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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月24日(土) #3「芸術的な死体」

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公園で、ひったくりを捕まえようとしていた男性が若い女性の死体を発見。グリッソム、キャサリンらが現場に駆け付ける。女性はまるで生きているかのように、立ったまま街頭にもたれかかっており、死斑の様子から、この姿勢のまま死んで硬直したらしいと判明。雷に打たれた可能性も考えられるが、詳しい死因は分からない。また、なぜか彼女のバッグの中身は空だったことも明らかに。強盗が目的なら、中身だけをきれいさっぱり抜き取るようなマネをするとは思えず、グリッソムは首をかしげる。

その後、女性の身元は准看護師のカーラ・ペレッティと判明。カーラの周辺の捜査を進めている矢先、今度はバス停のベンチに横たわったまま死んだ男性が発見される。グリッソムとともに新入りの女性捜査官ライリー・アダムスが現場へ。男性はジョギング途中に死んだように見えるが、公園で見つかったカーラ同様、全身が硬直していることが確認される。通常、死後硬直が全身に及ぶまでには半日ほどかかるが、バスの運転手が1時間半前にこのバス停を通った時に男性の死体はなかったとのこと。男性がここで死んだとすれば、なぜ短時間で硬直が進んだのか、謎が深まる。
ロビンスの検視により、カーラに雷による感電の兆候は見られなかったこと、てんかんの病歴や、毒物・薬物の摂取の既往もなく、いたって健康な状態のまま急性心不全で亡くなったことが分かってくる。バス停で見つかった男性の方は、薬物乱用により肺水腫に冒されていたことが判明。しかしながら死因は肺水腫ではなく、急性心不全の可能性が濃厚であること、さらに、男性の肝臓とカーラの肝臓はいずれも赤みを帯びてピンクがかっていたことが明らかになる。これにより、2人の死因はガスによる窒息である可能性が出てくる。
刑事のウィリアムズは、バス停のベンチで死んでいたのは麻薬中毒者のハーリー・スーンだと判明したとグリッソムに報告に来る。その時グリッソムは、自らカーラたちの血液ガスを分析中だったが、ウォリックの死のショックを引きずってろくに睡眠も取っていないことが響いたのか、必要な試料を加え忘れるというミスを犯す。ホッジスはグリッソムのフォローに回り、後の分析を引き継ぐ。
そんな中、今度はオフィス街の路上で、タクシーを呼び止める姿勢のまま死んだ男性が発見される。男性はビジネスマンの格好をしており、カーラ、ハーリーと同様に全身が完全に硬直。カバンの中は空でIDの類もなく、立ったままの姿勢が保たれるよう、靴の中に鉛の中敷きが入れられているのが確認される。また、男性の爪は汚く耳垢もたまっており、頭にはシラミの死骸が。男性はホームレスだとグリッソムは推測する。
この時点で、3人の被害者たちに共通するのは、いずれも薬物検査で全員少量のゾルピデムが検出されたことだけ。さらなる共通点を見いだすためには、唯一まっとうな生活を送っていたカーラを調べる必要があると考えたCSIは、彼女のアパートを捜索する。その結果、実はカーラにはマリファナ常用者という裏の顔があったことが明らかに。さらに、カーラの部屋からは、まるで死体のようなカーラ自身が描かれた絵が見つかる。絵の作者は、死人ばかりを描くアーティスト、ジョージィ・スキャッグス。ブラスは彼のアトリエを訪ね、カーラとの関係について事情を聞く。スキャッグスは、カーラをモデルにして絵を描いたことを認めるものの、ほかの2人の被害者には見覚えがないと説明する。
その後、被害者たちの血液ガスの分析結果が出て、3人とも排ガスによる窒息死と判明。また、ホームレスの頭ジラミの死骸からも排ガスが検出されたことから、被害者たちはガス室のような場所で全身を排ガスに覆われていた可能性が高いことが明らかになる。おそらく犯人は、ガス室内で被害者たちにポーズをとらせたまま殺害し、死後硬直が進んだ時点でそれぞれを公園やバス停、路上に移して発見させたのだろう。
そんな矢先、新たな被害者が発見される。今度の被害者はアルツハイマーで介護施設に入所していた老夫婦。散策に出かけたきり施設に戻っていなかった2人は、遊歩道でバードウォッチングをしている姿勢のまま死んでいた…。
被害者が後を絶たない状況の中、ライリーは、あるアート関連のブログに目を付ける。ブログの主は、ラングストン・ウェラー。彼はブログに掲載した動画の中で、今回の連続殺人にはアートとしてのオリジナリティがあると述べており、そんな彼の見解に反論コメントが多数寄せられていた。しかし、中にはウェラーに賛同するコメントも…。
一方のブラスは、ハーリーの未成年の頃の犯歴を洗い、彼が5年前にスキャッグスのアトリエで開かれたパーティーの手入れで捕まっていたことを突き止める。こうなると、やはり怪しいのはスキャッグス。ブラスは彼を署に呼んで取り調べるが、死体写真を見たスキャッグスの口から意外な事実が浮かび上がる。実は、以前にこれらの遺体と同じポーズで描かれたスケッチを見たことがあるというのだ。スキャッグスによれば、スケッチを見せに来た男は、アトリエの改装工事の下請け業者の1人。男は、市が主催する彫刻コンテストの入賞を狙っていたという。CSIは、8カ月前に市が開いたコンテスト応募者のスケッチをチェック。配管業者アーサー・ブリスターマンが死体とまったく同じポーズのスケッチを描いていたことが分かり、彼が犯人と断定される。さらに恐ろしいことに、スケッチは全部で6枚あり、最後の1枚には自転車に乗った子どもが描かれていることが判明。子どもが次なるターゲットにされるのを阻止するべく、ブラスはブリスターマンの写真を公開して学校などに通達する。
当のブリスターマンはここ何週間も自宅に戻っておらず、居所は不明。ライリーは、ブリスターマンがウェラーのブログを見てコメントを書き込んでいるかもしれないと見て、コメントをくまなくチェックする。その結果、規制テープを張る前に、ブリスターマン自身が撮影したカーラの死体写真がアップされていたことが明らかに。バルタンはウェラーを署に連行し、ブリスターマンを釣るためにコメントに返事を書くよう指示する。
時を同じくして、9歳の息子チャーリーが行方不明になったと、彼の母親が署にやって来る。バルタンが興奮する母親を落ち着かせていると、そこにブリスターマンからブログへのコメントが! IPアドレスからブリスターマンが公立図書館にいることが分かり、バルタンらは現地へ急行。ブリスターマンを逮捕する。
取り調べで、ブリスターマンはあくまでも自分の“作品”を完成させると主張。チャーリーの居所についてはかたくなに口をつぐみ、自分の作品を認めてもらえず社会に認知されなかったことへの不満を並べ立てる。そして、誰の記憶にも残るようなことを成し遂げたかった、と犯行の動機を語る。
その一方で、グレッグらは、被害者たちに付着していたのと同じジュート繊維がブリスターマンの手にも付着していたことを手がかりに、被害者を隠していたアジトの絞り込みに奔走。図書館近くに、天然繊維を使った袋や輸入資材を製造している会社が所有する倉庫があることを調べ上げ、グレッグ、ライリー、バルタンらが倉庫に急行する。一同は、地下の奥にしつらえられたブリスターマンのアトリエで、まさに“死体のオブジェ”にされそうになり、呼吸停止に陥っているチャーリーの姿を発見。ライリーが必死で蘇生処置を施した結果、チャーリーは一命を取り留める。
また、ウォリックを失った悲しみを乗り越える手助けをするため、警官職員援助プログラムのカウンセラー、パトリシア・アルウィックがCSIに派遣される。彼女は、CSIに配属されたばかりのライリーにも気遣いを見せるが、精神科医を両親に持つライリーは、そんな彼女にすげない態度を取る。また、グリッソムは“ハンク”に元気がないとアルウィックに相談。ハンクがグリッソムの飼い犬だと知ったアルウィックは、馬鹿にされたと思い込んで腹を立てるが、「ペットに飼い主の心情が移るなんてことがあるのか意見を聞きたかった」とグリッソムに説明されると、彼の抱えている苦しみの深さを知るのだった。


