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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 2月6日(土) #5「人生の対価」

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若き考古学者ジェームズ・サットンが、レトロなクラブ近くの路地で射殺される。クレジットカードや現金などは盗まれておらず、物盗りによる犯行の可能性は低い。サットンのシャツには青い液体が飛散しており、首元にはネックレスが引きちぎられた跡が。遺体近くからは、何かをくるんでいたと思われる布と土くれや汚れたミトン、無数の線が描かれた紙などが回収される。

第一発見者でサットンの同業者であるローラ・ローマンによれば、殺される直前にサットンは、クラブの客たちに価値のあるものを発見したと自慢していたとのこと。ローラは、それが何か心当たりはないと話し、彼はみんなの羨望の的だったとコメントする。
シドはサットンの腹部の銃創から、めりこんだ無数の青いプラスチック片を採取。続けて弾を摘出するが、至近距離で撃たれたことを示す火薬輪が残っている割には、弾は浅い位置でとどまっており、弾に旋条痕が付いていないことが判明する。一体、サットンの命を奪った凶器はどのような銃なのか? 謎は深まる。
その後、ミトンにはサットンの血痕のほかにネズミの血痕と体毛、釣り針が付いていたことが明らかに。ステラとダニーは、路地でネズミを釣っていることで知られるウォルフォード・ベッシーに会いに行く。ベッシーは、ネックレスと布にくるまっていた懐中時計をサットンの死体から奪ったことを認め、サットンの死体を見下ろしていた人物と、後からサットンの死体に近付いた人物がいたと話す。ステラは、自分の名刺を彼に渡して何か思い出したら連絡するよう言うと、それ以上彼をとがめずにその場を後にする。
アダムは、サットンの殺害現場に落ちていた無数の線が描かれた紙に付いた折り目から、紙飛行機の形に折られた状態を復元。その結果、翼部分がどこかの地図になっていることが分かってくる。
その後、ステラはサットンのアパートの捜索に向かおうとするが、その途中でいきなり男に襲われる。耳の下に傷跡があるその男は、ギリシャ語で「ネズミ釣り男から何を取り上げたか教えろ」とステラに迫る。男はステラの反撃に遭い逃走するが、なぜ男はサットンのネックレスと懐中時計に興味を示したのだろうか? それほど価値のあるものなら、なぜサットンを殺した犯人はそれらを奪わなかったのだろうか?。
やがて、サットンの検視を終えたシドから新たな情報がもたらされる。サットンの死因は今回撃たれた弾ではなかったというのだ。実は、サットンは1年以上前にも銃で撃たれており、その際に医療処置が不適切だったために見過ごされた動脈瘤が、今回の被弾で破裂したのが本当の死因と判明する。
そんな中、“ネズミ釣り男”ことウォルフォード・ベッシーが殺害されているのが見つかる。ステラは、後からサットンの死体に近付いた人物が、懐中時計とネックレスをベッシーが取るのを目撃し、それらを取り返そうとして彼を殺害したのではないかと推測。さらに、ウォルフォードが持っていた名刺を見つけて、今度は自分を襲ったのではないかとにらむ。これが事実なら、ベッシー殺しとサットン殺しの犯人は別人ということになるが…。
アダムは、サットンの殺害現場に残されていた土くれに混ざっていた陶器の破片を調べ、70年前のルーズヴェルト大統領の皿の一部であることを突き止める。これを聞いたマックはピンとくる。紙飛行機の翼部分の地図は、ウォルドーフアストリアホテルの地下を示しているに違いない! そこは、今は運行されていない地下鉄61番線の特別ホームがあった場所。ウォルドーフアストリアホテルを好んだルーズヴェルト大統領は、よく大統領専用列車でこのホームを利用しており、専用列車には食堂車も含まれていた。皿の破片が見つかったとしても何ら不思議はないのだ。
そこでマックたちは地下の特別ホームに向かい、意外にも現場でローラと出くわす。取り調べを受けることとなったローラは、実はサットンと恋人同士だったことを告白。フラックは、考古学者としてライバルだったサットンからお宝を奪うために彼を殺したのではないかと追及するが、ローラは、サットンの遺志を継いで昔姿を消したジョセフ・クレイター判事の遺品を探そうとしていただけだと弁明する。
調べは進み、懐中時計の製造番号から、持ち主は確かにジョセフ・クレイター判事と判明する。ジョセフ・クレイター判事は、当時州知事だったルーズヴェルトから最高裁の判事に任命されたが、1930年に失踪。サットンはこのミステリーの解明に心血を注ぎ込んでいたようだ。これによりローラへの疑いは晴れるが、その一方で、サットンの医療記録から新たな事実が判明する。彼は、1999年のアイスハイキング中の転落事故によるケガで脾臓摘出のオペを受けていたはずなのに、シドが検視したサットンの遺体には立派な脾臓が残っていたことが分かったのだ。これには、首をかしげるしかないローラだったが、アダムの調査により、本物のジェームズ・サットンは3年前からロングアイランドに在住し、灯台博物館に勤務していることが明らかに。アダムが捜し当てたWeb上の動画から、彼は自分の人生を売って新たな生活を手に入れようとしていたことも判明する。
マックとフラックは灯台博物館で働く本人の元へ。そして、3年前、ミッチ・ヘンソンという男が彼の人生を50万ドルで買った事実を知る。要するに、今までサットンだと思っていたのは実はミッチであり、2度の銃撃は、いずれもミッチからサットンに成り変わってから起こったということになる。フラックは、サットンの実体はミッチという男だったことをローラに告げ、最初にサットン(実はミッチ)が撃たれた時の様子を彼女から聞く。それは2年前のこと。キプロス北部のニコシア郊外で発掘を頼まれたローラは、サットンに先を越されたと知って憤慨。銃を持ち出して見つけたものをすべて渡すよう要求するうちもみ合いとなり、倒れた弾みで図らずもサットンを撃ってしまったというのだ。サットンは、恋人であるローラをかばうため、医療機関を受診せずにローラの手で銃弾を取りだしてもらった。今回、これが直接の死因となったわけだが、フラックはこの事実だけはローラにふせておくという気遣いを見せる。
ホークスはサットンの銃創からシドが取り出した青いプラスチックの破片を復元。凶器はペンを改造した銃だったため、弾に旋条痕が付かず威力も弱かったことが明らかになる。しかも、改造に使われたそのペンは灯台博物館で土産として売られているものと判明。そう、本物のサットンが犯人だったのだ! マックとフラックは再び灯台博物館の本人の元へ。本物のサットンは、自分が売った人生で偽者が脚光を浴びるようになったのが不満で、犯行に及んだことを自供する。新しい人生の小道具で、古い人生を買った男を殺した…。これが事件の悲しい真相だった。
一方、懐中時計の価値はせいぜい2,000ドル程度だと知ったステラは、ベッシーを殺して自分を襲った犯人の狙いは、実はネックレスの方だったのではないかとにらむ。そして、X線でメダルを調査した結果、中にコインらしきものを発見。紀元前、フィリッポス2世が統治した時代のギリシャ金貨が隠されていたことを突き止める。ステラを襲いベッシーを殺した男は、この金貨を探していたに違いない。
コインはおそらくギリシャ政府が管理するものだろうと考えたステラは、協力を仰ぐためギリシャ大使館へ。そして、コンサルタントのコロヴォスに古美術品の専門家セバスチャン・ディアコスを紹介されて青ざめる。この男こそ、自分を襲ったあの暴漢だ! ステラは、肝心の金貨の写真を忘れたと言い訳して、足早に大使館を後にするのだった。


