CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月10日(土) #14「探しつづけて…」

Ny5_14

嵐の夜、タイムズ・スクエアで中年男性がナイフで胸をひと突きされて死亡する。男性には甲状腺や白内障の手術の跡、爪の筋状の色素沈着が認められ、歯の治療にアクリル素材が使われていたことなどから、1986年にチェルノブイリ原発事故の被害に遭い、高濃度の放射線を浴びたことがあるウクライナ人だろうとCSIは推測。その後、男性が新品のトレーナーに着替えていたことや、飛行機のファーストクラスで配られる塩の容器のラベルが衣服に付着していたことなどが手がかりとなり、男性は最近入国したばかりらしいと分かってくる。

男性の胸に刺さっていた剪定用のナイフと胸の傷口には、チャイナタウンで新年の飾りに使われている梅の繊維質が付着していることが明らかに。さらに、男性の指の付け根にめり込んでいた口ピアスのDNAが決め手となり、強盗の常習犯で現在仮釈放中のサミー・チェンがナイフの持ち主と判明。フラックとダニーはチャイナタウンに向かい、逃走劇の末、サミーと彼の相棒ジョディを取り押さえる。
サミーとジョディは署に連行され、それぞれ取り調べを受ける。2人はいずれも、強盗が目的で殺人には関わっていないと主張。脅し取った財布の中身がルーブル紙幣だった上に、ナイフを奪われて反撃されたため、走って逃げたと弁明する。そして彼らの供述通り、商店の張り出し屋根の上に財布が投げ捨てられているのが確認され、中に入っていた免許証から、男性の身元はアドリック・フェドルクという名のウクライナ人と判明。雨に濡れてほぼ判読不可能な手紙と、待ち合わせの場所と時間が記されたメモも見つかる。
フラックから連絡を受けたマックは、フェドルクが持っていたメモ通りの時間に待ち合わせ場所に向かう。そこは、デルーカ・ホテルのロビー。待っていたのは、ジリアン・ウィットフォード警視だった。昨晩、フェドルクが殺されたとマックから聞かされたジリアンは、フェドルクと待ち合わせをすることになった経緯についてマックに説明を始める。フェドルクの娘ラニが、モデルの仕事があると誘われて渡米して以来、行方が分からなくなっていること。娘の安否を心配したフェドルクがニューヨーク市長に宛てた手紙が、たまたま自分のところに回ってきたこと。ジリアンは、フェドルクの訴えに心を動かされてラニの捜索を手伝うことにしたのだと言うが…。
その頃、ホークスはフェドルクの財布の中にあった手紙の分析を進めていた。その結果、ラニの居所に関する情報は読み取れなかったものの、それがキリル文字で書かれていること、内容は娘のラニから父親へのSOSを求めるものであることが判明。その直後、遅れて空港に到着したフェドルクの荷物からは、ラニの写真と、彼女を連れ帰るつもりでフェドルクが用意した2人分の航空券が見つかる。また、手紙の封から出たDNAはフェドルクの近親者(おそらく娘のラニ)のもので、切手の裏から検出されたDNAは、ナイトクラブの経営者で何度も警察の厄介になっているナイトクラブの経営者、ウィリー・バートンのものと分かる。
ステラはボクシング・ジムにいるウィリーを訪ねる。彼は、3、4週間前、ある客がクラブの貸し切りパーティに若い女性を大勢連れて来た際、そのうちの1人から「キスさせるから手紙を出してほしい」と頼まれたと説明。ステラは、その女性こそラニに違いないと見る。
そんな中、フェドルクが着ていたトレーナーの脇に手袋の跡が付いていたことが判明。サミーとジョディは手袋をしていなかったことから、犯人は彼を助け起こすと見せかけて、素早く彼のナイフを奪い取って胸をひと突きしたらしいと分かってくる。さらに、手袋にはマスタードの原料の痕跡が付着していることが明らかに。ウィリアムズバーグ・マスタード倉庫跡が女性たちの監禁場所だとにらんだマックらは、現場に急行してそこが人身売買の根城であることを確認する。けれども、そこに女性たちの姿はなし。混乱の中で置き去りにされたと見られるケイティという女性のみが発見されるが、彼女は恐怖と警戒心からか何も語ろうとしないまま、隙を見てトイレから逃走してしまう。倉庫内に女性たちが薬漬けにされていた形跡を見たマックたちは、女性たちを性的奴隷として人身売買している組織が、真相に近付き過ぎたフェドルクを始末したものと確信する。
リンジーは、倉庫跡から採取された毛髪を分析。いずれも14歳から21歳くらいまでの若い女性のものばかりで、彼女たちがエクスタシーとコデインを調合したヘロインを大量に摂取させられていたことを突き止める。また、このドラッグの調合は売人ニモのオリジナル・ブレンドと分かり、フラックは売人を誘い出すためにウィリーに協力を要請。フラックの説得に負けたウィリーは、協力に応じるが自分の流儀でやらせてほしいと言い張る。ウィリーを信用できないジリアンは、「捜査官を付けないなら許可できない」と言って、ウィリー主導のおとり捜査に真っ向から反発。そんなジリアンの態度の裏に何か理由があると察したマックは、実は彼女の姪が3年前から行方不明になっているという事情を聞き出す。「娘がいなくなったことで弟は抜け殻同然になった。私は姪と弟を同時になくした」と辛い胸の内をマックに明かすジリアン。結局、彼女はマックを信用して捜査の指揮を一任する。
そんな矢先、倉庫に監禁されていた女性うちの1人のDNAがFBIの失踪人データベースでヒットし、身元はタラ・ハビスと判明する。知らせを受けた父親は、興奮してNYPDに駆けつけ、娘のタラは女優を目指してキャロリンという名前の知人とニューヨークに行ったと説明。キャロリンのモンタージュ写真の作成に協力する。
一方で、ウィリーは売人のニモに接触し、おとりとなってドラッグの売買をする。その様子を隠れて見ていたフラックらは、その場でニモを逮捕。後の取り調べで、「ドラッグはウィリーのもの」と言い逃れをするニモだったが、自分がまずい立場に立たされていると理解し、人身売買組織の潜伏場所を白状する。
ニモの情報を受け、マックらは組織のアジトへ。おびえきった女性たちの中に、ラニ、タラの姿を見つける。そして、CSIはフェドルクを殺害した組織の男を逮捕。女性たちを全員保護する。
その後、無事救出されたラニは、父親が自分を助けるためにニューヨークにやって来て殺されたとジリアンから聞かされる。ラニは父親の遺体に寄り添い、「ありがとう。愛してるわ」と涙ながらに父親への愛情と感謝の気持ちを言葉にする。
また、タラは父親のパトリックと再会。パトリックの協力で作成されたキャロリンのモンタージュ写真を見たタラの証言から、彼女をだましたキャロリンは実はケイティと判明する。ケイティの役目は、友人を装って女性を言葉巧みに罠にかけること。この日も新たなターゲットを出迎えるためにタイムズ・スクエアに姿を現した彼女は、張り込んでいたマックらの手によってあっけなく逮捕されるのだった。


