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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 6月27日(土) #12「第七の地獄」

大陪審で証言する予定だった証人ドン・クックの乗っていた車が炎上。ドンは全身にヤケドを負った上に、銃で撃たれて死んでいるのが見つかる。その頃、グリッソムは風邪をこじらせて仕事を休んでいたが、検事補のマディ・クラインがグリッソムに捜査を依頼。キャサリンらチームのメンバーは現場で捜査を開始し、ドンの車にギャング団「ラ・ティエラ」のサインである「LAT」の文字の書き込みを見つける。

グリッソムは、体調が悪いながらも自宅で現場とのやり取りを続けていたが、そこにしびれを切らしたマディが押しかけてくる。彼女は、グリッソムのチームのメンバーたちがこれまでに起こした不祥事を挙げ連ね、自分がグリッソムのチームを守るためにいかに尽力してきたかを強調。今度は自分に力を貸すよう訴える。今回、マディが挙げたいのは、ラ・ティエラのボス、エル・マトーチョ。彼の本名はエミリオ・アルヴァラードで、現在仮釈放違反で逮捕されて拘束中だが、あと52時間で釈放される予定である。本来なら、ドンの証言によりアルヴァラードがエル・マトーチョだと証明することで、彼をギャングのリル・ゴード殺害の罪で起訴できるはずだったのだが…。もはや、アルヴァラードを罪に問うためには、ドン殺害の共同謀議を立証するしか手はない。
その頃、ブラスのオフィスにはドンの妻コーディの姿があった。彼女は、最後にドンに会ったのは昨日の夜だと証言。場所は、自分の実家だったと話す。また、モルグではドンの検視が行われ、死因はヤケドではなく銃創だと断定される。これにより、ドンが撃たれたのは車に乗る前だったのか後だったのか、はたまた車に乗っている最中だったのか、そのタイミングが問題となる。グリッソム同様、風邪をひいているニックとグレッグの2人は、咳をこらえながらドンの焼けこげた車を調査。ニックは、エンジン部分にボロ布を見つけ、発火するように誰かが故意に細工をしていたことを突き止める。
マディとグリッソムは、証人のドンが殺されたことを陪審員たちに説明。証人の存在が外部に漏れていた可能性を知らされた陪審員たちは、我が身を案じる。その後、いったん自宅に戻ったグリッソムの元には、ブラスが訪ねてくる。彼は、証人のドンを守れなかったことを悔いる思いをグリッソムに打ち明ける。
ラボのガレージでは、体調不良のニックに代わり、ウォリックがドンの車の調査を引き継ぐ。そして、グローブボックスの中に銃を発見。シリアル番号から、持ち主はドンの義父でコーディの父親であるオマーリーと判明する。
早速ブラスはオマーリーの自宅へ。なぜ、ドンが彼の銃で撃たれたのか事情を聞く。オマーリーは、証人として大陪審を控えていたドンから銃をくれと頼まれたのだと説明。自分は、大陪審の証人にはならない方がいいとドンに助言していたと語る。
その後、グレッグの検証により、車のグローブボックスに入れてあった護身用の銃は発火による熱の影響で自然に発砲したことが判明。偶然、車外に脱出しようとしたドンに命中したことが明らかになる。結局、ドンを撃ったのはラ・ティエラの仕業ではなかったということになるが、では、なぜ車のバンパーにラ・ティエラのサインが残っていたのか? 依然としてラ・ティエラの関与を疑うグリッソムとマディは、判事に捜索令状を要求。グリッソムは、ウォリックとともにアルヴァラードのアパートに向かうが、部屋に立ち入る直前に爆発が発生して、証拠はすべてダメになる。部屋の中には即席の爆弾の痕跡が残されており、警察の動きを察知した何者かが爆破した可能性が強まる。
ウォリックたちは、爆破犯を突き止めるため、ラ・ティアラのメンバーたちをアパートの外に整列させ、全員の所持品をチェック。ライターを所持している上、ポケットに爆弾の材料と思われる砂糖が入っていたラファエルが署に連行される。しかしラファエルは、ブラスの尋問に素直に答える様子はなし。マディはラファエルに脅し文句を浴びせかける。
マディの挑発的な行為を目の当たりにしたブラスは、確認のためにドンをリル・ゴードの家に連れて行った彼女の行為を軽率だったと指摘。マディは、証人であるドンの存在をラ・ティアラの連中に知らしめたのは自分だったことに気付く。
そんな中、ドンの車のバンパーに付けられていたラ・ティアラのサインを分析していたホッジスは、ペイントはギャングが使うようなスプレー式のものではなく、型抜きを使って筆で描かれたものだったことを明らかにする。サインが偽物だとしたら、いつどこで描かれたものなのか? ニックとブラスは再びオマーリー家を訪ね、ドンが亡くなった日に車が置かれていたガレージを見回る。すると、そこにはオマーリーが趣味の巣箱づくりに使っているペイントの道具が。ニックは念のため道具を押収し、オマーリーとコーディの指紋も採取。ラボで分析した結果、型抜きにオマーリーの指紋と、サインを描くのに使われたのと同じペイントが付着していたことが判明。コーディを殺そうと車に細工をしたのはオマーリーだったことが明らかになる。彼は、ケンカを繰り返している娘夫婦の関係を見るに見かねて、娘のためを思ってドンを殺し、ギャングの仕業に見せかけたのだ。しかし、本当はドンのことを愛していたコーディ。今となっては父親に罵声を浴びせることしかできないのだった…。
こうしてコーディ殺害については解決したが、グリッソムは腑に落ちない様子。アルヴァラードのアパートの捜索令状が出て1時間半後に、彼の部屋が爆破されたのは、何者かが捜査側の情報をアルヴァラードにもらしたに違いないと考えていたからだ。グリッソムは判事やスタッフ、法廷記者、警官ら関係者の記録を調べてみるがいずれもシロ。ほかに、情報を漏らす人間がいたとすれば、マディか大陪審のメンバーしか考えられない。キャサリンは彼らの携帯電話のリストを作成。アーチーに通話記録の洗い出しを指示した結果、陪審員の1人で、冤罪で服役中の弟を助けてやると持ちかけられたマリー・レーヒーがラ・ティアラに情報を流していたことが判明する。
しかし、アルヴァラードはどうやってマリーからの情報を入手していたのだろうか? 独房に監禁されていた彼は、外部との接触を断たれていたはずけれども、自分のアパートを爆破する指示は、彼自身が下したはずだ。アルヴァラードが読書家だという情報を得たグリッソムは、自ら刑務所の図書室に行ってアルヴァラードが借りた本を調べてみる。すると、いずれの本も破られたページがあることが判明。グリッソムはアルヴァラードの独房に出向き、彼が借りている本をチェック。あるページに、尿で文字が書かれているのを見つける。アルヴァラードは、図書室から借りた本に尿で指示を書き込んで返却。その本を別の囚人が借りて、尿で指示が書かれたページをちぎって面会人に渡すという方法で情報伝達が行われていたのだ。そして…、アルヴァラードが次に出した指令は「MK(マディ・クライン)を殺し、写真を送れ」というものだった。マディはグリッソムおかげで命拾いしたことに感謝し、グリッソムの仕事ぶりを高く評価する。
事件解決後、愛犬ハンクの散歩から帰宅したグリッソム。そこに電話のベルが鳴る。グリッソムは電話に出ると、くつろいだ雰囲気で相手と会話をするのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
マクガイバーの爆弾

