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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月17日(土) #15「パーティーの裏側で」

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正装で決め込み、チャリティ・パーティーの会場に向かうマック。途中で出くわした泥棒を追いかけ、逮捕する。
そんな中、チャリティ・パーティーでは、メディア王のロバート・ダンブルックが、マンハッタン博物館の修復費用として100万ドルを寄付するにあたり、ニューヨーク市の副市長キャプランに登壇を促す。ところがその直後、天井から演出用の風船に混じってキャプランが落下。パーティーに出席していた警視のジリアンはすぐに救急車を手配するが、同じくパーティーに出席していたステラと消防士のブレンドンが駆け寄って確認したところ、キャプランはすでに死んでいると分かる。

センセーショナルな事件の発生に、リポーターたちは会見でジリアンを取り囲む。ちょうど、市の財政危機の影響で給与の支払いが遅れていることを理由に、警官たちはブルー・インフルと呼ばれるストに踏み切ったばかり。ジリアンは、キャプランの事件の捜査に人員が割かれることで、ほかの業務が手薄になるのではないかと指摘されてしまう。そんな矢先、ストに協力することになったダニーも、組合からの連絡を機に、病気を名目にして捜査の途中で帰宅してしまう。
ステラ、ホークスは人手不足の中、現場検証を開始。遺体の状況から、キャプランは落下する前に死んでいたことが明らかになる。また、首筋には妙な跡が、額には浅い傷が認められ、床とキャプランのシャツの襟には同じような丸い形の血痕が付いていたことも判明する。
その頃、マックはようやくチャリティ・パーティーの会場前に到着。事件の知らせを聞いて駆けつけたキャプランの義兄ニール・ウェストンと出会う。彼は、キャプランの息子ジェイクを捜していると言って慌てた様子。去年母親を亡くした上、こうしてキャプランまでもが死んだ今、ジェイクに残された身内は自分しかいないのだとマックに話す。マックは、ホークスとアダムにジェイクの捜索を指示。程なくして、厨房のキャビネット内に隠れているジェイクをアダムが発見する。
キャプランの検視を終えたシドは、死因は首を絞められたことによる窒息死であることを明らかにする。その後、階上の犯行現場に落ちていたマイクロチップが、ミラー刑事の警官IDカードからこぼれ落ちたものと判明。ミラー刑事は、給与の遅れをキャプランに抗議する過程で彼の額に傷を負わせたことを認めるが、殺人については否定する。
リンジーは、キャプランの首に付いていた奇妙な跡に、パーフルオロブタンスルホン酸(PFBS)が付着していたことを突き止めるが、それが凶器とどうつながるかは分からない。一方で、ステラが消防署に出向いてブレンドンから預かった彼の上着には、キャプランの血が染み込んだ丸い木材のチップが紛れていたことが明らかになる。どうやら、キャプランが落下した際、このチップがキャプランのシャツの襟と床の間に落ちたようだ。
マックのオフィスにはジリアンがやって来て、「金の流れを追え」と書き込まれたキャプラン殺害を報じる新聞記事を見せる。彼女によれば、パーティーの後、車のフロントガラスに記事が置かれていたとのこと。犯人は、キャプランの不正行為を暴こうとしていた人物なのだろうか? しかし、それならなぜ不正を告発する前にキャプランを殺したのか、その謎は深まる。
アダムは、現場の風船に付着していたマツゲのDNAを調べ、それが息子のジェイクのものであることを明らかにする。見つかったマツゲはいずれも毛根が付いた成長期のもの。ジェイクは抜毛症という強迫性障害に悩まされていると見たアダムとステラは、キャプラン殺害の犯人がジェイク自身である可能性も鑑み、彼に事情を聞く。ジェイクは、母親が亡くなって以来、父親が自分を怒るようになったと語るが…。