【鑑賞MEMO:豆知識】
死後硬直

死に伴い、筋原線維内にあるタンパク質、アクチンとミオシンが結合することで、筋肉が硬化する現象のこと。死亡推定時刻の割り出しの重要な手がかりとなる。
死亡と同時に硬直が始まる場合もあるが、通常は死後2、3時間で始まり、8~12時間程度で全身に及び、24~30時間ほど持続。硬直が解けるまでの時間は気温にも左右され、夏なら2日、冬なら4日程度で解ける。

ヘッドスペース分析
資料を密閉容器に入れて上部の空間の気体を取って分析する、揮発性物質の分析法の一種。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「あなた、後で覚えときなさい」 by ライリー

今回よりチームに加わったライリー・アダムスが、デヴィッドに冗談で言った脅し文句。彼女のキャラクターは未知数だが、笑えない冗談はお得意の様子。カーラの自宅でマリファナを見つけた際には、「(薬物検査でひっかからないように)念のためロッカーにきれいな尿を入れてあるわ」という皮肉めいた冗談でキャサリンを固まらせた。いずれにせよ、彼女はなかなか負けん気の強い男勝りなタイプであることは確かのよう。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
ライリー加入、グリッソムの精神状態は…

ウォリックを失い、厳しいシフトを強いられていたチームに、ライリー・アダムスが配属されることとなった今回。両親ともに精神科医という家庭に育ち、反抗心から今の職を選んだライリーは、ウォリックを失った悲しみに打ちひしがれるチームの中で、自分の居場所を見つけることができるのか? なお、ライリーを演じているのは、「ミュータントX」のエマ・デラウロ役や「Lの世界」のララ・パーキンス役としてブレイクしたローレン・リー・スミス。
一方で、かなり深刻そうなのがグリッソムの精神状態。分析の過程で試薬を使い忘れるなんて、まったくいつものグリッソムらしくない。カウンセラーのアルウィックに、愛犬ハンクに自分の心理状態が影響しているかもしれないと話す姿には、彼の苦悩の深さが見て取れた。ウォリックの死もさることながら、黙ってベガスを離れたサラのこともグリッソムの心情に影響を与えているものと思われるが…。
スキャッグス役は、「ブル~ス一家は大暴走!」や映画『ヘルボーイ』などで知られるジェフリー・タンバー。実は彼、昨年10月に64歳にして双子のパパになっている。
アルウィック役は、「ER緊急救命室」のエリザベス・コーデイ役でおなじみのアレックス・キングストン。
ウェラー役は、「DIRT」のレオ・スピラー役や「ブラザーズ&シスターズ」へのゲスト出演で知られるウィル・マコーマック。ブリスターマン役は、映画『タキシード』などに出演しているリッチー・コスター。

2010.4.24|CSI:9 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

バルタン刑事久々出演!!ファンなので嬉しい。
新捜査官“ライリー・アダムス”彼女のあの態度は………!?
‘芸術的死体’=犯人に言わせればそうかもしれないけど…
ホッジスが、レギュラー昇格したのなら、アーチーも‘レギュラー昇格’してほしいなぁ!

投稿: アライバ | 2010.04.25 08時45分

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