の車が焼かれた状態で発見される。これにより、被害者の身元は、安ダイナーのパート従業員で、しばしば臨時の建設作業員もしていたヒューストン・ダブズと判明。ダイナーに出向いたブラスは、女主人のバービー・オーブリーや客たちの話から、ヒューストンにはいつも行動を共にしているブルーノ・カーティスという相棒がおり、彼もまた行方が分からなくなっていることを知る。
ヒューストンの車を調べていたライリーたちは、後部座席に血液反応を確認。伝説のカジノ、ハックス・クラブのチップが付いたキーホルダー、小型拳銃22LRの弾と、それを内蔵できるベルトのバックルなどを見つける。
その後、ベルトのバックルに付着した指紋から、カンザス・シティー在住のコレクターズアイテムのディーラー、ワイリー・シンドラーが捜査線上に浮上。ブラスとラングストンは、ラスベガスのホテルで開かれている見本市「カジノ・コレクターズアイテム」に参加中のシンドラーをつかまえ、被害者ヒューストンと相棒のブルーノの写真を見せる。するとシンドラーは、例のダイナーで2人に会ったと供述する。きっかけは、バービーが付けていたハックス・クラブのチップが付いたイヤリング。ハックス・クラブは28年前に閉鎖された今は無き伝説のクラブで、チップはクラブの閉鎖後にすべて廃棄処分されたために現存するものはごくわずか。そのため、新品ならオークションで1万ドルの高値が付くほど市場価値が高いのだ。「そのイヤリングはどこに行けば手に入るのか?」とバービーに尋ねたシンドラーは、後日ヒューストンとブルーノを紹介され、彼らからチップ200枚を1枚1ドルで購入するに至ったという。また、現場で見つかった自身の指紋付きのバックルについては、「取引の記念にオマケとして彼らに譲った」と説明。しかし、ブラスは彼をその場で逮捕し、彼のホテルの部屋からハックス・ホテルのチップ200枚弱と現金5万ドルを押収する。
それにしても、ヒューストンたちはどこでチップを手に入れたのだろうか? そして、ブルーノは今どこに? 建設や解体の臨時作業に出ていることが多かった彼なら、作業現場に隠れている可能性も大いに考えられる。ラングストンらがそんな考えをめぐらせているところに、ホッジスが冴えた発言をする。ヒューストンの車が発見されたエルバには、かつてハックス・クラブのチップを作っていたブルーバード・ボタン・カンパニー(かなり前に倒産した会社)の工場が廃墟と化して残っている、と。
ラングストンとライリーは、さっそくブルーバード・ボタン・カンパニーの工場へ。建物の中に踏み込み、ケガをした人物が使っていたと思われるマットレスを発見する。その瞬間、何者かが建物から外へ逃走。後を追ったラングストンは、地面に掘られた穴の中に隠れるブルーノを発見する。彼は銃を手にしていたが、ケガのせいで朦朧としている状態。医師としての使命感に突き動かされたラングストンは、危険を顧みず穴の中へ。ブルーノを救出し、救急車を手配する。また、穴の中からは、大量のハックス・クラブのチップが見つかる。
その後の捜査で、チップの廃棄の責任を負っていたブルーバード・ボタン・カンパニーは、粉砕の手間を省くためにほとんどのチップを砕かずに地中に埋めていたことが判明。一方、病院に運び込まれたブルーノは黙りを決め込むが、自分を助けるために穴に飛び込んできたラングストンには心を開き、事のいきさつを語り始める。ヒューストンと一緒に工場跡地の駐車場の取り壊し作業をしている最中、たまたま地中に埋められたチップを見つけたこと。それが、思いがけずシンドラーに高く売れたことに驚き、喜び勇んだ翌朝、ドラム缶に詰めておいた残りのチップがすべてなくなっていることに気付いたこと。そして、シンドラーがチップを盗んだと考え、彼をヒューストンの車に連れ込んで問いただそうとしたこと…。最終的には、シンドラーがベルトのバックルに隠していた小型拳銃でヒューストンを射殺。自分は脚を撃たれたのだとブルーノは言うが…。
やがて、ヒューストンを撃ち殺した凶器の銃は、ブルーノが持っていた38口径の銃と判明。付着していたのはブルーノの指紋だけで、ヒューストンの車の中からもシンドラーの指紋が一切出なかったことから、証拠不十分でシンドラーは釈放される。
そんな中、ハックス・クラブのチップが大量に存在することが世間に知れ渡り、チップの市場価値は暴落。ところが、賭博管理委員会のクレイトン・フェリス氏によって驚くべき事実が明らかになる。実は、ハックス・クラブの開業時に法律書類を作成した弁護士のミスで、チップの有効期限を閉鎖から120日間とする条項が漏れており、チップは今も額面価値通りに換金できる状態にあるというのだ。換金される前にチップを回収しないと大変なことになる。
再びシンドラーを追うCSI。しかし、彼はすでにホテルをチェックアウトしており、見本市の会場にも顔を出していない。バービーなら何か知っているのではないかとにらみ、彼女の自宅に向かったラングストンは、散乱するチップとともに横たわる彼女の射殺体を発見することとなる。
そんな矢先、マッカラン空港でシンドラーの身柄が拘束される。署に連行されたシンドラーは、賭博管理委員会の知り合いからチップが換金できるという事実を秘かに聞き及び、バービーが価値に気付く前にチップを買い取ったことを認めるが、バービー殺害については真っ向から否定する。
グレッグは、ネット・オークションでチップの売買の動きを監視。シンドラーの拘留中に、かなりの枚数のハックス・クラブのチップが売りに出されていたことを突き止める。シンドラーでなければ、誰がチップを売っていたのか? 調査の結果、見本市の会場で身元不明の男がチップを売っていたことが明らかに。そして、男が使ったクレジットカードの情報から、男の身元はバービーの夫でダイナーの従業員であるウォルター・エリスと分かる。もしや、バービーがヒューストンとブルーノからチップを盗み、そのチップを夫のウォルターが盗んだのだろうか? そして、バービーに見咎められたウォルターが彼女を殺したのだろうか?
その頃、バービーの家の捜索を続けていたラングストンは、ガレージに止められた2台の車の調査に取りかかる。1台の車の中には、大量のチップが。ラングストンは引き続き2台目の車を調べるが、トランクを開けようとした瞬間、中からウォルターが飛び出してきてラングストンに向けて発砲。「13年間、あのクソババア(バービー)に耐えた!俺はもう出て行く!」と叫び、再びラングストンに銃口を向ける。身の危険を感じたラングストンは、やむを得ず発砲。正当防衛とはいえ、初めて人をあやめてしまう。ラングストンはその衝撃に、ただ愕然とするしかないのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
ハンプトン・ハクスリー

