CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 11月14日(土) #6「白ユリの墓」

M7_06_3 悪名高いギャング、ジョセフ・サルーチを殺人罪で起訴に持ち込むチャンスが訪れた。被害者A・J・ワトキンズが撃たれたバーのトイレで、事件の一部始終を音で聞いていたキャンベルが、証言台に立つことに同意したのだ。人目を避け、建設中の高層ビルの一室にキャンベルを保護したカリーとデルコは、そこで証言内容の最終確認を行うことに。キャンベルは事件のあらましを話し始める。自分がバーのトイレに行くと、被害者のワトキンズがいたこと。個室に入った直後に何者かがやって来て、「ジョセフ・サルーチを知ってるな? エマの仇だ」と言って発砲したこと。犯人に気付かれないよう個室から緊急通報した後、人の気配がなくなったのを確認してから外に出たが、その時はすでにワトキンズの遺体はなかったこと…。

キャンベルが一通り話し終えた矢先、デルコが異変に気付く。突然ビルの外部から巨大クレーンのアームが迫ってきたのだ。結局、アームは窓を突き破って部屋を大破。カリーは、崩れた床につかまって落ちそうになっているキャンベルの手を取るが、引っ張り上げることができずにキャンベルは落下。そのまま命を落としてしまう。
現場にはホレイショも到着。デルコは、事故のショックを引きずるカリーとともに、ビルの現場監督のブレイクから話を聞く。ブレイクによれば、1週間前に工事そのものが中止になったため、今日はクレーンを動かしていないとのこと。サルーチにも手を貸していないと言うが…。
その後、ホレイショは墓地に足を運ぶ。そこには、墓前に白ユリを供えるサルーチの姿があった。実は2週間前、サルーチの一人娘のエマは、ビーチで焚き火パーティーをした後にそのまま眠ってしまい、4輪バギーにひかれて事故死したのだ。そして、4輪バギーを運転したのがワトキンズだった。ホレイショは、エマの復讐のためにワトキンズを何者かに殺させ、証人であるキャンベルも殺したのではないかとサルーチに詰め寄る。しかし、サルーチは身に覚えがないと言ってシラを切る。
ウルフは問題の巨大クレーンのキャブに乗り込み、血痕の付着を発見する。DNA鑑定の結果、血痕はサルーチの下で働いていた過去があるカート・グリーンフィールドのものと判明。しかしカートは、犯行時刻にはクレーンに乗っていないと主張。工事現場でクレーンを操縦している最中にこっそり覚醒剤をやっていたが、急に工事が中止になったため、キャブ内に隠しておいたドラッグを回収しに行って手を切っただけだと釈明する。
デイド署前では、カリーとデルコがキャンベルの妻ベスと息子ノアと対面。ベスは、保護すると言いながら夫を守れなかった警察を責め、怒りにまかせてカリーの頬をひっぱたく。キャンベルの死に責任を感じているカリーにとっては手痛い仕打ちだったが、カリーは気持ちを新たに現場に戻り、見落とした証拠がないか調べることに。ウルフも、分析機器が装備されたAVハマーで現場に駆けつる。そして、犯人のものと思われるタイヤ痕を見つけた2人は、それを撮影してAVハマーに送信。ラボにデータを送信するまでもなく車種が割り出され、該当車種の登録データから、サルーチの仲間であるミック・ラゴーサが捜査線上に浮上する。
捜索指令が出された結果、間もなくラゴーサの車が発見される。車には、明らかに現場にいたことを示す傷が付いていたため、ホレイショとトリップはラゴーサを追及。しかしラゴーサは、娘を亡くして憔悴しているサルーチのために、証言を取りやめて手を引くようキャンベルを説得しに行こうとしただけだと弁明。クレーンは動かしていないと主張する。
やがて、クレーンキャブ内にあったブラックボックスのデータ分析の結果が出て、クレーンは遠隔操作で操られていたことが分かってくる。遠隔操作の有効範囲と、ビルの隠れ場所が見渡せる位置を照らし合わせた結果、とある屋上駐車場がマッチ。屋上駐車場のゴミ箱からは、クレーンの遠隔操作に使われたリモコンが見つかる。さらに、リモコンのネックストラップに付着したDNAを分析したところ、リモコンを操っていたのは、何とキャンベルの息子ノアと判明する。
証拠を突きつけられたノアは、父親のキャンベルが証人になることで、一家全員が証人保護プログラムの対象となり、自分まで現在の生活を捨てなければならなくなるのに我慢できなかったと供述。父親を思いとどまらせるために脅かすだけのつもりが、うまくクレーンを操作できずに、結果的に父親を死に至らしめたことを認める。
こうして、キャンベル殺害については解決したが、キャンベルという証人を失った今、ワトキンズ殺しの捜査は振り出し…。残された手がかりは、キャンベルがかけた緊急通報の録音データだけだ。カリーはラボスタッフのジェーンの協力を得て、緊急通報の音声を分離。これにより、トイレの水を流す音が混ざっていたことが明らかになる。犯人は、証拠である薬莢をトイレに流して出て行ったのかもしれない。結局、この読みは大当たりで、バーのトイレの排水管から薬莢が見つかる。
薬莢は水に浸っていたため指紋の検出は困難かと思われたが、ホレイショは金属の腐食を検出する最先端の手法を用いて指紋の検出に成功。ワトキンズを撃ったのはラゴーサと分かる。ラゴーサは、ワトキンズの死体が見つかっていないのをいいことに余裕の態度を見せるが、ラゴーサの車のトランクから血液が見つかり、積まれていたシャベルには焼けた砂の粒子が付着していたことが判明。エマが焚き火パーティーの後にひき殺されたビーチを掘り返した結果、ワトキンズの死体が発見される。
また、発見されたワトキンズの死体の状況から、新たな事実が浮かび上がる。銃の傷は致命傷でなく、死因は首を絞められたことによる窒息だったのだ。さらに、首には白ユリの花粉が付着していたことも明らかに。これにより、手を下したのはサルーチ本人だと証明される。一人娘を失ったサルーチは、ワトキンズが刑事処分を受けなかったことが許せず、自分で審判を下すためにラゴーサにワトキンズを拉致させた。そして、娘がひき殺されたビーチに連れて来させ、自らとどめを刺したのだ。サルーチ逮捕の決め手となったのが、娘エマのために毎日墓に供えていた白ユリだったとは皮肉な話…。移送されるサルーチを見送るホレイショの手には、愛息カイルの写真が握られていた。