【鑑賞MEMO:豆知識】
ジョセフ・クレイター判事

1930年に行方不明になったニューヨーク州最高裁判所判事。事件は大々的に報道され、多くの目撃情報が寄せられたが、結局クレイターは2度と人々の前に姿を現すことはなかった。この失踪事件は、今も謎として語り継がれている。

ジミー・ホッファ
1975年に行方不明になったアメリカ最大の労働組合(全米トラック運転組合)の委員長。マフィアとのつながりなど黒い噂の絶えなかった人物で、マフィアに殺された彼の死体がジャイアンツスタジアムに埋められているという噂は都市伝説となっている。ジミー・ホッファの話は、第2シーズン#20「沈黙の過去」や、「CSI:科学捜査班」の第6シーズン#13「ラストショー」にも登場している。

フィリッポス2世
古代マケドニア王(在位紀元前359年~紀元前336年)。アミュンタス2世の子であり、アレクサンダー大王の父。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「お前の人生はこれだ。この先25年間、お前はニューヨーク州矯正局の管理下に置かれる」 by マック

これまたホレイショばりのマックの痛烈な決めゼリフ。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
ステラにまた危険が!

第2シーズンでは、正当防衛でサイコな恋人フランキーを射殺。第3シーズンではHIV感染疑惑にさらされ、第4シーズンでは、危うくマックのストーカー、333キラーのドリューに利用されそうになったり、事件絡みの火事で自宅が焼けたりと、数々の悲運に見舞われきたステラ。今シーズンもスタート早々から犯人追跡中にあわや転落!?というピンチに遭遇。そして今回、謎の男(後にディアコスと判明)に襲われるという事態! しかも、この一件、今回だけで片が付くとは思えない雰囲気…。今後ステラはまた危険な目に!? 何だかんだでタフガールの勲章は、リンジーよりもステラの方がお似合いのようだ。
本物のジェームズ・サットンを演じていたのは、「4400 未知からの生還者」のカイル役のチャド・ファウスト。「CSI:マイアミ」の第5シーズンには、ドキュメンタリー監督のマイク・ドイル役で2話ゲスト出演している彼だが、実際に映画監督としての顔も持っている。
ディアコス役は、「24 -TWENTY FOUR-」の第6シーズンでテロリストのアブ・ファイエドを演じたアドニ・マルピス。
ローラ役は、「LOST」でルソーの娘アレックスを演じているタニア・レイモンド。

2010.2. 6|CSI:ニューヨーク5、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

ステラ姐さん危機一髪!ひどいケガじゃなくてよかった〜。でも前回と同様、まだ謎が残っていてこの先どういう話になっていくのか、目が離せません・・・。
ストーリーがアメリカの(今回はギリシャも?)歴史とからんでいて、歴史に疎い私でも面白かったです!マックは教室で席が隣りでも...やっぱり答案は見せてくれないですよね...。でも、掃除当番とかでは、ガッシガシ机を運んでくれそう。

投稿: MSRGSRL | 2010.02.07 01時47分

ステラ…今Seasonも、危ないですね あの男は…また出て来ますよね。
人生を他人に売り渡し…幸せになる筈が…。売り渡した‘3年’の人生を…1度の過ちで、25年塀の中へ。

投稿: ダニー大好き! | 2010.02.11 16時04分

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