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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月15日(土) #6「K・ドラゴンの息子」

Lv9_006コリアンタウンで男女が射殺される事件が発生。野外パーティの最中で多くの住民たちが集まっていたにも関わらず、誰もが証言を拒む。コリアンタウンに暮らす人々は、言葉の壁がある上に、同胞を守ろうという意識が強いのだ。CSIは、犯人は同じ韓国人だろうと推測する。
程なくして、所持していたIDから、男性の身元は刑務所から今朝出所したばかりのバン・ソンと判明。現場からは血しぶきにまみれた子ども用のサングラスが見つかり、子どもが事件の一部始終を目撃していた可能性が出てくる。グリッソムらは、子どもの行方を追う。

グレッグとブラスは、嫌がる住民たちから何とか情報を引き出そうと、署で聴取を続ける。そんな中、チャンという男の衣服に血痕の付着が確認される。チャンは取り調べを受けるが、ほかの住民同様、黙秘を決め込む。
ロビンスの検視の結果、ソンと身元不明の女性は、それぞれ異なる銃で撃たれていたことが明らかに。また、ソンの方は水平の角度から撃たれていたのに対し、女性の方は前から背中におよそ20度の角度で撃たれていたことも判明する。さらに、女性が二重まぶたの美容整形を受けていたらしいことも分かってくる。
グリッソムは、コリアンタウンの美容整形外科をあたり、女性に手術をした医師を見つける。医師は、「ギャングに銃を突きつけられて手術を強要され、その後も利益の15%を渡し続けるよう脅された」と説明。「K・ドラゴン」というグループの仕業だろうと述べる。K・ドラゴンは、ゆすりを専門とする新興勢力で、目立ったタトゥーをしたりドラッグを売ったりはしないとのこと。どうやら彼らは、自分たちのお抱え売春婦である女性の商品価値を高めるため、投資目的で彼女に二重まぶたの手術を受けさせたようだ。医師によると、K・ドラゴンはカメラを嫌うため、クリニックに防犯カメラを設置した途端に姿を見せなくなったという。
キャサリンとブラスは、バン・ソンが出所後に立ち寄ったとされるデンプシー・デパートに出向き、同デパートの“科学捜査室”で防犯カメラの映像をチェックする。その結果、ソンが少年と一緒に来店していたことが判明。商品から採取した少年の指紋と、現場に落ちていた子ども用サングラスの指紋が一致する。さらに、児童保護局の調査員チンの証言から、少年はソンの甥のバン・パクで、撃たれた身元不明の女性はパクの母親のシル・コーラと判明する。チンによれば、パクの父親は大物のギャングで、エイズにより2、3年前に他界しているとのこと。コーラとパクもHIV陽性で、パクは定期的に投薬を受けていることが分かってくる。
その後、コーラが登録しているSNSの書き込みからIPアドレスをたどった結果、コリアンタウンのパンというビジネスマンの家が捜査線上に浮上。ブラスはパンに事情を聞きに行く。パンは、パクの父親と幼なじみだったよしみで、コーラにパソコンを使わせただけだと説明。事件については何も知らないと主張する。
依然としてパクの行方は分からないまま。ニック、グレッグ、ライリーは、コリアンタウンのゴミ箱をさらい、パクがデパートでソンに買ってもらったお菓子などのゴミを探すことに。結局、応援に駆り出されたホッジスが、イ家の前のゴミ箱から血のついたパクのTシャツを発見する。ニックらは、早速イ夫人にパクの居所を聞こうとするが、警察の姿を見た夫人は銃を手に興奮。韓国語で何かわめき散らしているところに、かくまわれていたパクが姿を現す。「人を殺しちゃダメだ」とパクに説得された夫人は、ようやく銃を下ろし、署に連行される。通訳を通じて、銃声を聞いた後にパクを保護したことを認めた夫人は、ただ子どもを守りたい一心だったと力説する。
HIVの薬の副作用によって衰弱していたパクは、病院に運び込まれる。ライリーはパクから事件のことを聞き出そうとするが、グリッソムは児童保護局の調査員立ち会いなしに事を進めた彼女を咎め、ラボに戻っているよう指示する。その直後、グリッソムはチンの立ち会いのもと、パクの爪の間から微物を採取。そんな中、チンから連絡を受けた医師のイースリングがパクの投薬のためにやって来る。必死の抵抗も虚しく、無理矢理イースリングに抑えつけられて胃に挿入されたチューブから投薬されるパク。グリッソムは、そんなパクの様子に心を痛める。
その後、パクの薬物検査の結果が出て、彼はとんでもない量の薬品を投与させられていたことが判明。このまま薬の服用を続ければ、深刻な身体の発達障害を引き起こす可能性が高いと分かってくる。薬の一部は、生命に関わる副作用があるとされるものや、市場に出回っていないものも含まれていたことから、パクは臨床試験の被験者である可能性が濃厚になる。
一方、パン家の主人の本名はミン・ジンと判明。ビジネスマンというのは表向きで、ストリート・レーサー・ギャングと共謀して車を盗んだ前科を持つワルだと分かってくる。さらに、パクの爪の間に彼の臀部の皮膚が挟まっていたことも判明。一瞬、ジンがパクに性的虐待をしたのではと疑うCSIだったが、K・ドラゴンの一味として活動するため、臀部の皮膚を培養移植して首元のタトゥーを消したのではないかという結論に至る。
グレッグは、刑事のカヴァリエとともにパンことジンの家の捜索へ。すでにもぬけの殻だったが、地下室にパクと母親が暮らしていた痕跡を見つける。ジン、コーラ、パクの3人の写真が飾られた写真立てに手を伸ばすカヴァリエ。その瞬間に爆発が! おそらく、ジンが仕掛け爆弾を仕込んでいたのだろう。しかし、カヴァリエが軽傷で済んだところを見ると、本気で誰かを殺そうとしたのではないようだ。何らかの腹いせまたは警告か? また、グレッグは地下室で弁護士の名刺を発見。それが手がかりとなり、コーラがパクの臨床試験の見返りとして医者から週25ドルを受け取っていたこと、それを週50ドルに値上げさせるため、医者を訴えようとしていた事実が判明する。
その頃、医師のイースリングは、再びパクに投薬をするために病室に姿を現す。しかし、行方不明の間、定期的投薬を受けていなかったパクのデータは、もはや臨床試験の成果を測るのには意味をなさない。しかも、投薬でパクが良くなっている様子はまるでない。パクを単なる実験台にしているイースリングが許せないグリッソムは、「無謀な危険行為として告発する」と言って彼を追い返し、パクを守る。そして、徐々にグリッソムを信用し始めたパクは、ついに事件のいきさつを話し始める。母親のコーラと一緒にジンの家に住んでいたが、そこに伯父のソンがやって来て、パクのお腹のチューブを見て怒り出したこと。コーラと言い争った末、ソンはパクを連れ出そうとしたが、ジンに強引に連れ戻されそうになったため、彼の腕をひっかいたこと。結局、ソンは何とかパクを外に連れ出したが、ジンとコーラが2人を追ってきて、ジンがソンを射殺。持っていたもう1丁の銃でコーラも射殺したこと。これらの証言だけでも、ジンを起訴するのには十分だ。
ところが、ソンが銃を持って出所していたことが判明。衣服の痕跡から、ソンがその銃を腰に差していたこと、コーラもまたバッグに自分の銃を入れていたことが明らかになり、ジンとコーラが互いに撃ち合った可能性が出てくる。グリッソム、ライリーは、パクの立ち会いのもとで現場検証を行い、事実を突き止めることに。ダミーの人形を現場に並べて、パクは事件当時の様子を再現するが、彼の供述ではコーラが20度の傾斜角で撃たれた説明がつかない。グリッソムは、「ジンがどうお母さんを撃ったかやってみて」と頼んで、パクに撃つ真似をさせる。その瞬間、すべての疑問が解決する。パクがコーラのダミーに向けた銃口の角度が、コーラが撃たれた時の角度とピタリと一致したのだ。そう、母親を撃ったのはパクだったのだ。パクは、唯一自分を守ろうとしてくれた伯父を殺されたため、母親を殺した…。母親を撃ち殺さざるを得ない状況に追い込まれたパクの辛さが理解できるだけに、グリッソムはやり切れない思いを味わうのだった。