80年代から90年代にかけて放送された海外ドラマ「冒険野郎マクガイバー」に出てくるような爆弾の意。「冒険野郎マクガイバー」は、フェニックス財団のトップエージェントであるマクガイバーが、手近な材料で爆弾を作るなど科学の知識を応用してピンチを切り抜けるのが見どころ。

神曲
イタリアの詩人、ダンテによる叙事詩。地獄編・煉獄編・天国編の三部から成る。地獄編における地獄は、第一圏から最下部の第九圏までの九圏で構成。最も重い罪である「裏切り」を犯した者は、最下層である第九圏(コキュートスと呼ばれる氷地獄)に送られるとされている。
アルヴァラードは、自らが送られるのは第七圏第一の環だと言っていたが、第七圏は「暴力者の地獄」。暴力の種類によって、第一の環から第三の環に分けられ、隣人に対する暴力が第一の環に当たる。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「テレビでサーフィン映画特集やってるんで。『ビッグ・ウェンズデー』『終りなき夏』『ローカルボーイズ』」 by アーチー

「呼び出して悪いわね」とアーチーにわびるキャサリンに対し、どうせ起きていたから気にしないでと答えるアーチー。彼は、家でサーフィン映画特集を見ていたという設定だったが、実は、アーチーを演じるアーチー・カオは、『ローカルボーイズ』に出演している。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
グリッソムの自宅の全体像が明らかに!

今回、かなり大胆に映し出されたグリッソムの自宅。彼の私生活(パソコンのデスクトップが昆虫だったり…)が垣間見られたのは、ファンにとって嬉しい限り。グリッソムを演じるウィリアム・ピーターセン自身も、グリッソムの自宅シーンの撮影を楽しんだとか。ピーターセンは、このエピソードの収録についてインタビューで次のように語っている。
「私の愛犬ブルーノが、グリッソムの飼い犬(ハンク)役で出演して、撮影中に走り回っていたよ。グリッソムの自宅の一部は過去にも何度か登場したことがある。初期のシリーズの頃にバスルームや室内のシーンがね。けれども、いつも部分的にしか見られなかった。だから彼の自宅の全体像とそこにある奇妙な収集物が映し出されたのは楽しかったよ」

ところで、事件解決後、グリッソムに電話をかけてきた相手はサラ!? そう思わずにいられないエンディングだった。

なお、今回のエピソードは、実際にアメリカの社会問題となっているストリート・ギャングがテーマ。ウィリアム・ピーターセンやジョージ・イーズ(ニック役)ら出演者たちは、CSIがこのような困難なテーマに取り組んでいることを高く評価しているようだ。
アルヴァラード役は、「CSI:マイアミ」でホレイショの妻マリソルの殺害にかかわったマラ・ノーチェのメンバーの1人、メモ・フィエロ役を演じていたロバート・ラサード。全身のタトゥーを生かした、悪役としての活躍が多い。「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」のエスコバル・ガリャルド役も印象的。
また、マディ役は、「5人の女刑事たち ザ・ディヴィジョン」で主役のケイト・マキャファティを演じていたボニー・ベデリア。「ダイ・ハード」シリーズで、ブルース・ウィルスの妻役を演じていたことでも知られている。
オマーリー役は、9.11同時多発テロで活躍した消防士たちをモデルにして描いたヒューマン・ドラマ「レスキュー・ミー ~NYの英雄たち」のジェリー・ライリー役でおなじみのジャック・マクギー。彼は「CSI:マイアミ」の第6シーズン#19「モルグに別れを」にもFBI所属のシルヴェストリ役でゲスト出演している。
コーディ役は、「4400 未知からの生還者」(WOWOWで2005年~2008年に放送)で、ダイアナの妹エイプリルを演じていたナターシャ・グレッグソン・ワグナー。

補足。デヴィッドは奥さんの好みで丸坊主に。「奥さんにいじられているうちは結婚も順調」というロビンスの見方はなかなか鋭かった。

2009.6.27|CSI:8 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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