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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 3月27日(土) #12「ヘルプ」

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ウェディングドレスのセール会場で、揉み合った女性客が倒れて死ぬ。死んだ女性の名はローレル・ダウンズ。ウェディングドレスの飾りのストーンで上腕動脈を切ったことによる失血死だった。揉み合った相手マリー・ロウはローレルとは面識がなく、相手がいきなりつかみかかってきたので抵抗しただけだと証言。そんな中、ステラは会場内でゼッケンを発見。ローレルは、マラソンレースに参加中だったことが判明する。彼女の目的がウェディングドレスではないことは明らか。では、彼女は何のためにここへ?

一方、自宅ロフトのバスタブで、ミュージシャンのエリナー・ラヴェールが死体で発見される。頭部には外傷があり、状況から見てレイプ殺害後に体を洗浄された可能性が高い。部屋には空っぽのギターケースや血の付いたガラス片が残されており、ドアの鍵穴には蜜状の痕跡が付着していた。
その後、エリナーの遺体はモルグに運ばれる。検視を行ったシドは、頭部にガラスの破片が刺さっているのを確認。さらに、鼻腔に地下鉄のホコリが付着しているのを見つけ、彼女が地下鉄の駅構内でパフォーマンスを披露していたミュージシャンであることを思い出す。また、エリナーの死因は窒息で、口には独特な形状の痣が残っていることも明らかに。この痣は、犯人が被害者の口を封じるために拳を突っ込んだ跡。1999年から2001年にかけて、グラマシー周辺でレイプを繰り返していた、いわゆる“グラマシー・レイプ犯”の手口だ。痣を見て、過去に元恋人のカーラが“グラマシー・レイプ犯”の被害に遭ったことを思い出すホークス。マックは模倣犯による犯行も視野に入れるが、ホークスは、この手口は間違いなく“グラマシー・レイプ犯”によるものだと確信する。
その後、意外な事実が判明する。実は、ウェディングドレスのセール会場で死んだローレルも、8年前に“グラマシー・レイプ犯”に襲われていたことが分かったのだ。24時間以内にモルグに運ばれた2人の被害者が、どちらも同じ男に襲われたというのは単なる偶然なのだろうか?
フラックは、“グラマシー・レイプ犯”のファイルを調べるうち、当時の情報ラインに、ホークスが何度も不審者情報を通報していた記録を見つけ、それをマックに報告する。かねてより、当時警察にいなかったホークスが、なぜ非公表だった被害者の口腔の痣について知っていたのか疑問に感じていたマックは、ホークス本人に事情を聞く。ホークスは、元恋人カーラも“グラマシー・レイプ犯”の被害者であることをマックに打ち明け、犯人逮捕への執念を見せる。マックは、ホークスが個人的な感情から冷静さを失うことを懸念し、彼を事件の担当から外す。
シドは、ローレルの遺体をさらに詳しく調べ、彼女の手のひらの傷にエリナーの血痕が付着していたことを突き止める。エリナーの自宅の場所と殺害時刻から見て、彼女がウェディングドレスのセール会場に行ってローレルに危害を加えることは不可能。では、なぜエリナーの血痕がローレルの傷口に? 非常に奇妙ではあるが、いずれにせよ2人の被害者の間に何らかのつながりがあるのは間違いない。
アダムは、エリナーの頭部に刺さっていたガラス片はギターのスライドバーであることを突き止め、そこからトレイ・フェイガーという男の指紋を検出する。彼は、エリナー同様、地下鉄の駅構内でパフォーマンスを行っているミュージシャン。性的暴行で告発された過去があり、その後も麻薬所持で刑務所を出たり入ったりしており、先月出所したばかりだ。マックとジェシカは早速トレイに会いに行くが、彼はスライドバーはエリナーにあげたものだと説明。殺害時刻にはグランドセントラルでパフォーマンスをしていたと言って、アリバイを主張する。
そんな中、ローレルの手のひらに残っていた傷跡が、彼女とドレスを取り合ったマリーが身につけていたネックレスの形に似ていることに気付いたステラ。ローレルのレイプの記録から、彼女が“グラマシー・レイプ犯”にジュエリーを盗まれていたことも分かり、ローレルがセール会場にいたのは、レースの途中で会場前に並んでいたマリーが自分のネックレスを身につけているのを見つけ、それを取り返そうとしたためだと分かってくる。ステラは、ネックレスの入手経路を確認するため、マリーが経営するクラブへ。ネックレスは、マリーの恋人で一緒にクラブを経営するコリンが、5年ほど前に路上の男から買ってプレゼントしたものだと分かるが…。
