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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 12月5日(土) #9「刑事(デカ)の魂」

M7_09_2埠頭で感電死した若い女性の死体が発見され、ホレイショを始めとするCSIメンバーたちが現場を訪れる。被害者の体には索痕も打撲の跡もなく、抵抗した形跡はなし。CSIは、なぜ拘束もされていないのに被害者は犯人のなすがままになったのか首をかしげる。また、被害者は瞳孔が散大したまま死んでいたことも明 らかになる。

その後、ボーイフレンドのティム・エリクソンが捜索願を出していたことから、被害者の身元はキャシー・マイヤーズと判明。刑事のレジー・マスタウは、身元確認用の遺体写真をホレイショに手渡す。レジーは、最近現場からデスクワークに異動を命じられたが、殺人課での習慣が身についている彼は、自らエリクソンについて洗い、前科があることを突き止めていた。そんな彼に対しホレイショは、「デスクワークに異動になった原因を忘れるな」と釘を刺す。
引き続きホレイショは、ウルフとともにエリクソンの取り調べを行う。彼は、キャシーとは付き合い出して3ヵ月になると話し、自分にも容疑の目が向けられていることを知って憤慨。もちろん、キャシー殺害を否定する。
ナタリアはキャシーの薬物検査を行うが、血流からはクロロホルムやGHBは検出されず。しかし、カリーの調べで、目からはかなりの量のシクロペントラートが出たことが判明。犯人は、シクロペントラートでキャシーの目の調節機能をブロックし、視力を奪うことで拘束せずに監禁することに成功したことが分かってくる。ナタリアは、ふと1年くらい前の事件を思い出す。被害者はアリソン・ノヴェール。彼女も瞳孔が開いたまま死んでいた…。
ホレイショとトリップは、アリソン・ノヴェール殺害の容疑者だった眼科医のマックス・ポールソンを訪ねる。ポールソンはアリソン殺害についてもキャシー殺害についても、あくまでも無実を主張。顔には不審なアザがあったが、彼はそれを「レジー・マスタウにやられた」と説明する。実は、レジーが殺人課を追われたのは、アリソン・ノヴェールの事件が原因。当時、事件の担当刑事だったレジーは、ポールソンが犯人だと決めつけて強引な捜査を行ったため内勤への異動を命じられていたのだ。レジーが犯人はポールソンだと確信する理由の1つは、ポールソンが犯人の指紋と同じ突起弓状紋という珍しいタイプの指紋の持ち主であること。指紋の特定はできず、それ以上の決定的な証拠もないことから未解決事件となっていたが、今回キャシーという新たな被害者が出たことで、レジーの刑事魂に再び火が付いたらしい。ホレイショはレジーから警察バッジと銃を取り上げ、彼に反省を促すが…。
捜査は進み、8ヵ月前に男に襲われ被害届を出していたジェシカ・デイヴィスにも瞳孔散大の症状が見られたことが明らかとなり、ホレイショは彼女に会いに行く。ジェシカは婚約者のデニスと暮らしており、デニスによれば転移性の乳ガンと診断されたばかりとのこと。しかし、ジェシカは「今度はちゃんと聞いてくれるのね」と言って、気丈にホレイショに応対する。何でも、ジェシカによれば8ヵ月前に警察に被害届を出した時には、刑事に鼻であしらわれたとのこと。彼女は事件当時のことを思い返し、襲われた時、いきなり目に眩しい光を感じ、犯人の男から「命乞いしろ」と言われたと語る。
ナタリアは、アリソン・ノヴェールの事件の証拠を取り寄せるが、水害の被害にあって使えそうな証拠は残っていないことが明らかになる。そんな矢先、ホレイショの携帯電話にジェシカからSOSの連絡が入る。ホレイショがデニスの家に急行すると、デニスともめるレジーの姿が。足首に付けた予備の銃を抜き取ろうとする彼に、ジェシカは「あの時取り合ってくれなかった刑事ね」と言う。実は、ジェシカの被害届を軽視したのは、ほかでもないレジーだったのだ。レジーは今度こそジェシカを守りたくて、ポールソンが来るのを待ち伏せていただけと主張するが、ホレイショは、今度ジェシカに近付いたらクビだとレジーに通告する。
