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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 7月11日(土) #13「ベビー・コーデリアの棺」

クラブでのショーを終えたコメディアンが、段ボール箱の中に入れられた幼い少女の死体を駐車場で発見する。死後12時間以内と見られ、体には排水管洗浄剤による火ぶくれの跡や打撲傷が。首にかけられた聖ユダのメダルには、犯人が少女を手厚く葬ろうとしたであろうことが見て取れる。また、死因は、後頭部に衝撃を受けたことによる環椎後頭関節の脱臼と判明。マスコミは、少女の身元がつかめないことから、発見場所が面していた通りの名前を取って「ベビー・コーデリア」という仮称で少女の事件を報道する。

その後、少女は髪をブラウンからブロンドに染め、パーマをかけられていたことが判明。段ボール箱に貼られたラベルのバーコードの情報から、中にはノラ・オトゥール宛の掃除機が入っていたことが分かり、ブラスは彼女のアパートを訪れる。ノラは、婚約者のディーン・ジェームズと半同棲生活を送っており、ディーンは掃除機を取り出した後、裏に段ボール箱を捨てたと話す。
ウォリックは、少女の髪をブラウンの直毛に変えた合成写真を作成し、行方不明者リストと照合。該当者とおぼしき少女を割り出すが、両親の確認により人違いと分かる。そんな中、段ボール箱のパッキングテープに付着した毛髪が、メーガン法のリストに登録された性犯罪者リオ・フィンリーのものと分かる。実はフィンリーはノラの婚約者ディーンだった。
ブラスは早速ノラのアパートに戻り、ディーンことリオ・フィンリーを逮捕。署に連行され、取り調べを受けることとなった彼は、メーガン法のリストに性犯罪者として登録されたいきさつを説明する。それはさかのぼること10年前。ドラッグでハイになったリオは、裸になって外に出て踊っていたところを、たまたま隣の家の庭で遊んでいた児童たちに見られてしまい逮捕に至った。これにより、性犯罪者のレッテルを貼られた彼は、周囲から過激な嫌がらせを受けるように。仕方なく偽名を使うようになり、婚約者のノラにも本名を伏せていたのだ。リオは今回の事件との関わりをきっぱりと否定するが、キャサリンは彼を釈放せず、厳しい態度で臨む。
その後、段ボール箱に残っていた油の残留物が手がかりとなり、リオは壊れたシリンダーヘッドを段ボール箱に入れ、少女の死体発見現場近くのガソリンスタンドに持ち込んでいたことが明らかになる。裏に箱を捨てたというリオの証言は嘘だったと分かり、ブラスは再びリオを追及。彼は、疑われたくなくて嘘を付いたと釈明する。
そんな中、服役中の囚人バルボアが、テレビのニュースを見てベビー・コーデリアが自分の娘のイネズだと気付く。ブラスとキャサリンは刑務所でバルボアと接見。イネズの母親のグレースが、先に出所した元囚人ボイド・ウォルドリップと再婚したという話を聞かされる。妻子を取られたことでボイドを恨んでいるバルボアは、イネズを殺した犯人はボイドだと決めてかかり、グレースもボイドによって殺されているかもしれないと話す。
グリッソム、キャサリンらは、すぐにボイドの自宅へ。しかし、そこに家族の姿はなかった。部屋にはボイドとグレース、そしてイネズを含む3人の子どもたちが写った写真が。キャサリンは、イネズとほかの子どもたちが本当の兄妹に見えるように、あるいは、実の父親と似ていないように見せるために髪を染めたのかもしれないと推測する。さらにキャサリンは、キッチンのシンクの下に、血痕を発見する。
その後、逃走していたボイド一家がレストランに立てこもっていることが分かり、ブラスらは現場へ急行。ボイドは交渉人の説得に応じ、子ども2人を解放する。そして、自分もグレースとともに投降しようとするが、よろめいたグレースが警察に射殺されてしまう。
逮捕されたボイドは、一連の出来事によるショックで自暴自棄に。取り調べでイネズを殺したのは自分だと自供し、弁護士は必要ないと言って投げやりになる。その頃、キャサリンは、保護されたボイドの子どもたちから思わぬ話を聞かされることに。イネズは、かくれんぼ遊びでシンク下に入ったというのだ。恐らくイネズは、シンク下で排水管洗浄剤を倒してヤケドを負い、自分で転んで頭をぶつけたのだろう。殺人ではなく事故死だったと知ったキャサリンは、あらためてボイドを追及。ようやくボイドは重い口を開き、発見時、すでにイネズがぐったりしていたためにパニック状態になったこと、バスに乗って病院へ連れて行こうとしたが、途中でイネズが死んだために、たまたま見つけた箱に死体を入れて駐車場に置いて来たことを告白する。事故死だと通報しても、前科者の自分の話は信じてもらえないと思い、泣く泣く遺体を手放すことにしたと語るボイド。捜査の一環として死体発見現場に設置したカメラには、悲痛な面持ちで献花しているボイドと、彼の考えに同調して密かにイネズとの別れを惜しむグレースの姿が映っていた。2人は、心からイネズを愛していたのだ。
キャサリンは、事件の悲惨な結末にやり切れない思いを抱きつつ、仕事を終えて駐車場に向かう。すると、そこには彼女を待ち構えているリオの姿が。リオは、自分がメーガン法のリストに載っていることを知られてノラに婚約を破棄され、仕事も住む場所も失ったと、キャサリンに恨みをぶちまける。無実の自分を一方的に疑ったキャサリンを責めて興奮するリオ。キャサリンは思わず銃を抜き取るが、リオは言いたいことをすべて言い終えると、キャサリンに背を向けてその場を立ち去るのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
守護聖人