【鑑賞MEMO:豆知識】
キャネルア

弾丸と薬莢に刻まれた溝。潤滑を良くし、弾と薬莢の結合性を高める。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「こんな事件はきつい。本当に…」 by グリッソム

パクが自分で母親を撃ったという事実にショックを受けるグリッソムの一言。殺人は罪であるが、パクの母親は自分の息子を実験台にしてお金を得ていたジャンキー。唯一、自分を守ろうとしてくれた伯父を殺されて初めて、パクは母親に盾突いたのだ。しかし、それが母親を射殺するという形になったなんて…。グリッソムでなくても、心が重くなる話だ。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
犯人は8歳の少年…

コリアンタウンで起きた殺人事件。目撃者が証言を拒むのも当然、犯人は8歳のHIVキャリアの少年だった…。HIVキャリアでありながら売春婦をしていた母親のコーラに利用され、わずかな金銭を得るために臨床事件試験の実験台にされたパク。唯一自分を大事にしてくれた伯父を殺された彼の怒りは、相当なものだったのだろう。グリッソムでなくても、実に辛くなる事件だった。
なお、今回登場した、アーティとミンディ。AV分析担当の分析官アーチー、指紋分析担当のマンディと良く似た名前の設定にしたところに、脚本家のユーモアが感じられる。
久々の登場となったカヴァリエ刑事役は、「CSI:マイアミ」の悪役フアン・オルテガの印象が記憶に新しいホセ・ズニーガ。
児童保護局のチン役は、「フレンズ」でロスの彼女ジュリーを演じていたローレン・トム。デパートで“科学捜査室を”CSIに案内していたのは、「犯罪捜査官ネイビーファイル」のバド・ロバーツ海軍少佐役で知られるパトリック・ラビオートー。取り調べで韓国語の通訳を担当した巡査役は、「HEROES/ヒーローズ」のアンドウ・マサハシ役でおなじみのジェームズ・カイソン・リー。

2010.5.15|CSI:9 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

主任じゃないけど…辛い事件ですね。

バド=懐かしい。でも…ちょっと老けたかなぁ!?

投稿: アライバ | 2010.05.16 00時09分

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