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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 10月16日(土) #1「バック・トゥ・ザ・マイアミ1997」

M8_01ロシアン・マフィアと全面対決することとなったホレイショたち。カリーは、現場から走り去る車に向けて発砲するが、車の中に乗っていたのは何とデルコ! 愛する人を自らの手で撃ってしまったのか、とカリーは激しく動揺する。その後、一同はエバーグレーズの湿原に消えたデルコを必死で捜索し、頭を撃たれた瀕死のデルコを発見する。その場所は、奇しくもデルコがCSIに入るスカウトさせるきっかけとなった1997年の事件の現場だった…。

【1997年】
デルコの職業は車両回収業。ある日彼は、エバーグレーズに沈んだ車両を引き上げ、トランクに入れられた女性の射殺体を発見する。知らせを受けて現場に駆け付けたのは、デイド署の刑事ホレイショと相棒のサリー。被害者の死斑の様子から、死後にここに運ばれた可能性が高いと見抜くホレイショに、デルコは感心する。
その後、被害者の身元はエイミー・バワーズと判明。ホレイショとサリーは、夫スティーヴに会うためバワーズ家を訪ねる。スティーヴは、「エイミーが電話に出ないのが心配で自宅に戻った。月曜日からエイミーとは会っていない」と話す。しかし、サリーはスティーヴが犯人だと疑う。その理由は、部屋の中にあった凶器と同じ9ミリの銃弾入りの箱。部屋には漂白剤のにおいも漂っており、犯人が犯罪現場を掃除した可能性も否定できない。けれども、床に土の痕跡があるのにスティーヴの靴には土が付いていないことに気付いたホレイショは、犯人が別にいるという前提で証拠を探し始める。
エイミーの死体は、検視官のアレックスによって検死解剖される。死因は、後頭部の銃創。死亡推定時刻は午前5時から8時の間。防御創は見られない。死んだ後に犯されていたことも、後の調べで明らかになる。
そんな中、ホレイショの所属する特別捜査班に、カリーが異動してくる。パトロール警官だったこともあるというカリーは、州の研究施設を経てこの度マイアミへ。ホレイショの同僚で、この日を最後にLAに移ることになっているジェシー・カルドーザが彼女をラボに案内する。物置を改装して作られたラボの粗末さに唖然とするカリー。警部補のドーシーは、新しい部下としてホレイショに彼女を紹介し、「摘出した弾の成分と夫が保管していた弾の元素組成が一致した」と報告する。それを聞いていたカリーは、「分析結果の解釈に不備があるかもしれない」と意見。ドーシーは「司法省の研究結果よりも従来の分析結果を信じる」と突っぱねるが、ホレイショはカリーの知識に感服し、捜査への協力を頼む。
ホレイショは、バワーズ家のそばでのぞき魔が出没したという情報を、パトロール警官のトリップから得る。のぞき魔の正体は、バワーズ家にも雇われている庭師アーノルド・ホーリングス。彼に疑いの目を向けたホレイショは、サリーと一緒にホーリングスを取り調べる。すかさず、ホーリングスの靴に付いた泥に着目するホレイショ。しかし、スティーヴが出張と嘘をついて、実はバーのホステスとしけ込んでいたという事実をつかんだサリーは、すっかりスティーヴが犯人だと決めつけている様子。あっさりとホーリングスを帰してしまう。
そんな中、捜査に加わったカリーは、ホレイショと一緒に車両保管所までエイミーの車を引き取りに行き、初めてデルコに出会う。そして、ホレイショとともにエイミーの車を調べ、車はエバーグレーズに沈む前に何かに衝突し、その衝撃でエアバッグが開いたことを知る。エアバッグが開く仕組みは、基本的に銃と同じ。それなら、車を運転していた犯人にも、爆発物の痕跡が付いているかもしれない。さっそくホレイショとカリーの2人は、スティーヴとホーリングスの衣服を調べることに。その結果、ホーリングスの衣服には、爆発物の痕跡である亜硝酸が付着していたことが明らかになる。ホレイショは、これを証拠にホーリングスを起訴しようと考えるが、検事補のタルボットは「科学捜査が信憑性が薄い」と一蹴。サリーに同意し、スティーヴを起訴する方針を固める。
新たな証拠が必要だと考えたホレイショは、エイミーの車が何に衝突したのか調べることに。デルコに情報を求め、車の塗料が付着し、傷付いたガードレールにたどり着く。そのそばには、1組の靴跡が。デルコは洞察力を発揮して、「物を投げるような格好だ」と指摘する。ホレイショは、犯人がここで凶器を投げ捨てたのだろうと推測。凶器はとっくにフロリダ湾に流されただろうと諦めるが、水位が上がった場合に余分な水を排水する排水溝に目を付けたデルコは、見事にその中から凶器の銃を探し当てる。
一方、同僚のメーガンが別の事件にかかりきりで手が足りないという理由から、異動間際のジェシーも捜査に借り出される。彼は、ルミノールを手にバワーズ家に出向き、室内の血痕を調査。その結果、壁の高さ180cm付近には鈍器損傷と符合する中速飛沫血痕が、90cm付近には撃たれた時の出血と思われる高速飛沫血痕が、床には大きな血だまりの跡があることを確認。さらに、窓ガラスにも3カ所血痕が付着しているのを確認する。しかし、エイミーが殺害された時の状況を考えると、窓ガラスの血痕はエイミーのものとは思えない。では、これは誰の血液? 後にホレイショは、ジェシーを連れてもう1度現場へ。実証実験を行い、エアコンの気流に乗って血痕が遠くに飛んだのだと突き止める。これなら犯人も返り血を浴びているはずだ。
署に戻ったホレイショは、カリー、ジェシーとともに再びホーリングスを調べることに。くまなく彼の体を見ていくうち、鼻孔に入り込んだ血痕を見つける。この血痕がエイミーのものと証明できれば、ホーリングスを逮捕できる。しかし、当時のDNA検査には一定量のサンプルが必要。今回のサンプルでは量が少なすぎる。ホレイショは、友人であるFBIリード捜査官を訪ね、FBIの最先端技術でDNAを増幅してもらうことに。リード捜査官は、同僚のナタリアにPCR法でDNAサンプルを増幅させ、エイミーのDNAと照合。血液は間違いなくエイミーのものという鑑定結果が出て、ホーリングスは第一級殺人での起訴が決まる。
そして、一連の捜査でその活躍を認められたホレイショは、特別捜査班のチーフに昇格。組織の名称も、特別捜査班からCSIに変更となり、ラボの引っ越しも決まる。そしてジェシーは、「セント・ピートにティム・スピードルという優秀な警官がいる」とホレイショに言い残してマイアミを去っていく。
デルコは、ホレイショに会うためデイド署にやって来る。小遣い稼ぎに金属回収もしているデルコは、ホレイショが欲しがっていた偏光レンズのサングラスを見つけたため、それを届けに来たのだ。かねてからデルコの鋭い観察眼に警察官としての素質を見いだしていたホレイショは、サングラスの礼を述べた後、「警官になりたくないか?」と誘いの言葉をかける。最初は本気で取り合おうとしないデルコだったが、「警察学校を出て自分のところに来い。必ず待っている」と言うホレイショの真剣なまなざしに、自分の進むべき道を見つけるのだった。

