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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月29日(土) #21「過去、現在、そして殺人」

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メディア王ダンブルックのオフィスの20階から、男が窓を突き破って転落死する。警察よりも先に息子に連絡をし、割れた窓から地上を見下ろすダンブルック。すると、驚いたことに一瞬のうちに男の死体が消えていた。
その後、知らせを受けたマック、フラックらもダンブルックのオフィスへ。男が落ちたと見られる地下鉄の排気口付近には血痕や脳の組織が残っていたことから、CSIはここで男が死んだのは間違いないと確認するが、いかんせん目撃者はダンブルックのみ。ダンブルックは「落ちた男は不法侵入者。殺されそうになったので抵抗した」と説明するが、その割にオフィスに押し入られた形跡はなく、最先端の生体認証システムを備えた出入り口の電子錠にはダンブルックの指紋しか付着していなかった。

ステラとホークスは、男の落下地点を調べ、何者かが死体を動かした痕跡を見つける。また、排気口に取り付けられたシロクマのゴミ袋アートに、血染めの手の跡が付着しているのも発見。ステラはゴミ袋をラボに持ち帰り、分析を進める。ダニーは、ダンブルックのオフィスで回収したカッターナイフに、彼のスーツの繊維が付着していたことを確認する。そこら中に売っているカッターナイフを凶器にした犯人の意図は? ダニーは、カッターナイフには別の用途があったのかもしれないと考える。
そんな中、フラックは令状を取って生体認証システムの記録を調査。事件の5分前に女性が入室していたことを突き止める。しかもその女性は…、記録によると7カ月前に殺されたフィクサーのアン・スティール!? なぜ、死んだ女性の入室記録が残っているのか、謎は深まる。
一方、海から男の死体が上がり、遺体の損傷具合から転落死した男と断定される。しかし、IDなどの所持品はなく、指紋も切り取られており身元は不明。どうやら、遺体を運び去った人物には、男の身元を特定されたくない理由があったらしい。
男の死体はラボに運ばれ、シドが検視を行う。その結果、胃にはイチゴのにおいがする未消化のキャンディのようなものが残っていたことが明らかに。分析の結果、犯人が電子錠を解錠するためにゼラチンで作成した、アン・スティールの指紋のコピーと判明する。ダニーが電子錠から指紋を採取した際にイチゴのにおいを嗅いだのは、犯人がこのゼラチン指紋を指にはめていたためだ。犯人は、解錠後にゼラチン指紋を飲み込んで証拠隠蔽を図ったと見られるが、では、どうやってアン・スティールの指紋を手に入れたのか?
マックはシンクレア局長に呼び出されて、彼のオフィスに向かう。そこには、ニューヨーク市に多額の寄付をした立場を利用して、マックを捜査担当から外すようシンクレア局長に食い下がるダンブルックの姿が。マックはすかさずアンとの関係を彼に問い、コンサルタントとして彼女を雇っていたことを認めさせる。おそらく、アンの死後もシステムから指紋データが削除されていなかったのだろうと言い残し、捜査のやり方に不満を漏らしながら席を立つダンブルック。シンクレア局長は、相手がダンブルックだけに慎重に動くようマックに指示する。
その直後、署を出たダンブルックはその場で記者会見を開くが、その最中に何者かがダンブルックに向けて発砲する。幸い弾はそれたが、当のダンブルックはまったく動じない様子。その落ち着き払った態度に、マックは違和感を覚える。
やがて、ゴミ袋に付着した手の跡から、死体を持ち去ったのはFBIのジョンソン捜査官と判明する。また、ホークスが死体から作成した復顔像を見たマックは、彼がFBIのウォルシュ捜査官であることに気付く。実は、マックは半年前、アンのフラッシュメモリーが証拠保管庫から盗み出された件で、ジョンソンとウォルシュの2人から尋問を受けた経緯があるのだ。その後、証拠保管庫からフラッシュメモリーを盗み出した犯人、保管係のケヴィン・クロス巡査は、何者かの手によって射殺。その殺害現場にも、ウォルシュとジョンソンの2人が姿を見せていたことをマックは覚えていた。
ウォルシュとジョンソンの目的は、アンのフラッシュメモリーにあったのではないかと推測したマックらは、彼らがフラッシュメモリーを追っていた理由を探るためFBIを訪ねる。応対したパークは、「ウォルシュもジョンソンも半年前にクビになった。事情は何も知らない」と話すが、マックは彼が何か隠していると確信する。
ステラは、記者会見でダンブルックに向けて発砲された弾を調べるが、損傷がひどかったため照合を断念。ホークスは、アンのフラッシュメモリーの中に記録されていた情報を思い出しながら、ダンブルックの新聞「ニューヨーク・レジャー」に掲載された記事との関連を調査し、アンの情報と符号する記事を7件見つける。しかも、それらの記事は、すべてアンとクロス巡査の殺害以降に掲載されたもの。これにより、ダンブルックがフラッシュメモリーを盗んだ人物から情報を買ったか、フラッシュメモリーそのものを持っているらしいと分かってくる。ウォルシュは、アンのフラッシュメモリーを捜すためにダンブルックのオフィスに侵入し、戻ってきたダンブルックと鉢合わせしたのかもしれない。そして、フラッシュメモリーを渡すのを拒んだダンブルックともみ合いになり、窓から転落。ジョンソンがウォルシュの死体を回収して、身元が割れないように指紋を切り取って死体を遺棄した…。これが事件の真相だとしたら、クロス巡査の殺害にダンブルックが関わっている可能性が高い。
ダニーは、クロス巡査の銃創から採取した痕跡に、バッテリー酸、ポリエチレン、黒色染料、二酸化チタンなど、電子インクの成分が含まれていたこと、またダンブルックが将来的に採用を検討していた雑誌の液晶表示にも、同じ電子インクの成分が使われていたことを突き止める。もしかすると、犯人は銃を雑誌で隠しながらクロス巡査を撃ったのだろうか? そうであれば、クロス巡査を撃ったのはダンブルックの関係者のはず。マックはダンブルックに対する令状を取りたいとシンクレア局長に掛け合うが、何せ相手は大物のダンブルック。シンクレア局長は、もっと証拠が必要だと言ってマックの要求を突っぱねる。
その後、狙撃された際にダンブルックが見せた態度が腑に落ちないマックは、再びダンブルックのオフィスを訪ねる。そして、アンのフラッシュメモリーを取られまいとしてウォルシュ捜査官を殺したのではないかと彼を追及。ダンブルックは、相変わらず自信満々な態度で全面否定するが、そこに令状を携えたシンクレア局長が登場。その場でダンブルックの家宅捜索が始まり、間もなく、隠し金庫に入れられたスミス&ウェッソン38口径スペシャルが発見される。これは、クロス巡査殺害に使われた凶器と同種の銃だ。
銃器ラボでは、早速ダンブルックのオフィスから押収した銃とクロス巡査が撃たれた時の弾の照合が行われるが、予想に反して旋条痕は一致せず。そんな矢先、自動車事故を起こして瀕死のジョンソンが発見される。現場に駆け付けたマックに対し「フラッシュメモリーにすべて入っている。俺とウォルシュはハメられた」と訴えるジョンソン。彼はそのまま息絶えるが、そこにFBIのパークが姿を現し、ジョンソンとウォルシュがクビになった理由が記された証拠をマックに手渡す。
パークがもたらした証拠により、ウォルシュとジョンソンは、スティーグル・テクノロジーという企業のインサイダー取引について捜査し、書類の改ざんの証拠をつかんだこと、しかし、フィクサーのアンがその事実をもみ消し、2人を陥れたことが明らかになる。おそらくウォルシュとジョンソンは、自分たちの汚名を晴らすためにアンのフラッシュメモリーを手に入れようとしていたのだろう。
そんな中、ステラはダンブルックの銃の銃身が削られていたことに気付き、削り残しの溝の形状から、クロス巡査殺害の凶器は間違いなくダンブルックの銃であることを確認する。そして、銃に付着した劣化したDNAをミニSTR法で再鑑定し直し、クロス巡査殺しの犯人はダンブルックの息子コナーであることを突き止める。マックは、この証拠を手にダンブルックのオフィスへ。彼の目の前でコナーを逮捕する。ダンブルックは、苦し紛れにマックをののしるが、「市長でも息子は救えない、あんたの金でもだ」とマックは冷静に言い放つ。
こうして事件は解決したが、肝心のフラッシュメモリーは今どこに? 実はウォルシュが転落した際、排気口から地下鉄の線路に落下していた。しかし、それを知る者は誰もいないのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
ゴミ袋のエコ・アート

