CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 6月19日(土) #10「最後の授業[後編]」

Lv9_010連続殺人犯、ネイサン・ハスケルの供述通りの場所で、彼の最初の被害者、ジョエル・スタイナーの白骨死体が発見された。また、その近くには別の男性の死体が…。被害者の身元はジェフリー・マスターズ。死因は絞殺で、死後24時間未満。10カ所の刺し傷は、ハスケルの模倣犯による犯行であることを示していた。

ジェフリーは、昨晩妻のモリーンとクラブに出かけたが、現時点でモリーンの消息は不明。カップルを狙い、男性を絞殺、死体遺棄してから女性に拷問を加えて殺害するのがハスケルの手口であることから、ハスケルの模倣犯がモリーンを拉致している可能性は高い。「拉致した女性を3日間生かしておいた」と、レイモンド・ラングストン教授主催のセミナーでハスケル本人が語っていたことを考えると、モリーン救出までに残された時間は約48時間。セミナーを捜査に利用しようとしたはずが、逆に、ハスケルから模倣犯への殺人指令を可能にさせてしまった汚名を返上するには、モリーンを生きた状態で救い出すしかない。グリッソムは、犯人はセミナーの受講者の中にいるものと推測。副保安官に任命されたばかりのエクリーに相談の上、ラングストン教授を捜査の特別顧問に迎え入れる。
その後、ブラスは、セミナーの発案者であるダンを尋問する。しかし彼は、ハスケルに宛てる手紙の文面を下書きするのに参加しただけで、ハスケルと個人的な接触はないと主張する。
グリッソムたちは、セミナー会場となった教室で犯人の割り出しを試みることに。ハスケルと犯人が連絡を取り合っていたのなら、セミナー中にハスケルと犯人が視線を交わした可能性が高いと考えたのだ。セミナーの録画映像を再生し、ハスケルが犯人への指示とおぼしき発言をした際の、彼の視線の先を追うメンバーたち。その結果、トマス・ドノヴァーという生徒が容疑者に浮上する。
ブラスは警官たちを従えてトマスの自宅へ。しかし、トマスはキャンプに出かけていて不在。ブラスは妻のハリーを署に連行し、トマスの行き先を話すよう彼女を説得。けれども、ハリーはトマスから口止めされているらしく、夫の行き先を語ろうとはしない。
そんな中、キャサリン、ニック、グレッグ、ライリーの4人は、トマスの所在をつかむ手がかりを探すべく、彼の自宅を家宅捜索。クローゼットの中にスニーカーを見つけたグレッグは、それがトリヴァーとジャスティーンの殺害現場に残されていた例の靴跡と一致するのを確認する。やはり、トマスが犯人だ!
ラボのレイアウト室では、モリーンが拉致されている場所を特定すべく、グリッソムとラングストン教授が、ハスケルの被害者たちが拉致された場所や男性被害者たちの死体が遺棄された場所を地図に書き入れて検討する。死体が遺棄されたのはいずれもネバダ州で、どこかに向かうついでに遺棄したふしが見られる。グリッソムたちはミード湖が目的地ではないかと考えるが、ミード湖の総延長は885キロ。ピンポイントで場所を特定するのは至難の業だ。けれども、ホッジスの分析により、トマスの靴に付着していた苔はミード湖の北側にしか生息していない種と判明。これにより、対象範囲はミード湖の北側半分に絞り込まれる。
一方、トマスの自宅の捜索を続けていたニックは、箱に詰め込まれたたくさんのVHSテープを屋根裏で発見する。しかし、トマスの家にVHSのデッキはない。ニックは、トマスがトリヴァーからテープを奪ったのではないかと推測する。
また、キャサリンはマリファナと一緒に保管された「サルビア ディビノラム」という薬草が入った小瓶を発見する。「サルビア ディビノラム」には強力な幻覚作用を誘発する作用が。ヘンリーの調べでハスケルの被害者たちの毒物検査でも「サルビア ディビノラム」が検出されたことも分かり、ハスケルやトマスはこれを用いて被害者たちを無抵抗にさせていたことが明らかになる。
