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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月22日(土) #7「ナタリーの模型」

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ピーター・ロウの自宅で、妻のジャネルの死体と、頭部にひどい裂傷を負った娘ノラが発見される。捜査開始直後に帰宅したピーターは、取り乱して警官に暴行を働き逮捕される。
室内ではイスが倒されており、犯人と被害者が争った可能性も考えられるが、詳細は不明。そんな中、車から見つかった空の薬莢入りの38口径のリボルバーや、発射残渣のテストの結果から、ピーターが最近銃を撃っていることが判明する。ピーターは射撃に行っただけだと弁明するが、それを証明する人物はいない。

その後、隣人の供述により、ピーターとジャネルが大声で言い争っていたことや、犯行時刻に銃声が鳴り響き、家の中から閃光が見られたことが明らかに。この3カ月で、警察に3度もDVの通報が寄せられていたことも分かり、ピーターへの嫌疑は強まる。ブラスはピーターを追及するが、「妻を愛していた」と言ってピーターは無実を主張する。
ピーターの素性を洗ううち、彼は12年前の殺人事件の容疑者、マーク・レディングと同一人物であることが判明する。殺されたのは、レディングの前妻エイミーが浮気調査のために雇った探偵マーフィー。エイミーとマーフィーが肉体関係に発展したことをレディングが知った途端にマーフィーの行方が分からなくなったことから、警察はレディングがマーフィーを殺したものと見ていた。しかし、死体が発見されなかったため立件には至らず。レディングは現在のピーターへと名前を変えて新しい生活を送っていたらしい。
自分の素性を警察に知られてしまったピーターは、ジャネルを殺した犯人に心当たりがあると言い出す。何でも、「お前はもうすぐ死ぬ」という内容の脅迫メールを、何カ月も前から受け取っていたというのだ。ピーターは、犯人の狙いはジャネルではなく自分だったはずだと語る。
ジャネルの検視の結果、死因は銃創からの失血死と断定され、右頬には死の前後に銃で殴られたような痣が付いていたことが明らかになる。また、ピーターへの脅迫メールの送信元IPアドレスは、マーフィーの娘ケルシーのものと判明。ブラスは彼女を署に呼んで事情を聞く。彼女は、脅迫メールに覚えはないと憤慨。ブラスは、令状を取って念のため彼女のパソコンを押収する。
ロウ家で現場検証を行ったライリーは、裏口のドアがこじ開けられた跡を発見。近くの排水溝では、娘ノラの携帯電話が捨てられているのを見つける。携帯電話のメモリーカードをチェックした結果、発砲があったのとほぼ同時刻に現場のキッチンの写真が撮影されていたことが明らかに。グレッグは、隣人が見た閃光は携帯電話のカメラのフラッシュであり、犯人は自分の顔を写されたと思って発砲したのではないかと推測する。
やがて、ピーターの銃はジャネルを撃った凶器とは一致しないことが判明。グレッグとライリーは、犯人はピーターではなく、彼を恨む人物なのではないかと見方を変える。
そんな矢先、ピーターへの脅迫メールのアカウントは、ケルシーのところで作成されただけで、実際に送信されたのはダウンタウンからだったことが判明。付近の住人リストを当たった結果、ケルシーの弟、ネイサンが捜査線上に浮上する。ブラスは早速ネイサンを署に呼んで尋問。彼は、レディングがピーターという新しい名前と家族を手に入れて幸せに暮らしていることが許せず、彼を怖がらせようと脅迫メールを送ったことを認める。けれども、ジャネルの殺害については否定する。
その後の調べで、凶器の銃は、マーフィーが酒屋強盗を仕留めた時の銃だったことが判明。やはり、マーフィー殺しの犯人はピーターであり、殺害時に彼から奪った銃を今回の犯行に使った可能性が濃厚となり、ブラスは娘ノラの病院に向かったピーターを追う。けれども、病院の防犯カメラの映像から、ケルシーがピーターを銃で脅して連れ去っていたことが判明。ケルシーの車の追跡システムを使って現在位置を特定し、彼女のいる砂漠に急行する。
現地に到着すると、銃を手にしたケルシーに脅され、12年前に自分が殺して埋めたマーフィーの遺体を掘り返しているピーターの姿が。「私はマーフィーを殺し、埋めました」と告白するピーター。ついに、白骨化したマーフィーの死体が地面の中から現れる。