今回のエピソードで紹介されたゴミ袋アートは実在する。作ったのは、アーティストのアレン・ハリス氏。いたるところに捨てられている“ゴミ”に目を付け、それに命を吹き込むことで明るい話題を提供したかったのだとか。彼はこのアートを評価され、WWF(世界自然保護基金)のキャンペーンに採用されている。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「市長でも息子は救えない。あんたの金でもだ。だが1つ手に入れたな。明日のヘッドラインだ」 by マック

アンのフラッシュメモリーを巡り、クロス巡査を殺したダンブルックの息子コナー。息子が逮捕されるという事態に取り乱すダンブルックに対する、マックの痛烈な一言。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
シンクレア局長が協力的に!

「政治的な駆け引きは嫌いだ」と言いながら、権力と保身のためならいくらでも駆け引きするタイプだったシンクレア局長が、今回はダンブルックの令状を取るために尽力した。これまで、マックとは衝突することが多かった彼だが、#4「セックスと嘘とその彼女」で、アン・スティールにセクハラというスキャンダルをもみ消させたことがきっかけで妻と離婚へ。マックに「妻は以前から幸せじゃなかった。別れる口実を探していたんだと思う」と本音を打ち明けたあたりから、マックにある種の信頼を置くようになったのかもしれない。
なお、シンクレア局長を演じるミケルティ・ウィリアムソンは、「24 -TWENTY FOUR-」の最終第8シーズンで、CTUの新しいボス、ブライアン・ハスティング役でレギュラー出演。日本で放送開始したあかつきには、どうぞご注目を!
また、今回はマックにしてやられた格好となったダンブルック。大物キャラというだけあって、またまたお目にかかる機会がありそう。さらなる展開をお楽しみに。

2010.5.29|CSI:ニューヨーク5、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

シンクレア刑事局長って、マック達の味方なのか敵なのか?それとも、昨日の敵は今日の友とか?マックと一緒にシンクレア刑事局長自ら捜査に当たるとは思わなかった。でも、FBI捜査官が必死に追うほど、闇が深いことを全米を揺るがすほどを意味している訳ね。あのUSBメモリーは…USBメモリーの内容は、誰もが欲しがるものであり、消してしまいたいものでもあるらしい。この先、次のシリーズでも、USBメモリーを巡るエピソードは続くのかしら?

投稿: マック娘 | 2010.06.01 21時58分

あの儘…アン・スティール“USBメモリー”は…発見されないのかなぁ!?
ダンブルック、まだ出て来るのかな!?

投稿: アライバ | 2010.06.02 21時52分

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