リンジーは、キャプランのシャツの襟に付着していたサラブレッドの毛を調べ、その血統から馬主がダンブルックであることを突き止める。ダンブルックは、今回マンハッタン博物館の修復費用として100万ドルを寄付したものの、普段は自社の新聞で散々キャプランを非難しており、キャプランの宿敵として知られる存在。キャプランを殺す動機はある。マックはダンブルックを訪ね、サラブレッドの毛がなぜキャプランの襟に付くことになったのか追及。ダンブルックは、トイレでキャプランと会話した際に彼の肩をたたいただけだと説明し、事件への関与を否定する。
ダニーが休んでいるのをカバーするかのごとく、次々と仕事こなしていくリンジー。今度は、ブレンドンの衣服に紛れていたチップはバルサ材であることを明らかにする。そこに、ダニーの代わりに証人として裁判所に出廷していたホークスからステラに連絡が入る。ホークスによれば、弁護士から答えられない質問ばかり浴びせられ、結果は散々だったとのこと。いくら権利の主張とはいえ、ストに協力して現場に迷惑をかけているダニーの態度に納得がいかないステラは、彼の自宅へ抗議に行く。そして、ストのおかげで街の治安が乱れていることや、ホークスがダニーの代わりに出廷したことで裁判に悪影響が出たことなどを話し、早く仕事に戻るようダニーを諭す。
やがて、キャプランにまつわる金の流れを調べていたジリアンは、彼が副市長に選任される前に建設改修部門のトップだったその立場を生かし、未完成の建設工事に大金を投じて袖の下をもらっていた事実をつかむ。実は、昨夜のチャリティ・パーティーもインチキで、寄付はキャプランの懐に入る算段だったのだ。おそらく、例の新聞記事をジリアンの車に置いた人物もキャプランの汚職を知っていたのだろうが、ダンブルック殺害の記事が掲載された新聞をあの時間にジリアンの車に置くことができるのは新聞社の人間以外に考えられない。マックとジリアンは、やはりダンブルックが事件に絡んでいるではと疑いを持つ。
アダムは、自分のiPodがなぜか動作しなくなっていることに気付き、原因と思われる付着物を分析。バルサ材のチップと同様に、パーフルオロブタンスルホン酸が付着していたことを突き止めてハッとする。自分がジェイクを発見した際、彼がジュースをこぼして濡れたネクタイをいじった手で自分のiPodに触れたことを思い出したのだ。パーフルオロブタンスルホン酸はジェイクのネクタイに付いていた汚れ防止剤。キャプランの首を絞めたのはジェイクで、キャプランの首筋の妙な跡は、クリップ式ネクタイのクリップ部分によるものだったのだ。
ステラはキャプランの家に行くが、部屋にジェイクの姿はなし。その頃ジェイクは、父親を殺した罪悪感から自ら警察に赴いていた。ステラは署に戻ってマックとともにジェイクから事情を聞くが、彼は心を閉ざして何も語ろうとせず。マックは、ジェイクがアダムに話したがっているのだと気付き、アダムにジェイクの取り調べを担当させる。強迫性障害に悩まされている心情に寄り添いながら、少しずつジェイクの話を聞き出していくアダム。ジェイクは、障害を理解できない父親からたびたび怒鳴りつけられていたこと、バルサ材のチップはゲームボードのコマで、母親と最後にゲームした時の大事なものだったこと、それを父親に取り上げられそうになり、カッとなってネクタイで首を絞めたことを認め、「ごめんなさい」と言って涙を流す。アダムは、せめてもの慰めにと、自分のiPodを彼にプレゼントするのだった。
事件解決後、容疑が晴れたダンブルックはマックを街に呼び出し、ニューヨーク市宛ての寄付金として2,000万ドルの小切手を手渡す。マックはダンブルックの魂胆を警戒するが、ジリアンは背に腹は代えられないとばかりに寄付金を受け取る。そして、この寄付金によって警官たちのストは解消され、ダニーも仕事に戻るのだった。