【鑑賞MEMO:豆知識】
爪甲色素線条(そうこうしきそせんじょう)

爪に黒や茶色の線または帯状の色素沈着を生じる病態の総称。原因はさまざまであり、良性のホクロなどの場合もあるが、メラノーマなど悪性の病気の場合もある。被爆した場合も、この病態が生じることがある。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「なかなかいいコンビだな」 by マック

絶妙のコンビネーションで捜査に有力な情報を明らかにした、シドとリンジーの2人に対するマックの一言。シドとホークスの組み合わせは鉄板だが、確かにシドとリンジーも馬が合いそう。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
ジリアン警視が再登場

#8「私の名はマック・テイラー」に登場したジリアン警視が再登場。今回、ラニという女性の失踪事件に関わったことで、弟の娘である姪が現在行方不明中で、弟まで抜け殻のようになってしまったと、その辛い胸の内をマックに打ち明けた。それも、ジリアンが生きたままラニを救出したいと躍起になる姿を見たマックが、何か事情があるに違いないと察したがゆえのこと。マックの洞察力はさすがである。
というわけで、ジリアンの再登場に、マックとの個人的な関係の発展を期待していた方もいたかと思うが、今回はそのような進展は見られなかった。彼女の再々登場に注目だ。
ケイティ(キャロリン)役は、「ダーティ・セクシー・マネー」に複数話出演しているタマラ・フェルドマン。「ゴシップガール」の第2シーズンにも複数話登場。

2010.4.10|CSI:ニューヨーク5、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/48048177

この記事へのトラックバック一覧です: 4月10日(土) #14「探しつづけて…」:

コメント

最後の数分間、泣いてしまった。マックの感情をむき出しにし、バカ男にピストルを向ける姿。娘を探しに来た父の遺体のそばに連れて来た時のマックの言葉にできない表情。娘の父の遺体に話しかける姿。シドの泣いている姿。ステラの生還した娘を父親に会わせる時の言葉にできない表情に泣いてしまった。若い女の子達を拉致し、人身売買をすることは東欧やアジア、アメリカで問題になっている。ドラマは、ハッピーエンドとはいかない。重い問題提起の気もする。

投稿: マック娘 | 2010.04.12 21時43分

娘を探し……
…無念な父親。そんな父親との対面は…
警視の姪も…見つかると良いのですが…

投稿: アライバ | 2010.04.16 18時24分

コメントを書く