デルコは、犯人が被害者を拘束した跡を見つけるため、キャシーの遺体を赤外線写真で撮影する。その結果、首に指の跡が残っていたことが判明。犯人は頸部の動脈と静脈を圧迫することで、すばやく被害者を気絶させていたことが分かってくる。犯人は、特別な訓練を受けた者だろうか? 軍関係者? あるいは警官? デルコはレジー自身が犯人ではないかと疑い始める。
その直後、署内のエレベーターに乗り込んだカリーは、内部調査の呼び出しを受けたレジーと遭遇。レジーはエレベーターの停止ボタンを押し、「警察の仕事はきれい事だけじゃない。また犠牲者が出てもいいのか」とカリーに迫る。激高するレジーを前に、思わず銃に手を伸ばすカリー。レジーは駐車場で降り、去っていく。
被害者キャシーの生前の足取りを追うことで事件の証拠を探ることにしたナタリアは、付き合って3ヵ月のお祝いをするはずだったというボーイフレンドのエリクソンの証言にヒントを得て、彼女が美容院で眉毛の脱毛を受けていた事実をつかむ。早速、ホレイショとともに美容院に出向いてみると、店の前には放置されたキャシーのバッグが。どうやら彼女はこの場所で誘拐されたらしい。また、そこには何か(恐らくキャシー)を引きずった跡も残されており、たどった先ではグリースのような痕跡も見つかる。そして、そこにホレイショへの電話が入る。それは、さらなる犠牲者が出たという知らせだった。
ホレイショは、被害者が発見された路地へ急行。この被害者も感電死で瞳孔は散大、首には頸動脈を圧迫された跡が残されていた。ただし、今回の被害者は犯人に抵抗したらしく、爪からは犯人のものらしき毛髪が見つかる。
新たな被害者の身元は、売春や暴行などの前科があるレイチェル・カルヴァードと判明。また、爪に残されていた毛髪はポールソンのものと分かる。やはりポールソンが犯人なのか? ホレイショとトリップはすぐさまポールソンを取り調べるが、彼は依然として犯行を否認。犯行時刻には映画館にいたと言い、映画館の案内係の証言が彼のアリバイを裏付ける。ポールソンが犯人でないなら、一体誰がレイチェルを? エレベーターでの一件から、デルコと同様にレジーを疑い始めたカリーは、真犯人はレジーでポールソンはただの身代わりではないかと発言。レジーをよく知るトリップは彼をかばうが、現場からレジーのホルスターの留め金が見つかる。レイチェルを殺したのはレジーだったのだ!
ホレイショはレジーの家に向かい、予備の銃を入れているホルスターの留め金が確かになくなっているのを確認した上で彼を逮捕。捜査の目をポールソンに向けさせるため、レイチェルを殺して現場にポールソンの毛髪を残したことを認めたレジーは、ヘロイン中毒のレイチェルもやっと人の役に立てたのだと開き直る。
その後、ジェシカ・デイヴィスが襲われた事件の証拠品を洗い直した結果、貴重な手がかりが見つかる。ジェシカが着ていたブラウスのボタンに、2つの指紋が重なって付いていたことが分かったのだ。科学捜査の急速な進歩により、1年前は不可能だった指紋の分離が現在では可能に。デルコは早速指紋の分離に取りかかり、そのうちの1つに、キャシー・マイヤーズがさらわれた現場からも見つかったのと同じリチウム・グリースが付着していたことが分かり、ジェシカとキャシーの事件が1つにつながる。さらにその指紋は、ジェシカの婚約者デニスのものと判明。真犯人はデニスだったことが明らかになる。
ホレイショたちは、デニスの家へ。自分の婚約者が殺人鬼で、自分を襲った犯人と知ってショックを受けるジェシカの目の前で、デニスは逮捕される。自分の怒りを処理するために女性を殺したことを認め、ジェシカのことは殺すことができず、その後、ジェシカが自分と恋に落ちるように手を尽くしたと語るデニス。ジェシカという存在により、ようやく自分の拠り所を見つけたのもつかの間、彼女が乳ガンにかかったことで、再び自分を制御できなくなったデニスはキャシー殺害に至ったのだ。
結局、ポールソンが犯人だというのはレジーの思い込みだった。真実を知り、自分の過ちに気付いたレジーは、一人、独房で首を吊る。その知らせを受けたホレイショは、やり切れない思いに胸を痛めるのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
突起弓状紋

