CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 9月18日(土) #22「検視官の掟」

Lv9_0223週間で3件の死因不明の死体が出たことを不審に思ったロビンス。キャサリンに同行を頼み、6日前に亡くなった3人目の故人、ブレント・ケリーの母親ダーラを訪ねることにする。外は激しい雨。ロビンスより一足先にケリー家に足を踏み入れるキャサリンだったが、いきなりダーラに襲われて手にかみつかれてしまう。そして、必死に抵抗して銃を構えた瞬間、ダーラは突然倒れてそのまま死んでしまう。

キャサリンは手当のために病院へ。知らせを聞いて駆け付けたブラス、ラングストン、ニックらが現場で捜査を始める。ブラスは近所の人に聞き込みをするが、ダーラの評判は総じて良い。ブレントの死が、彼女を凶行に走らせたのだろうか? そんな中、亡くなったブレントの部屋からメタンフェタミン常用の痕跡が見つかり、母親のダーラもまた、怒りや妄想を生み出すこともあるメタンフェタミンを常用していたために凶暴化したのではないかという見方が出てくる。
その後、ダーラの処方薬が手がかりとなり、彼女がブレントの死後にインフルエンザのような症状を訴え、無料診療所のショー医師にかかっていたことが分かる。看護師スーザン・シフによると、ダーラは薬物中毒の息子から暴力を振るわれていたというが…。
ロビンスは、ダーラの検視を行うがやはり先に死んだ3人と同じく死因は不明。ウィルスや細菌などの検査もいずれも陰性と分かる。しかしながら、先の3人(ダーラの息子で22歳のブレント、元服役囚で33歳のリーランド・ジェイコブズ、同じく元服役囚で27歳のスコット・ベリンスキー)の間に、いずれもタトゥーやピアス、3Dアートインプラント等の身体改造をしているという共通点が見つかる。
3人が同じタトゥーショップの客と見たラングストンは、ニックとともに「ジャックのボディショップ」へ。経営者のジャックに会い、彼が無料診療所で働くショー医師と同一人物であり、3年前まではリノで検視官をしていたことを知る。そして、彼の話から、ブレントらの施術をしたのは、2週間前に店をクビになったカル・ヴァン・ゴーであることが判明。このショップが何らかの感染症の発生源である可能性は排除できないものの、ショー医師は顧客の身体を傷つける際、必ず抗生物質の注射を打って感染症予防対策を講じていたことも分かってくる。
ブラスとニックは、客の耳たぶを誤って切り落としたことから“ヴァン・ゴッホ”の異名をとるヴァン・ゴーの家を訪ねる。彼は、自宅で非合法にもタトゥーの商売をしており、ニックは彼の商売道具を押収。ショー医師から預かった道具とともに、病原菌の検査を行うが、結局、2人の道具から病原菌は見つからず…。
死因の答えに行き詰まったラングストンとロビンスは、ダーラが息子ブレントの蘇生を試みた3日後に、インフルエンザのような症状を発症、さらに3日後にキャサリンを襲って急死したという事実にあらためて着目。何らかの微生物が血液脳関門から脳に達したのではないかと見て、ダーラのほか、ブレントら3人の死亡者の脳の組織検査を行うことにする。その結果、4人の脳のサンプルにはいずれも狂犬病を示すネグリ正体が認められ、死因は狂犬病と判明。ヒトが狂犬病に感染することは稀で、通常の検査項目に含まれていなかったため、見落とされていたことが分かる。となると、ダーラにかまれたキャサリンも危ない。
狂犬病のワクチンは高価なためにラスベガスの病院に在庫はなし。かまれてから72時間以内にワクチンを接種しなければならないため、キャサリンはワクチンの在庫があるアトランタへ。そして、彼女が無事にワクチン接種を終えた頃、4人の被害者たちの狂犬病は、メキシコオヒキコウモリによるものと判明する。さらに、CDCに問い合わせた結果、3年前、リノで肝臓移植後に狂犬病で亡くなった患者がいたことが明らかに。ドナーを診た検視官が狂犬病に気付かなかったため、肝臓を移植された患者が狂犬病を発病したらしいと分かってくる。この件に関する訴訟は秘密裏に和解が成立していたが、もしや、狂犬病を見落とした検視官はショー医師!?
ブラスたちは、ショー医師からさらに事情を聞くべく、再び「ジャックのボディショップ」へ。すると、2日前に抗生物質を打たれたはずの店員エリックが突然倒れてしまう。後の調べで、エリックに抗生物質を打つのに使われた注射器から狂犬病のウィルスが検出されたことにより、ショー医師への疑いはますます強まるが、署に連行されたショー医師本人は事件への関与を否定。「ヴァン・ゴーにハメられた」と主張する。
そんな中、無料診療所の看護師シフが署にやって来て、何かの組織が入れられたビニール袋を置いていく。実は、シフはショー医師と付き合っており、ビニール袋はショー医師の家のゴミ箱から見つけたものだというのだ。早速、ビニール袋の中身の分析と、袋に付着した指紋の照合が進められることになる。
そんな中、ロビンスとラングストンはキャサリンの留守を守って主任代理を務めるニックには内緒でリノへ。地元の病院で例の肝臓移植の記録を調べ、患者の名前はサンドラ・ウィリアムスであることを突き止める。そして、さらに意外な事実を知ることになる。何と、サンドラの夫は「ジャックのボディショップ」の店員エリックで、母親は看護師のシフだったのだ!
その頃、シフが署に持ち込んだのは、狂犬病に感染したコウモリの唾液腺だったことが明らかに。結局、犯人はエリックとシフの2人と判明する。娘を失ったシフと妻を失ったエリック。2人は、ドナーの狂犬病を見抜けなかった検視官、ショー医師への復讐を計画。それぞれ、恋人、ショップの店員という形でショー医師に近付き、彼を陥れるべく3人の人間を死に至らしめたのだ。無事釈放されることとなったショー医師は、自分の無実を信じようとしてくれたラングストンに礼を言う。ラングストンは、どんなに優秀な医師でも完璧ではないことに理解を示し、彼の背中を見送る。そして、キャサリンがかまれたことで自分を責めていたロビンスは、オフィスに戻った彼女にわびの花束を贈るのだった。