ケルシーは事件のいきさつを語り始める。父親殺しの犯人がピーターという名前で暮らしているとネイサンから聞かされ、何週間か前から張り込みをして彼の家族の生活パターンを探ったこと。ジャネルとノラが家にいないはずの時間を見計らって復讐のためロウ家に侵入したが、予想に反して2人が家の中に。携帯電話のシャッターを押したノラを成り行きで突き飛ばして頭にケガを負わせ、図らずもジャネルに対しても発砲してしまったこと。2人を傷つけるつもりはなかったと語るケルシーは、ノラが快方に向かっているとブラスから聞かされて安堵する。そして、過去の悔しさを忘れることができなかった彼女は、ブラスの必死の説得に応じることなくピーターを射殺。自分もまた、警官に撃たれて命を落とすのだった。
一方、人里離れた田舎で、車に乗っていた高校生、チェイス・ボーマンとマックス・プールが木に衝突して死亡。ニックが事件の捜査を担当する。刑事のカヴァリエによれば、近所に目撃者はおらず、衝突時の音を聞いた者もいないとのこと。その後、ロビンスの検視によって、プールは腕を水平にして車から外に出していた際に何かに衝突、頭から木に突っ込む前に骨折や脱臼を負っていたことが明らかになる。
ニックはドライブレコーダーの映像をチェックしたり、車のほろに現場にはなかった砂利が付着していた理由について思案したりするが、事故の原因を特定する証拠を見つけることはできず。その後、プールの肩の傷に刺さっていた木片は、バットや熊手の柄などに使われるホワイトアッシュで、衝突現場のポプラの木とは別物であることが判明したことで、ニックはようやく事件のヒントを見つける。プールたちは、「ポスト・ベースボール」をやっていたのだ。ポスト・ベースボールとは、車で走行中に路上のポストをバットで打ってたたき落とすイタズラ。ニックはこれを若い時分にやっていたらしく、ホッジスと一緒に若気の至りのイタズラ話で盛り上がる。
その後、すっかりイタズラ話で意気投合したニックとホッジスは、ポストを実際に打つ実験を行う。その結果、電柱や標識などかなりがっしりした物を打たない限り、プールの腕が折れることはないと分かる。そして、「ポスト・ベースボール」の痕跡を探すために現場に戻ったニックは、車のほろに付いていたのと同じようなコンクリートの砂利を、通り脇の家の住人、ジャクミンのポストの下に見つける。
ポストの上部が取り外し式になっているのを不審に思ったニックは、カヴァリエとともにジャクミンを訪ねて任意で彼の敷地内を捜索。真新しい敷石に目を付け、その下に埋められたコンクリート詰めのポストを見つける。実はこれ、再三プールたちにポストを壊され続けてきたジャクミンが、仕返しのために作った仕掛け。2人を懲らしめようと思っただけのジャクミンだったが、想定外の事故に発展して2人の若者は死亡。行き過ぎた手段を選んだがために、ジャクミンは過失致死罪で逮捕される。
グリッソムの元には、現在精神療養施設にいる模型殺人犯ナタリー・デイヴィスを刑務所に移すための審問の案内が届く。ニコルズ検事補から証言を頼まれたグリッソムは、久しぶりにナタリーと面会。投薬治療のおかげで統合失調症の症状は出ていないと語るナタリーは、刑務所で罰を受けるつもりがあることをグリッソムに伝え、サラにひどいことをしたと言って謝罪の気持ちを述べる。しかし、ナタリーが言っていることが本心なのか、グリッソムは判断に悩む。
翌日、グリッソムはナタリーの審問で、事件当時の彼女の様子をありのまま語り、昨日の面会では彼女が正常に見えたと証言。ナタリーが刑務所に送られるかどうかは、法廷の判断だとして、「今回、証言を引き受けたのは、サラに危害を加えたナタリーへの報復か?」という問いかけに対しては、「報復などどうでもいい。ナタリーが刑務所に送られるかどうかは法廷の判断」と返答。ナタリーが本当に悔い改めて変わったのかは分からないと答える。
結局、ナタリーは刑務所に身柄を送られることに。ナタリーは、手錠をかけられたナタリーは、「私は変わったのよ」と言い残してグリッソムの前から去るが、そんな彼女の様子に違和感を覚えたグリッソムは、彼女が使っていた部屋を調査。そして、床下から首を吊っているナタリー自身の模型を見つけるのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
ペルツマン効果