ハックス・クラブのオーナー。雑誌「プレイボーイ」の発行者、ヒュー・ヘフナーをパロディにしたキャラで、シーズン8の#2「暗闇の快感」に殺人事件の被害者として登場している。

バクジー・シーゲル
アメリカのギャングで、ラスベガスの開発推進者。バグジーは通称で、本名はベンジャミン・シーゲル。彼がラナ・ターナー(アメリカのセクシー女優)のためにあつらえたという特製のバスルームのドアノブを、シンドラーは見本市の会場で売ろうとしていた。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「私はCSIメンバーだが、医師を辞めたわけじゃない」 by ラングストン

ブルーノが銃を手にしているにもかかわらず、自ら穴に飛び込んで彼を救出したラングストン。その行為をライリーに非難された直後の一言がこれ。すかさずライリーは「容疑者を患者扱いすれば、いつか自分や人の命を危険にさらすことになるわ」と反論していたが、彼女の意見にも一理あり。来シーズンもラングストンとライリーの衝突は続く!?
なお、冒頭、ラングストンがボランティアで医療行為をしているシーンが登場したが、それには「ラングストンはCSI捜査官でありながら医師でもある」ということを、視聴者にしっかりと認識させておくという狙いがあったのかも。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
ラングストンが犯人を射殺!

