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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 8月1日(土) #16「CSI:ハリウッド」

コメディドラマ「アナベル」の撮影が、ラスベガスで行われる。主演のアナベル・ファントは人気女優だが、わがままで人使いが荒く横暴。プロデューサーのスペンサーを始め、共演者のメーガン、アシスタント兼スタンドインのナターシャ、脚本家たちは、番組を1人で仕切ろうとする彼女に閉口していた。そんな中、ホテルの部屋で口の中にゴムのニワトリを詰め込まれたアナベルが死んでいるのが見つかる。思わず、その様子をカメラで撮ってクリスマスカードのネタにしようとするスペンサー。彼はその後も、いかにアナベルから屈辱的な仕打ちを受けてきたかをこれでもかと暴露する。

キャサリンはホテルの部屋を調べ、クローゼットの中で尿が入ったボトルを見つける。アナベルは、薬物検査をかわすために他人の尿をストックしていたのだろうか? スペンサーのほか、ロサンゼルスから駆けつけた(スチュワート・リトルと間違えられやすい)スチュワート・ライテルの話から、アナベルはアルコール依存症で酒を止められており、過食症も患っていたことが分かってくる。
現場には、アナベルの恋人バドが妻に別れのキスをさせてほしいとやって来る。アナベルに拾われて運転手からドラマの共同製作責任者に大抜擢された彼は、何と2日前にアナベルと結婚したばかりだというのだ! 周囲の人間がアナベルを嫌う中、バドだけは彼女のご機嫌取りにいそしんでいたのは確かだが、ブラスは彼が遺産目当てでアナベルを殺したのではないかと疑う。
その後、エレベーターの防犯カメラの映像やカードキーの記録から、ナターシャが死亡推定時刻の少し前にアナベルの部屋に出入りしていたことが明らかになる。ナターシャの容姿はアナベルそっくり。都合よく自分の身代わりにするため、アナベルが自腹を切って整形手術を受けさせたのだという。顔はおろか胸やお尻にまでシリコンを入れるよう強要されたと語るナターシャ。彼女は、衣装をトラックに積むために部屋に取りに入っただけだと説明する。
モルグではナターシャの検視解剖が行われ、ニワトリは死んでから口に詰め込まれたもので、死因は後頭部への一撃で生じた硬膜下血腫と判明する。さらに、アナベルは肝硬変と胃潰瘍を患っており、子宮の摘出手術を受けているのにタンポンを使用していたことも明らかに。ホッジスがタンポンと悪戦苦闘しながら調べた結果、アナベルはタンポンにウォッカを染み込ませ、胃潰瘍を悪化させない方法でアルコールを摂取していたことが分かってくる。
その後、ホテルの部屋のカーペットに残された血染めのヒール跡から、ナターシャが容疑者として浮上する。そんな矢先、ハリウッドで「アナベル」の最後の収録に臨んでいたナターシャが、撮影中の車の暴走事故で死亡したとの連絡が入る。アナベルの事件との関連性を調べるため、グリッソムとブラスはハリウッドへ。地元のフローレス刑事に話を聞いたグリッソムは、車はアナベル自身が借りていたもので、ラスベガスの撮影で使われるはずのものだったと知る。さらに、グリッソムたちは、共演者のメーガンが愛犬の死に号泣する姿を目撃する。また、車には細工されたチップが装着されていたことも明らかになる。
ラスベガスでは、ホッジスがネットのゴシップサイトから貴重な手がかりを手に入れる。アナベルとバドの結婚式の様子を次の組の新郎が撮影しており、そこに映ったアナベルが実はナターシャと分かったのだ。これで遺産狙いの線から、一気にバドが第一容疑者に。グリッソムとブラスは彼を訪ねて事情を聞くが、バドはナターシャと共謀してアナベルとの結婚式をでっち上げ、アナベルを殺す計画を立てただけで、アナベルもナターシャも殺していないと主張。グリッソムとブラスは、バドには車のチップを細工するほどの知恵はないと考える。
その後、アナベルの口の中から見つかったゴムのニワトリには、クローゼットで見つかったボトル入りの尿と同一人物のDNAが付着していたことが判明する。グレッグは、エレベーターの映像を再チェックし、4人目の脚本家とおぼしき男が、ほかの3人の脚本家たちと別行動を取っており、尿が入れられていたボトルと同じラベルのミネラルウォーターを飲んでいるのに気付く。4人目の脚本家の正体を突き止めるべく、ほかの脚本家たちに事情を聞くCSI。しかし、脚本家は出入りが多く、4人目の脚本家の身元はなかなかつかめない。結局、ボトルの指紋がデータベースでヒットし、謎の脚本家は俳優兼大道芸人のリチャード・ラングフォードと判明。広場でロボットマンのパントマイムをしていたリチャードを、ニックとウォリックが逮捕する。
リチャードは、以前、「アナベル」に配管工役で出演。アナベルに気に入られてレギュラー昇格の話を持ちかけられたものの、彼女とのセックスを断ったために干される結果となった。妻にも離婚されたリチャードは大道芸人になったが、俳優の道を諦めきれず、ラスベガスに撮影に来ていたアナベルを訪ねたのだ。仕事をくれと頼むため、部屋のクローゼットに隠れてアナベルと2人きりになるチャンスを待っていたリチャード。その間、アナベルはバドとセックスを楽しもうとするものの、バドが使い物にならず…。バドが部屋を出て行き、ようやくクローゼットから出てアナベルの前に姿を現したリチャードは、欲求不満のアナベルにいきなり急所をつかまれ、思わずアナベルを突き飛ばしてしまったのだ。そして、彼女は頭をテーブルにぶつけて倒れた。これが事件の真相だった。リチャードは、口に詰め込んだニワトリについては、捜査の目を脚本家たちに向けさせるためだったと説明する。
これで事件は解決したかに思えたが、検視の後片付けをしていたロビンスがあることに気付く。アナベルの傷口には血栓が見られず、どういうわけか血液が凝固していなかったというのだ。そこで血液検査をした結果、ヘマディンという抗凝血薬が陽性と判明。マウスウォッシュのボトル、ナターシャの血中からもヘマディンが検出される。マウスウォッシュのボトルの中身がウォッカだと知っていた人物が、ヘマディンをマウスウォッシュのボトルに混ぜた?! その人物とは…、実は共演者のメーガンだった。
メーガンの死んだ犬は病気のためヘマディンを摂取していた。獣医に頼んで余分にヘマディンをもらったメーガンは、それをアナベルのマウスウォッシュ(実はウォッカ)に盛ったのだ。彼女は、アナベルの傍若無人ぶりに嫌気がさしており、同じくアナベルに敵意を抱いているスペンサーとは恋仲だった。彼女がアナベルを殺そうとしたのは間違いなさそうだが、メーガンは事件のなぞ解きを脚本になぞらえて語り、グリッソムらを翻弄する。結局、彼女を有罪にするだけの証拠がなく、グリッソムは泣く泣く引き下がるしかないのだった…。
その頃、マウスウォッシュに入ったウォッカを飲んだのだろうか、ひげそりで首を切ったバドの傷口からは、どんどん血液が流れ出す。止まらない出血に、バドはなすすべもないのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
ハッピーデイズ