経済学者サム・ペルツマンが1975年に論文で、車への安全対策によって事故1件当たりの死亡者数は減少したが、事故件数が増加したと述べた現象のこと。
シートベルトを装着しているという安心感から、ドライバーがより危険な運転を冒すようになると言って、ニックはこのペルツマン効果に言及した。

感受性訓練
集団の中で互いにありのままの自分を出すことで、自他の感情を客観的に理解し、状況に適合した行動が取れるようになることを目的とする訓練。
どうやら、ホッジスはこの訓練を受けたらしい。

リスペリドン
統合失調症の治療薬。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「人は変われると信じようとしてきた。傷ついた人でも変われると。だが、私にはもう分からない」 by グリッソム

ナタリーが本当に改心したのか、疑念をぬぐえないグリッソムが法廷で語った一言。結局、グリッソムは首を吊るナタリーの模型を見つける結果となった。おそらく、ナタリーはグリッソムがこの模型を見つけると信じていたはず。彼女の底知れぬ恐ろしさが浮き彫りになった。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
模型殺人犯のナタリーが再登場

元ロックスターのイジー・デランシー、年配の女性ペニー・ガーデン、マンリー・チキン処理工場の従業員レイムンド・スアレスの3人を殺害後、囮の警官、ケイメン巡査も死に至らしめた連続殺人犯ナタリー・デイヴィス。里親のアーニー・デルは、彼女の罪をかぶるために自殺。唯一の理解者を失ったナタリーは、サラを誘拐し、砂漠で車の下敷きにしたまま殺すつもりで放置した。
そんな彼女。逮捕後は精神障害を生じたために療養施設送りになっていたが、刑務所に移送できる精神状態になったという理由から、今回審理の対象に。久々にグリッソムと面会し、再び彼の心を混乱させた。
「人は変われるのか?」という答えの出ないテーマに翻弄させられることになったグリッソムは、最後にナタリーが残した首吊りの模型に何を見たのか? その心情を正確に推し量るのは難しいが、ナタリーから受けた影響が決して小さくはなかったことだけは確かだ。
ニコルズ検事補役は、「ER緊急救命室」のジャネット・コバーン役で知られるエイミー・アキーノ。ケルシー役は、映画『ミルク』『DEAR WENDY ディア・ウェンディ』『エイプリルの七面鳥』などに出演しているアリソン・ピル。ナタリーの審理で彼女の弁護を担当していたのは、「ザ・ホワイトハウス」のウィル・ベイリー役のジョシュア・マリーナ。

2010.5.22|CSI:9 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(4)トラックバック(0)

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コメント

ナタリー、刑務所に…彼女が造った“人形”のようになってしまうのか!?

ニック&ホッジス=いいコンビだよねぇ!!

投稿: アライバ | 2010.05.23 11時03分

自分の首吊り人形を残し刑務所へと移送されて行ったナタリー。
何度も「変わった」「罰は受けなければならない」とグリッソムに言っていた彼女の心の闇は計り知れない。
療養施設で今なおドールを作っていたナタリーの本心はグリッソムの言うようにわからないのかもしれないですね。
冷静な判断が出来るグリッソムさえもナタリーには最後まで翻弄されてしまったようで・・・
でも、この二人が再び会うことはもうないのでしょうね?

投稿: rito-mas | 2010.05.23 19時18分

ニックとホッジス。面白いね~!まるで、いたずらっ子。男って、いつまでもいたずらっ子。キャサリンが母親の立場で呆れつつも、誘ってくれたっていいじゃない!って、呟いたのには笑えた。グリッソムは、ナタリーと再会。辛いことがよみがえるのか、表情が曇ったままだった。
だけど、CSIのチームは、LV.MI.NYともにいいチーム。話しの内容は、重い時もあるけど、面白い!

投稿: マック娘 | 2010.05.24 16時41分

郵便受けの犯人
フレンズでアパートのSuperで出てましたね

投稿: super | 2013.06.20 21時57分

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