【現在】
デルコはデイド病院に搬送され、勤務医として働くアレックスらがすぐさま治療にあたる。危険な状態ではあったが、デルコはオペを乗り越えて何とか持ちこたえるが、依然として意識不明の状態。病室でデルコの横に寄り添うホレイショは、「これまで大切な人を失ってきた。私にはもうお前しかいないんだ。だから今度もいつもの姿勢を貫いてほしい。戦うんだデルコ」と、涙ながらに励ましの言葉をかける。この言葉が届いたのか、デルコは仲間たちが見守る中、静かに目を覚ますのだった。


【豆知識】
グリース法

一酸化窒素(NO)およびNOの代謝物である亜硝酸イオンと硝酸イオンを測定するための手法。

ロカールの法則
異なる物体が接触する時、一方から他方へその接触した事実を示す何らかの痕跡が必ず残されるという原理。「ロカールの交換原理」とも呼ばれる。

【決めゼリフ】
「物事は変化してる。我々も変わるべきだ」 by ホレイショ

デイド署のCSI発足への第一歩となる一言!

【ゲスト出演者】
スティーヴ役は、「恋するブライアン」のジミー役のジェイソン・ジョージ。彼は「グレイズ・アナトミー6」にも#13以降に麻酔専門医のベン・ウォーレン役で複数話出演する予定。FBIのリード捜査官役は「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のモニーク・ジェフリーズ役や「ER緊急救命室」のコートニー・ブラウン役で知られるミシェル・ハード。
タルボット役は「ブラザーズ&シスターズ」のトラヴィス・マーチ役ほか、「トゥルーブラッド」のシーズン3にレギュラー出演しているデニス・オヘア。