70年代にヒットしたコメディドラマ。主人公のフォンジーが、意味もなく鮫にジャンプするシーンがある。これをブラスは喩えに使った(「鮫にジャンプ」)が、グリッソムはフォンジーどころか、「ハッピーデイズ」も知らなかったようだ。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「死ぬのは簡単。コメディは難しい」 by グリッソム

19世紀の優れた俳優エドマンド・キーンが死の床で言ったとされる言葉を引用した一言。グリッソムは今回、「そりゃコケッコー」というおどけたセリフも披露。原音では「Gag」で口封じ=ギャグの掛けことばになっていたので、こんなはじけたグリッソムのセリフを聞けたのは吹き替え版ならでは。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」とのコラボーション!

今回のエピソードは、アメリカで人気のシットコム「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」との脚本家クロスオーバー・エピソード。「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」の第5シーズン#17「Fish in a Drawer(原題)」の脚本をCSIのスタッフが担当し、今回放送された「CSI:ハリウッド」の脚本を「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」のエグゼクティブ・プロデューサー、チャック・ロリーとリー・アロンソーンの2人が手がけている。今回のエピソードの原題「Two and a Half Deaths」は、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」の原題「Two and a Half Men」をもじったものになっている。
そして、お楽しみは「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」の主役3人(チャーリー・ハーパー役のチャーリー・シーン、アラン・ハーパー役のジョン・クライヤー、ジェイク・ハーパー役のアンガス・T・ジョーンズ)のカメオ出演。彼らは、ハリウッドに乗り込んだグリッソムとブラスが、カートで撮影所内を移動するシーンで登場していた。
アナベル役は、「パパにはヒ・ミ・ツ」のほか、最近では「ボストン・リーガル」へのゲスト出演などで知られるケイティ・セイガル。エディ役のJ・D・ウォルシュは「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」にゴードン役で複数話出演している。ドン役のケヴィン・サスマンは、「アグリー・ベティ」でベティを振った元彼ウォルター役。
スペンサー役のスティーヴン・トボロウスキーは、 「HEROES/ヒーローズ」のボブ・ビショップ役。「CSI:マイアミ」にも州検事補のドン・ハフマン役で複数話出演している。スティーヴン・トボロウスキーについては、海外ドラマNAVIのコラムでも取り上げられている。

海外ドラマNAVI「あのTVスターを追え!?」

なお、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」の第5シーズン#17「Fish in a Drawer(原題)」には、ニック役のジョージ・イーズが、ニック役ではない別の役でゲスト出演を果たしている。

2009.8. 1|CSI:8 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

ばかばかしいコメディ風味のエピソードかと思っていたら、犯人は手強く、ラストはきつ~いブラックジョークで締めくくり。第一印象を裏切る脚本の妙は見事。

投稿: sprectre | 2009.08.01 23時42分

最近になかったきつ~~いブラックジョークの締めにおもわずにやり。

そうきたかと思ったのもつかの間、今週はとうとう止ってたウォリックのエピソードの続き。

楽しみにしているような、ウォリックがどうなるのか心配なようなで、ドキドキしながらテレビ見ます。

投稿: まじゅあん | 2009.08.05 12時09分

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