その後、小瓶にはガース・ハリスという売人の指紋が付着していたことが判明。ブラスはハリスを追跡し、警官らとともに逃走する彼を捕らえようとするが、ハリスは通りがかりの車にはねられて死亡。尿中のヘロイン濃度から、ジェフリーが殺され、モリーンが拉致された時刻には立てないほどハイになっていたことが分かり、彼が殺人を幇助した可能性は排除される。
ニックはトマスの自宅から押収したVHSテープのうち、ジョエルたちが拉致された頃と時期が一致するものを再生する。するとそこには、初対面のトマスとトリヴァーにパーティーに誘われるジョエルとティファニーの姿が…。さらにテープの後半には、山小屋風の家の中でティファニーがハスケルから拷問を受ける様子も録画されていた。おそらく、トマスがトリヴァーを殺したのは、このテープを奪うため。そして、テープに映っているこの家で、今まさにモリーンが拷問を受けているものと思われる。
テープから得られる情報から家の場所を特定するのは難しいと考えたラングストン教授は、直接ハスケルから場所を聞き出すしかないと判断。1人、イーリー刑務所にハスケルを訪ね、「ハスケルの家を特定してモリーンを救出した」とかまをかける。けれども、ハスケルに見透かされ、有力な情報を得るどころか、怒りと敗北感を胸に刑務所を後にする結果となる。
一方のグリッソムは、テープに映っていた月を手がかりに家の場所を特定できないか試みることに。地上の目印と当日の月の形状、撮影日である1997年6月14日の月の方位角表とを照らし合わせ、ついに家の所在地はブラック・メサだと割り出すのに成功する。
ブラスはスナイパー班、警官隊とともに、ブラック・メサに急行。モリーンを撃とうとするトマスをスナイパーが射殺し、ブラスは間一髪でモリーンを救出する。その後、家を調べに入ったグリッソムたちは、床下から被害女性8体の白骨死体を発見する。
事件解決後、西ラスベガス大学の教室には、ラングストン教授に声をかけるグリッソムの姿があった。ラングストン教授は、セミナーでトマスの正体を見抜けなかった自分を責め、同時にトマスに欺かれたことで教授職に限界を感じている様子。「事件の捜査に協力したことで吹っ切れた」とグリッソムに礼を述べる。グリッソムは、「人は嘘をつきます。我々は証拠しか信じない」と話した上で、CSIのラボに欠員があることをラングストン教授に告げ、CSIへの転職を提案。ラングストン教授も、まんざらでもないといった表情を見せる。
ラボに戻ったグリッソムは、オフィスで自分の荷物を整理する。今もグリッソムの辞職に納得がいかないホッジスは、「ホームズ(グリッソム)あってのワトソン(ホッジス)じゃないか」と抗議にやって来るが、グリッソムは「ワトソン自身も天才だった。今が去るべき潮時だ」と答え、ホッジスを納得させる。
そして、荷物の中にウォリックの葬儀の案内状に目を留めたグリッソムは、廊下に出て仲間たちの様子を見て回る。AVラボにはエクリーとアーチー。DNAラボにはウェンディとホッジス。毒物ラボにはヘンリー、マンディ、デヴィッド。弾道ラボにはグレッグ。レイアウト室にはロビンスとライリー。ガレージにはニック…。そして、最後にロビンスとキャサリンに目を向けたグリッソム。キャサリンは、微笑み混じりのウィンクでグリッソムを送り出すのだった。
場面は変わり、熱帯雨林。コンパスを頼りにジャングルを進んでいくグリッソム。その先には、カメラで猿を撮影しているサラの姿があった。気配に気付いて振り向いたサラ。2人は歩み寄って強く抱きしめ合い、熱いキスを交わす…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
アンセル・アダムス