【鑑賞MEMO:豆知識】
「友はそばに、敵はさらにそばに置け」

映画『ゴッドファーザー II』に出てくるセリフ。

ジェリー・マグワイア
映画『ザ・エージェント』でトム・クルーズ演じた主人公の名前。共演のキューバ・グッディング・Jrが演じるロッドが、劇中で「金を見せろ」というセリフを使っており、ジリアンがこれをキャプランの汚職の嫌疑について語る際にマックに引用させた。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「ピザと『ギターヒーロー』さえあれば何てことないんで」 by アダム

強迫性障害を抱えたジェイクが、反動形成(抑圧された欲求と正反対の行動を取ろうとすること)から父親を殺害してしまったことに胸を痛めるアダム。そんなアダムを心配したステラの「大丈夫なの?」という声かけに対するアダムの返答がこのセリフ。アダムの繊細な一面と、ステラの思いやりがよく表れたやり取りだった。
ちなみに、「ギターヒーロー」は、「ギタヒロ」の愛称で親しまれている人気の音楽ゲーム。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
アダムが取り調べに挑戦

今回はアダムが大活躍。強迫性障害を抱える少年の信頼を得て、初めての経験となる取り調べで、事件の真相を探り出すことに成功した。少年のようにキュートな一面を持ち続けている上に、人間の繊細な心を理解できるアダム。少年が彼にだけ心を開こうとした気持ちもよく理解できる
一方で、今回もニューヨークの財政難がエピソードの第2のテーマに。警官たちは給与の支払いを求めて「ブルー・インフル」なるストを決行し、ダニーもこれに参加した。リンジーは、権利を主張するのは当然のことだとダニーをかばい、彼の分まで仕事をこなす献身ぶりを見せるが、ステラ、ホークスはダニーを非難。ホークスがダニーの代わりに証言台に立ってボロボロになったと知ったステラは、文句を言うためダニーのアパートに行く。しっかりと自分の意見をストレートに伝えるステラ。けれども去り際には、スープをネタに嫌みなく話を締めくくり、穏やかな表情を見せたところはさすが。アダムへの気遣いといい、今回のエピソードにも彼女の懐の深さがよく表れていた。
また、今回は冒頭でマックが正装での犯人追跡シーンを、ステラがゴージャスなドレスでの現場検証シーンを披露してくれた。まさにサービスショット。ちなみにステラは、第4シーズン#3「消されたスパイ」や、第2シーズン#14「釘づけ」でもセクシーなドレス姿を見せてくれている。
ダンブルック役は、映画『ポルターガイスト』にスティーヴ・フリーリング役で主演、最近では『俺たちフィギュアスケーター』のコーチ役や、「マイネーム・イズ・アール」へのゲスト出演で知られるクレイグ・T・ネルソン。「あんたは私を悩ませる存在になりそうだ」というマックのセリフの通り、今後も登場シーンがあるので要注目。
それから、今回番組に2度目の登場となった消防士のブレンドン。彼のフルネームはブレンドン・ウォルシュ。「ビバリーヒルズ高校白書」の主人公ブランドン・ウォルシュと1文字違いなのは偶然?

2010.4.17|CSI:ニューヨーク5、エピソードガイド|コメント(9)トラックバック(0)

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コメント

こんにちは!!

今seasonのオープニングである新しいバージョンの『Baba O'Riley』ってどこで手に入れられますか('▽'?

投稿: あさあさ | 2010.04.18 08時48分

キャプランの義兄ニール・ウェストンを演じた方、確かクリミナル・マインドにも出演していましたよね?どの回で何の役だったかご存知でしたら教えて下さい!

投稿: mimi | 2010.04.20 11時41分

mimiさん、こんにちは!
ニール・ウェストン焼くのモーリー・スターリングなら、クリミナル・マインドの第2シーズン9話「2人のシリアル・キラー」に新聞記者のジム・マイヤーズ役で出演していましたよ。
この回、エミリーが初登場した回ですよね。印象に残ってます。

投稿: Cecil | 2010.04.20 12時14分

キャプランの義兄ニール・ウェストンを演じた方、わかりました!Maury Sterling といってクリミナル・マインド2の第9話に出演されていました。あー、スッキリした。

ところで、やはりクリミナルマインドに出ていた中年男性の刑事さんが、CSI NYに市警役で何度か出演されていますよね。

こういうドラマに出る役者さんって脇役だけれどやっぱり相当なキャリアを積んでいる方ばかりなんでしょうね。役者さんの層の厚さにいつも関心してしまいます。

そんな楽しみ方ができるのもWOWOWのおかげです。ありがとうございます♪

投稿: mimi | 2010.04.20 12時20分

Cecilさん、お返事をいただいていたのに気づかず投稿してすみませんでした!そう、エミリー初登場の回でした。スッキリしました。ありがとうございました!

投稿: mimi | 2010.04.20 12時23分

はじめましてでいきなり質問させていただきますが、このエピソードの中で使用されていた曲についてお尋ねします。
アダムがバルーンのあたりを捜索しているときにかかっている曲を教えてください!!!

投稿: yuki | 2010.04.28 10時49分

Sashaとうアーティストの「Mongoose (The Field's Disco Mix)」という曲ではないでしょうか? さもなければ、Zion Iの「Bring In the Light」という曲では?
違っていたらごめんなさい!

投稿: Cecil | 2010.04.29 23時01分

Cecilさん、ありがとうございます!!!
Zion Iの「Bring In the Light」です!ずっと気になって探していたので助かりました♪

投稿: yuki | 2010.04.30 22時55分

ジェイク役は
『CSI』の第7シーズン11話「グリッソムの旅立ち」で
目撃者のダニーを演じたスカイラー・ジソンド。

投稿: 速水 | 2013.04.26 02時37分

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