一方、グレッグとライリーは、ジーンズと靴を脱がされた状態で血を流し、駐車中のトラックの下に置き去りにされていた女性について調べる。上半身の衣服は背中側がすりむけ、前のボタンは取れている。脇に置かれたジーズンには精液らしい付着物があり、レイプの疑いは否めない。また、倒れていた場所には乾いた血溜まりが。付近の血しぶきの状況から見て、倒れている彼女を何者かがトラックの下に蹴り入れた可能性が高いことも分かってくる。
グレッグとバルタンは、引きずられたような跡をたどった先にある、ロンダという女性の家に聞き込みに行く。そして、ロンダの証言から、被害女性はロンダのダイエットクラブの仲間のケイラ・ニュートンズで、同じダイエットクラブの仲間であるダイアナと一緒に、ビキニコンテストで優勝してハワイ旅行獲得を目指していたことが明らかになる。3人は、昨晩ロンダの家に集まり、体重を量ったりダイエット食を楽しんだりしていたとのこと。ケイラは夜10:00頃、1人で歩いて家に帰ったという。ロンダとダイアナは、ケイラに危害を加えそうな人物として、元彼のエルヴィス・ロドリゲスの名を挙げるが…。
病院に運び込まれたケイラは程なくして死亡。グレッグとバルタンは、エルヴィスを事情聴取する。彼の手には傷があり、バルタンはケイラを無理矢理レイプして殺そうとしたのではないかと追及。しかしエルヴィスは、あくまでも合意の上でセックスしただけだと主張する。
ケイラの検視は、初めて単独での検死解剖を任されたデヴィッドが行う。彼の導き出した結論は、首元にあった小さな傷からの失血死。貧血や過度のカフェイン摂取、ダイエットなどの要因が重なり、傷の大きさの割には出血が多量となり、死に至ったものと判断する。ロビンスは、そんなデヴィッドの見立てにお墨付きを与える。
その後、ホッジスの調べにより、ケイラの首の傷にはブタの骨のカケラが付着していたこが明らかに。また、ライリーは、ホッジスの体重がケイラとほぼ同じであることに目を付け、彼を実験に引っ張り出す。ケイラに見立てられ、ライリーとニックに引きずられるホッジス。その結果、ケイラは2人の女性の手で引きずられた可能性が高いことが判明。犯人は、ロンダとダイアナだったことが判明する。
事件の発端は、最近めっきり痩せてきたケイラを妨害しようとロンダが仕掛けた食事への細工。自分だけカロリーの高い食事をあてがわれたことにケイラが気付いてケンカになり、ロンダが投げたポークチョップがケイラの首に…。すっかりケイラが死んだと思い込んだ2人は、エルヴィスに罪をなすりつけるべくレイプ殺人の隠ぺい工作し、助かる見込みのあったケイラをトラックの下に放置した。それが事件の真相だったのだ。