渦を形成せず、弓やり(アーチ型)になった線のみで構成されている指紋(弓状紋)のうち、鋭く曲がった線の特徴を持つもののこと。
ちなみに、指紋は大きく「渦状紋」「蹄状紋」「弓状紋」と、そのいずれにも分類されない「変体紋」に分けられ、それぞれにさらに細かい分類(例えば、弓状紋なら「単純弓状紋」と「突起弓状紋」など)がある。「弓状紋」は少なく、日本では全体の1割程度と言われている。

脱離エレクトロスプレーイオン化法
質量分析技術の一種。試料表面に電圧を印加したキャピラリーからイオン化用の溶媒をスプレーすることにより、溶媒の帯電微小液滴を試料表面に付着させ、試料表面から脱離したイオンの質量分析を行う手法のこと。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「だがジェシカ、これからは違う」 by ホレイショ

以前、男に襲われた際、届け出をないがしろにされたジェシカに対するホレイショの一言。被害者(特に女性)には優しく、頼りがいのあるホレイショの一面がよく表れていた。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
冒頭で切り出されたCSIメンバーたちの日常

オープニングでは、なぜかモーテル暮らしをしているデルコ、髪を引っ詰め、華麗なフォームでジョギングをするカリー、謎の少年を車で送るウルフと、CSIメンバーたちのプライベートが切り出された。特に、デルコがモーテル暮らしをしている理由、ウルフが送っていた少年とウルフとの関係は、今後のストーリー展開の伏線である可能性が高いので要注目。映像としては、それぞれのシーンの合間に挟み込まれた、殺されるキャシーの表情が、スタイリッシュさを出しつつ事件の陰惨さを際立たせていた。
今回、レジーという熱く激しい刑事を演じていたのは、「ブル~ウォール街への挑戦~」のコーリー・グランヴィル役や映画『クール・ランニング』への出演などで知られるマリク・ヨバ。正義感と責任感がマイナス方向に暴走し、狂気に駆り立てられていく彼と、そんな彼を止めることができなかったホレイショの苦悩。人間ドラマとしての見応えが十分だっただけに、過去にもレジーとホレイショの絡みが描かれていたらもっと良かったかも…と欲が出てしまうところだ。

2009.12. 5|CSI:マイアミ7、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

自分に振り向いてくれないからって?その怒りを向けることができないからって?何の関係もない人を殺していいと?なんちゅう、身勝手な言い訳。動機。はあ?と、言いたい。レジーと言う刑事。捜査をする側がしてはいけないことをしてしまった!しかも、自分の命を絶つことなど、もっての他!生きていて欲しかった…と、ホレイショも思っただろうに。辛い、複雑な終わり方だった。

投稿: マック娘 | 2009.12.06 15時21分

今回のオープニング~
デルコ〓モーテルに住んでる!?ウルフ〓少年を学校へ送り(彼の子供)
カリー〓ジョギングを。 そして…現場へ!!
レジー…刑事として、人間として…取り返しがつかない過ちを…pout
『過ちは償わなくては…』と言ってたが…彼は命を…。 ホレイショ、やりきれないだろうなぁ…。

投稿: ホレイショ好き! | 2009.12.11 00時02分

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