【鑑賞MEMO】
デルコは無事! そして1997年当時のメンバーたちは…

またも銃弾を受けることになったデルコ。瀕死の状態で発見されたその場所は、ホレイショに「警官になれ」とスカウトさせるきっかけとなった1997年の事件の現場だった…。
デイド署のCSIの原形やデルコがCSIに入ったきっかけ、カリーとデルコの出会い、今シーズンからレギュラー入りするジェシー・カルドーザとホレイショとの関係など、これまで知り得なかった情報がもりだくさん! ホレイショのトレードマークのサングラスを最初に調達したのがデルコだったことや、今やデルコと職場恋愛しているカリーが、かつては仕事で接点がある人とはプライベートでは関わらないと断言していたことなど、へえ~と言いたくなる小ネタも多く、マイアミファンにはお楽しみの多いエピソードだった。はつらつとした若き日のカリーも妙にかわいくて…。
若きウルフはさすがにみんなと接点がなかったと見えて、過去のシーンには登場しなかったものの(現在のシーンではデルコのために献血を!)、CSIを去ったアレックス、FBI捜査官だったナタリア、パトロール警官時代のチョビ髭トリップもきっちり登場。シーズン1では主要メンバーだったメーガンや、シーズン3で殉職したスピードルも、セリフの中で登場するなど細かい配慮も。「でも、メーガンが元CSIチーフで、ホレイショはその後任だったはずでは!?」と突っ込みを入れたくなる矛盾もあったけれど、とにかく面白かったから良し!
ちなみに、メンバーたちの若返りの視覚効果は、第81回アカデミー賞で『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で視覚効果賞を受賞したアメリカのVFX会社「ローラVFX」のスーパーバイザー、ラリー・デトワイラーを迎えて実現させたものなのだとか。決して、セロテープでしわを引っ張っていたわけではありませんので。
それにしても、2度も頭を撃たれても死なないデルコの生命力、恐るべし! またデルコの回復を願ってホレイショが彼に語りかけるシーンでは、デヴィッド・カルーソの名演が光った。今後も、ホレイショの言葉通り、デルコが復帰に向けて戦い続けてくれるのを祈るばかり。
なお、次回よりマイアミ・デイド署CSIに加わることになるジェシーは、「サード・ウォッチ」の消防士ドーティ役や「Invasion -インベイジョン-」のラッセル・ヴァロン役などが印象的だったエディ・シブリアンが演じている。

2010.10.16|CSI:マイアミ8、エピソードガイド|コメント(8)トラックバック(0)

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コメント

VFXの技術ってすごい!7年って微妙な年月だと思うのですが、その分を若返らせる、それもさりげなくごく自然に・・ってかなり難しいんじゃないでしょうか。ドラマはもちろん見ごたえがありましたが、若返った出演者の顔やスタイルにも思わず見入ってしまいました。

投稿: mimi | 2010.10.17 08時35分

チーフ=“サングラス”は、デルコからのプレゼントだったんですね!!
チーフの涙…初めて見た。アレックスの出演は、嬉しいですね。

投稿: ホレイショ好き! | 2010.10.17 13時31分

デルコ生存よかった!
ところで主任の流れってもしかしたら
ホレイショ→メーガン→ホレイショ
なのかもしれないですね。

投稿: csi大好き | 2010.10.17 15時19分

さりげなく皆さん若返って、芸が細かいデス!!。ウフルもさりげなく通り過ぎるシーンがあっても良かったカナなんて思います。
最後のシーンでホレイショがデルコに『警察学校を出て、俺のとこへ来い!!』なんて
カッコ良すぎマス!!。
人生の目的を見失っていた感じのするデルコにホレイショは希望を与えてくれたんですね。デルコ…きっと猛勉強したんでしょうね。
ホレイショ…、ネクタイをはずすしましたが、ネクタイは“ホレイショ・ケイン”には窮屈なのネ。

投稿: Kぴ | 2010.10.17 19時35分

やっと新シーズンが…(;;)
待ちに待ってました。
だけど、よくネタが尽きないなぁ~と、シーズンが進むたびに思います。
製作のご苦労が忍ばれます。

投稿: Emi | 2010.10.18 07時52分

エアバッグについての講釈が97年らしい。私もこの年に初めてエアバック付のクルマを買ったことを思い出しました。会社では相当数、手書きの伝票でしたし…。「新しいコンピューターがきたら回すよ」の台詞もまさに97年!「コールドケース」のノウハウも盛り込まれてますね。

投稿: 七色亭撫肩 | 2010.10.18 22時15分

久々にスピードルの名前が出て嬉しかったです!

「スピードル?」って言った時のホレイショの微笑みが堪らなかった・・・♪

投稿: Miroewa | 2010.10.19 09時58分

デルコ、俺は本気で言っている。

投稿: マイアミルンバ | 2015.12.20 03時03分

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