カリフォルニア州ヨセミテ渓谷のモノクロ写真で有名なアメリカの写真家。「CSI:マイアミ」の第5シーズン#8「監禁の餌食」でも、彼の名前が引用されている。
今回は、天文学者がアンセル・アダムスの写真に写った月の影の付き具合や、周辺の景色と月との位置関係を手がかりにして、作品が撮影された正確な場所と、撮影時間を分単位で測定したという前例をグリッソムが応用。テープに映った月の情報と撮影日から撮影場所を割り出すことに成功した。
ちなみに、天文学者が測定に使ったアンセル・アダムスの写真は「Autumn Moon, the High Sierra」。

立待ち月
満月(十五夜)の2日後、陰暦17日(十七夜)の月のこと。特に、陰暦8月17日の月を指す場合もある。日没後、立って待つ間に出る月という意からきた呼び名。
今回、テープに映っている月が立待ち月だった。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「これは譲れない。その…、スポーツで言えば主任の引退試合だ。勝たせてあげたい」 by ニック

CSIを去ることが決まったグリッソムにとって、今回が最後の事件。グリッソムのためにも、何としてもモリーンが殺される前に事件を解決したいと闘志を燃やすニックの一言。ニックはこの後、疲れた体にむち打ってVHSテープの分析にあたった。
月を手がかりに現場を特定しようとするグリッソムとの会話の中に出てきた、「決して忘れません。主任に教わったこと…」というセリフにも感慨深いものが。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
さようなら、グリッソム(涙)

いよいよCSI主任としてのグリッソムも見納め。最後の最後まで“証拠”と向き合った彼は、法医昆虫学ならぬ“法医天文学”で、連続殺人犯のアジトの場所を突き止めた。そして、その裏には事件解決に向けて、努力を惜しまなかったメンバーたちの存在が…。捜査の合間にニックやグレッグと交わした会話や、終盤、メンバーたちの顔をグリッソムが1人1人見て回るシーンにはジーン…。葬儀の案内状というかたちだったが、ウォリックの存在にも触れられたのも良かった。最後、キャサリンがウィンクでグリッソムを送り出す時には、テレビの画面が霞んで見えて…。
グリッソムあってのCSIだっただけに、彼が番組を去ってしまうのは本当に残念だが、グリッソムファンにとってのせめてもの救いだったのがサラとの復縁。2人が再会したエンディングシーンにセリフはなかったが、表情の演技だけで2人の思いが痛いほど伝わってきた。
ちなみに、グリッソム演じるウィリアム・ピーターセンは、エグゼクティブ・プロデューサーとして番組に関わり続けるとのこと。今後もシリーズを通して、グリッソムの近況に触れるチャンスはありそうだ。いつかゲストとして番組に戻ってきてくれることにも期待したい。
一方、グリッソムにCSIへの転職を進められたラングストン教授。どうやら、彼はその提案に乗り気らしい。医師の資格を持ち、教授としての地位も築いてきた彼が、下っ端のレベル1の捜査官としてどのような仕事ぶりを見せてくれるのか。彼の人間性がどう掘り下げられていくのかにも注目していきたい。
トマス役のジミ・シンプソンは、「コールドケース」や「24 -TWENTY FOUR-」へのゲスト出演歴あり。彼の奥様は、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」のローズ役でおなじみのメラニー・リンスキー。
保安官のバーディック役は、『ショーシャンクの空に』や『ラッシュアワー』、「ソウ」シリーズなどへの出演で知られるマーク・ロルストン。ドラマでは、「ジェシカおばさんの事件簿」「プロファイラー犯罪心理分析官」「コールドケース」などにもゲスト出演。「CSI:マイアミ」には、FBI捜査官のグレン・コール役で複数話出演している。

2010.6.19|CSI:9 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(5)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/48661627

この記事へのトラックバック一覧です: 6月19日(土) #10「最後の授業[後編]」:

コメント

はぁ、主任いなくなっちゃいましたね…。
サラとの様子を見ると、喜ばしいのかなって思いますけど、淋しいです(゚ーÅ)ホロリ

投稿: マジョラム | 2010.06.21 18時45分

主任〜さようなら。。。
やはり、行き着く場所は………サラの元。末永くお幸せに!!

W・ピーターセンは、プロデューサーとして携わるわけだから…いつか…主任とサラは出て来るかな!?

投稿: アライバ | 2010.06.21 22時15分

主任あってのCSIだったのにぃ〜〜〜
ホッジスの気持ちがよくわかる。。。
もっと教授との絡みも観たかったのですが、残念。
また何かの機会に出てくれることを祈ってます!

投稿: ちろ号 | 2010.06.23 12時55分

主任、お疲れ様でした!
やっぱりねぇ~。結局、サラとは元に戻った…ってことかな~!また、CSIに2人して、戻ってくることを楽しみにしたいです!
海外ドラマを見ていると思うことだが、主役のあるいは、登場人物を演じている俳優の降板は良くあることで、より一層、キャリアを積むためや、役のイメージがつくことをイヤがり、降板する俳優もいるよう。あと、再契約をしなかったとか。やむを得ないことだけど、え~!の一言。
お願い!CSIから、これ以上、誰もやめないで~!さびしいです!(T_T)(^_^;)

投稿: マック娘 | 2010.06.25 21時43分

サラとグリッソムが幸せになってくれて、本当に良かった(o^-^o)
それにしてもこの二人、紆余曲折あり過ぎです(笑)
そのせいで、逆に引き込まれていってしまいました。
賛否両論あるカップルですが、私はやっぱり大好きです。

二人が去ってしまったのは本当に寂しいですが、これからは本来のクライムサスペンスとして、フィッシュバーンのCSIを楽しみにしています。


投稿: moody | 2010.06.27 00時52分

コメントを書く