キリスト教で、個人や教会、職業、国、地域などをそれぞれ保護するとして崇敬されている聖人のこと。聖ユダ(イエスを裏切るユダとは別人)は、絶望の渕にあえぐ者の守護聖人として知られている。

メーガン法
アメリカの多くの州で制定されている、性犯罪者の氏名・住所・犯罪歴などを地域住民に公開する法律の俗称。再犯率の高い性犯罪を未然に防ぐことを目的として、1994年、ニュージャージー州で初めて制定された。
俗称の由来は、当時7歳だった少女メーガン・カンカちゃんの暴行・殺害事件。犯人のジェシー・ティメンデュカスはメーガンちゃんの顔見知りだったが、彼に2度も性犯罪による逮捕歴があったことを、メーガンちゃんの両親をはじめ、周囲の人間の誰もが知らなかったことが法律制定のきっかけとなっている。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「じゃあ、この子がそんなに可愛くなかったら、そんなにショックじゃないわけ?」 by キャサリン

少女の死を嘆くホッジスに対する、キャサリンの一言。子どもが死ぬという痛ましい事件にこみ上げる怒りをこらえきれないキャサリン。言葉の揚げ足を取られたホッジス、ちょっと気の毒だった…。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
やや暴走気味だったキャサリン

子どもが絡んだ事件だと、ついつい感情移入してしまう優しき捜査官たち。キャサリンは、自分にも娘がいるだけに、今回もヒートアップ。無実のリオを犯人扱いして厳しく接したのはいいが、最後には本人から脅し返されるハメになった。捜査官たちは常に逆恨みの対象に成り得るのだと、あらためて考えさせられるのと同時に、メーガン法という制度の功罪を見た気がした。
囚人バルボア役は、「クローザー」のフリオ・サンチェス役のレイモンド・クルツ。
ちなみに、2006年にラスベガスでは、身元不明の少女の死体が見つかるという事件が実際にあったらしい。少女は、“Baby Jane Cordova Doe”(Jane Doeは女性の身元不明者に付けられる名前)と呼ばれていたようだ。

2009.7.11|CSI:8 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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