リンジーは、ローレルが死んでいたバスタブの排水溝で見つけた住血吸虫を分析。本来、血流の中で成虫になるはずの虫が、なぜバスタブに存在していたのか首をかしげるが、後に、傷を負った犯人がバスタブに血を垂らしたのだと気付く。犯人がこの住血吸虫の宿主だとすればエリナー殺害の動かぬ証拠になるが、今のところ犯人の住血吸虫を手に入れてバスタブの住血吸虫とDNAを照合するすべはない。
やがて、エリナーの部屋からなくなっていた彼女のギターが質入れされていたことが分かる。ギターには、ハチミツと消毒剤の痕跡が。これはエリナーの自宅の鍵穴に付着していた痕跡と同じものだ。さらに、ギターにはトレイの上皮が付着していたことも判明。麻薬常習者であるトレイが、麻薬をあぶろうとしてヤケドを負った指に包帯を巻き、その手でエリナーの部屋の鍵を開けてギターを盗んだことが明らかになる。フラックとジェシカは地下鉄の駅構内に急行し、警察の存在に気付いて逃走を図ろうとするトレイを取り押さえて逮捕。ところが、トレイはエリナー殺害を否定し、薬を手に入れるためにギターを盗んで質入れしただけだと主張する。
警察署には、ホークスの元恋人カーラがやって来る。“グラマシー・レイプ犯”に襲われた際、犯人に指輪を盗まれたことを思い出したと告げに来たのだ。涙ながらに辛い記憶をたどるカーラを隣室のマジックミラー越しに見守っていたホークスは、犯人が盗んだカーラの指輪は、彼女がプロポーズに備えて自分の祖母から借りたものだったとステラに語る。結婚を考えるほど真剣な交際をしていた2人の関係がダメになったのは、レイプ事件によって互いに受けた心の傷のせいだったのだ…。
そんな矢先、ホークスがアダムに鑑定させたエリナーのシャツに付着した汗と、マリーのネックレスの留め金から採取したDNAが一致。それがコリンのものと分かり、“グラマシー・レイプ犯”の正体はコリンと判明する。エリナーを殺したコリンの手を介して、マリーのネックレスにエリナーの血液が付着。さらに、そのネックレスを奪おうとして傷ついたローレルの手のひらにエリナーの血が付着したのだ。コリンが犯人であるのはまず間違いないが、残念ながらシャツの汗のサンプルはFBIの基準を満たしておらず、証拠能力が不十分。マックは、規定外のDNA鑑定をアダムに指示したホークスの行いを非難する。
その後、いても立ってもいられないホークスは、1人でマリーとコリンのクラブに足を向けるが、マックに見つかって引き留められる。マックは、カーラを支えてやれなかった当時の自分を悔やむホークスの思いを受け止め、コリンを有罪にする確実な証拠を必ず見つけると断言する。
CSIは、ローレルもカーラもレイプの際にジュエリーを盗まれていたことに着目。ほかの被害者たちにも話を聞き、被害者のうちの7人がやはりレイプ事件の際にジュエリーを盗まれていたことを突き止める。また、“グラマシー・レイプ犯”が鳴りを潜めていた8年の間、コリンがマリーと一緒にヨーロッパに渡っていたことも明らかに。また、DNA鑑定の結果、住血吸虫はブラジルのもので、クラブをオープンするための下調べとして1カ月前にコリンがブラジルに行っていたことも判明。あとは、コリンが住血吸虫の宿主と証明できれば、確実に彼を有罪にできるというところまでこぎ着ける。
そこで、ステラはマリーのペントハウスへ。コリンが“グラマシー・レイプ犯”だとマリーに告げたステラは、彼女がコリンからもらったジュエリーの数々を確認。それぞれがどの被害者のものだったかマリーに説明しているところにコリンがやって来る。ステラはその場でコリンを逮捕しようとするが、逆襲に転じたコリンはステラに殴りかかって抵抗。ステラは銃を手に応戦し、最終的に彼の腕と脚を撃って制圧する。彼の銃創から流れ出る血液の中は、確かに住血吸虫が混じっていた。
こうして、住血吸虫がコリンをエリナー殺害現場に結び付ける確かな証拠となり、コリンは逮捕。ローレルはマリーから自分のネックレスを奪おうとして襲いかかり、ウェディングドレスの飾りのストーンで上腕動脈を切った事故死と断定される。結局、ローレルの件は単なる事故だったわけだが、この事故がなければ今もコリンは野放しだったはず。この奇跡的なつながりに運命の力を感じつつ、マック、ステラ、シドの3人は、地下鉄の駅構内でミュージシャンが奏でる音楽に耳を傾けるのだった。