【鑑賞MEMO:豆知識】
巡回裁判所

判事が各地を巡回して開廷していた時代の名残で、現代の第一審・事実審裁判所のこと。フロリダには20の巡回区がある。今回、キャンベルはこの巡回裁判所に向かうことになっていた。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「まいったな、下は見ない。見ないよ」 by ウルフ

巨大クレーンのキャブに乗って、高さに怯えるウルフの一言。いつも強気な発言が多いウルフだが、こんなかわいらしい一面も。この後、ウルフはナタリアと一緒にバーのトイレを捜索するが、このシーンも実にコミカル。エピソードにメリハリを与えていた。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
サルーチは2度目の登場!

今回、登場したギャングのボス、ジョセフ・サルーチ。実は、第4シーズン#14「影からの逃亡者」にも登場。当時もギャングのボスの設定で、殺人の密告をしようとした手下を殺した罪でホレイショに逮捕されたが、わずか2年で出所していたということになる。
正真正銘の悪玉であるサルーチだが、今回は一人娘を失うという悲劇が背景に。悪は決して許されるべきではないが、同じ子を持つ親としてホレイショには考えさせられるところがあったのかも。エンディングでそっとカイルの写真を見つめるシーンに、ホレイショの親心が表れていた。
なお、サルーチを演じているのは、ジェームズ・ルッソ。『ビバリーヒルズ・コップ』『フェイク』『ポストマン』など、数多くの映画に出演している名脇役。
また、いかにもマイアミらしい大迫力なクレーンによるビルの破壊シーンが見せ場となっていた今回。珍しいことにオープニングにホレイショの登場はなく、キャンベルを助けることができなかったカリーの表情にスポットが。エピソード全体を通して、カリーの苦悩が見事に描き出され、特に、エンディングでカリーがキャンベルの遺体の手を握るシーンは、もう1つの見せ場となっていた。

2009.11.14|CSI:マイアミ7、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/46697994

この記事へのトラックバック一覧です: 11月14日(土) #6「白ユリの墓」:

コメント

正義の為に証言をしようと決めた父親を…息子が…pout 家族がひとつになる筈が…バラバラに…。 ウルフ…って…高所恐怖症だったの!?
カリー&デルコ〓またまた親密に…なるよね
新顔〓ラボの女性(アジア系)、名前はなんて言うのかな!?

投稿: ホレイショ好き | 2009.11.18 23時28分

コメントを書く