ついこの間までは、銃を持つことすら許されていなかったラングストン。試験にパスして銃を手にしたのはいいが、こんなに早く、こんな形でその銃を使うことになるとは、本人も思っていなかったに違いない。
今や、マイアミのホレイショは何人をあやめたか数え切れないほどだが、ラングストンにとっては初めての出来事。正当防衛とはいえ、人を殺してしまったという事実は、人道主義者のラングストンの心にことのほか重くのしかかっているはず。今回の経験が、今後のラングストンの行動にどんな影響を与えることになるのか気がかりだ。
また、エピソードの途中、ラングストンがグロリア・パークスなる差出人から受け取った小包。これが何だか謎めいている。箱の中には、古びたライターや「J・ラングストン伍長」と裏書きされた1950年代の写真(ラングストンの父親!?)、勲章などが。このシーンは、次シーズンの伏線か?
伏線と言えば、キャサリンが一律10%の経費削減をエクリーに指示されるという場面もあった。「CSI:ニューヨーク5」ではニューヨーク市の予算削減が社会問題としてストーリーにも反映されているが、次シーズンではベガスも不況の波の影響を受けることになるかもしれない。
そして、シーズン9も今回で終わり。ウォリックの死に始まり、グリッソムの辞職、ラングストンの加入と、まさに怒濤の展開だったシーズン9。すべて同じシーズンの中で起きたこととは思えないほど変化が激しかった。長年視聴者に愛されてきたウォリック、グリッソムの2人が立て続けに番組を去ってしまった衝撃は大きく、いまだ喪失感を抱いている視聴者も多いかと思うが、そんな中、ラングストンの健闘ぶりは評価したいもの。来シーズン以降、ますます魅力的で深みのある人物へとラングストンというキャラが成長していくことに期待したい。
そうそう、ニックは「第2のグリッソム」を目指して昆虫学セミナーへ。シーズンの最終話だというのに、彼の出番がほとんどなかったのは寂しかったが、その裏にはニックを演じるジョージ・イーズのヘルニアの問題があったかも(ジョージは昨年夏に椎間板ヘルニアを手術)。とにかく、今後ニックが昆虫学の知識を捜査に生かしてくれる機会が登場してくれると嬉しい。
知識と言えば、グレッグが往年のベガスに詳しいのは良く知られたことだが、ホッジスもその知識はなかなかのもの。最近では、SFを始めとする幅広い知識や発想で捜査に貢献することもしばしばのホッジス。来シーズンは、ウェンディとの関係の進展を応援したい。
とにもかくにも、「CSI:トリロジー」でシーズン10を先取りできるのが楽しみ! 最近は、クリフハンガーが多かっただけに、ドキドキせずに次シーズンを待てるのも、むしろ新鮮な感じがして良いかも。

シンドラー役は、「ジェリコ ~閉ざされた街~」のジョンストン・グリーン役や「デッドウッド ~銃とSEXとワイルドタウン」のジョージ・ハースト役で知られるジェラルド・マクレイニー。ブルーノ役は、「LOST」のジェイコブ役や「スーパーナチュラル」のルシファー役、「デクスター ~警察官は殺人鬼」のポール・ベネット役など、数多くの人気ドラマで活躍しているマーク・ペルグリノ。
バービー役は、「LOST」のリビー役のシンシア・ワトロス。
ウォルター役は「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」のシーズン5に、ケヴィン・フリン役で登場していたアンドリュー・ローゼンバーグ。
ナース役で、「CSI:科学捜査班」に2度目の登場となったシェリ・バーグは、「CSI:マイアミ」の女性警官ポーラ・ムロ(証拠保管係)役。

2010.10. 9|CSI:9 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

正当防衛とはいえ…犯人を射殺した教授…。
CSI捜査官としては、これからも有り得る事でしょう。
次シーズンでは、彼の過去に触れるエピが有るのでしょうか!?
ニックは、第2のグリッソムに…

投稿: 蘭 | 2010.10.23 20時30分

教授にすれば、ショックなのだようけど・・・

ホレーショや軍人あがりのマックなんか躊躇なく射殺するよ。
というか、本当にアメリカではCSI(鑑識さん)が捜査官やスワット(突入班)みたいな事するのかな?

投稿: ゆう | 2011.04.08 19時00分

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