【鑑賞MEMO:豆知識】
ジョン・アダムズとトマス・ジェファソン

ジョン・アダムズは第2代アメリカ大統領。トマス・ジェファソンは第3代アメリカ大統領。2人とも独立宣言起草委員会のメンバーであり、1776年7月2日の独立宣言の採択に大きな役割を果たした。
ジョン・アダムズとトマス・ジェファソンが亡くなったのは、いずれも1826年7月4日。くしくも、独立宣言に署名をした日からちょうど50年後だった。
ローレルとエリナー、同じ日にモルグに運ばれてきた2人が、いずれも同じレイプ犯による被害者だったという偶然の妙を、ジョン・アダムズとトマス・ジェファソンに例えたリンジー。彼女は、なかなかの雑学王のようだ。

マーク・トウェイン
「トム・ソーヤーの冒険」で知られるアメリカの作家。ハレー彗星が観測された1835年に生まれた彼は、「自分はハレー彗星とともに地球にやってきて、ハレー彗星とともに去っていく」と周囲の人に話していたが、その言葉通り、75年ぶりにハレー彗星が地球に到来した1910年に逝去した。

ギブソンのゴールド・トップ
ギブソンが製造・販売を行っているエレキギター「ギブソン・レスポール」のうち、金色のメタリック塗装が施されたモデルのこと。中でも1957年型のゴールド・トップは、1952年に誕生したレスポールに初めてハムバッカー・ピックアップを搭載されたモデル。翌1958年からカラーの仕様が変更になっていることから、1957年型はゴールド・トップの完成形と言われている。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「カーラが求めてたのは、僕が受け止めてやることだ。なのに僕は逃げていた。そう、支えてやれなかった」 by ホークス

元恋人カーラに襲った悲劇と、それによって互いに傷つき、別れを経験することとなった辛い過去について語るホークスの一言。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
ホークスの痛ましい過去が…

元恋人カーラがレイプ事件の被害に遭ったという、ホークスの痛ましい過去が浮き彫りにされた今回のエピソード。当時のホークスは仕事中心で、プロポーズを待ちわびていたカーラの気持ちに応えてやれず…。その後、事件のせいで2人の関係はダメになってしまったようだ。ホークスは、カーラを支えてやれなかった罪悪感と後悔を、ずっと胸に抱き続けていたに違いない。
そんなホークスの心情を理解しつつも、規定に反したDNA鑑定を指示した彼を非難するマック。時には感情的な一面を見せるところがいい。ホークスを擁護しようとするステラには、持ち前の優しさがよく表れており、メンバーたちの個性が今回もうまく描き出されていた。
トレイ役で登場したのは、アメリカのロックバンド、ザ・コーリングのヴォーカルであるアレックス・バンド。エリナー役は、やはりプロのミュージシャンであるボニー・マッキー。コリン役は、「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン7にライアン・バーネット役で複数話出演しているエイアル・ポデール。

2010.3.27|CSI:ニューヨーク5、エピソードガイド|コメント(4)トラックバック(0)

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コメント

ホークスの過去が、また一つ…彼には辛い過去ですね元カノが…。
−メンバーの過去が、色々と解ってきますがアダムとシド2人の過去が知りたい!!

投稿: アライバ | 2010.03.28 00時33分

この回のオープニング曲の題名を知りたいのですが。

投稿: ebiko | 2010.04.02 01時14分

The Dixie Cupsの“Chapel Of Love”という曲です。かわいい曲ですよね。

投稿: chero | 2010.04.02 20時42分

ありがとうございました!
すごく気になっていたので胸のつかえがとれました!
iTunesストアにあったので早速購入してしまいました。

ほんとにありがとう^^

投稿: ebiko | 2010.04.03 00時06分

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