【鑑賞MEMO:豆知識】
「The Beatles LOVE」

ロビンスが、ダーラ・ケリーの家に同行してくれるキャサリンにチケットをプレゼントすると話していたのがシルク・ド・ソレイユの公演。ミラージュで上演されている(キャサリンはすでに2度見たそう)。
ちなみに、シーズン7の#1「奈落の底へ[前編]」では、シルク・ド・ソレイユの「カー」の舞台裏の地下で死体が発見されるという事件も。

CDC
Centers for Disease Control and Preventionの略で、米国疾病対策センターのこと。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「死ぬよりはましだわ」 by キャサリン

ダーラにかまれた直後のキャサリンの一言。しかし、この時はまだダーラが狂犬病とは知らず…。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
検視官が主役のエピソード

エピソードタイトル「検視官の掟」でも分かるよう、今回は、検視官が主役。ロビンスは得意の歌を久々に披露。伝説的なブルース歌手、ロバート・ジョンソンの“Dead Shrimp Blues”を歌い、同じくブルース好きのラングストンと意気投合する。そもそも、ロビンスの好意でモルグのスペースを借りているラングストン。互いに医師の免許を持つ者同士、しかも互いにブルース好きとなれば、2人の気が合わないわけがない。
なお、ロビンスの歌を聞いて、シーズン7の#2「奈落の底へ[後編]」の一幕が思い出された。あの時は、ロビンスはグリッソムと一緒に歌っていたなあ、と。
一方、地味ながらも要所要所で強烈な個性をアピールしている副検視官デヴィッドは、ついに単独での検視解剖を任されることに。ついカリカリしてライリーにあたるものの、ライリーがそれをサラッとジョークでかわすところが面白かった。ともかく、デヴィッドのソロ・デビューは大成功。よかった、よかった!
また、元検視官のショーも容疑者として登場した。彼は、検視で肝臓移植ドナーの狂犬病を見抜けず、移植患者を死なせることに…。狂犬病は検査項目に該当しないため、見落とすのも無理はないが、その過去が彼をタトゥー稼業へと導いたのかも。演じていたのは、『クロコダイル・ダンディーin L.A.』のジェレ・バーンズ。
また、今回登場した「3Dアートインプラント」。「CSI:ニューヨーク」のシーズン5の#16「都会のハゲタカ」に角のようなボディピアスをした男を彷彿とさせるものが…。ちなみに、「3Dアートインプラント」の第一人者と言われる身体改造系術家のスティーヴ・ハワースの施術例を調べてみたら、驚きの連続! グロいものが苦手でなければ、スティーヴ・ハワースのHPを見てみてもいいかも。
そう言えば、キャサリンは以前も職務中に襲われたことが。シーズン3の#4「遺伝子への憎しみ」でのこと。この時は、まだ現場に潜んでいた犯人に襲われてしまったキャサリン。恐怖心を殺して事件の捜査に打ち込んだ、あの日の彼女の頑張りが思い出される。
看護師のシフ役は、「LA・ロー 帰ってきた七人の弁護士」のアビー・パーキンス役などで知られるミシェル・グリーン。
エピソードの原題「The Gone Dead Train」は、アメリカのブルース歌手キング・ソロモン・ヒルが1932年に録音した曲のタイトル。

2010.9.18|CSI:9 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/49483183

この記事へのトラックバック一覧です: 9月18日(土) #22「検視官の掟」:

コメント

ホッジスがライリーとニックに引きずられるシーンを見て、以前同じようにサラ・ウォリック・グリッソムと受付の女の子(うー名前が思い出せない!)で、再現していたのを思い出しました(;ω;)

デビッドの単独検死解剖、無事成功して良かった。
結構キャリアを積んでいるのに、未だに初々しい感じがするので、思わず母親のような気持ちになりました。

投稿: moody | 2010.09.21 17時51分

教授と先生がリノに向かう車内でのやりとりが凄く自然で良かった。
狂犬病は、聞いた事はあるけど実際にあーいう感じで亡くなるのとか怖くなった。

投稿: leo | 2010.09.24 23時50分

コメントを書く