CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月30日(土) #9「アル・カポネの椅子」

猛スピードでゴミをまき散らしながら走るゴミ収集車。それを、2台の白バイが追跡する。カーチェイスの末、収集車はパトカーに行く手を阻まれて急停車。その瞬間、男性の死体が路上に投げ出される。慌てた運転手は収集車を降りて逃走を図るが、通りがかった車にはねられて死亡。グリッソムたちCSIが捜査を開始する。
ほどなくして、運転手の身元は元警官のブロディ・ビッグスと判明。一方のゴミ収集車から投げ出された男性の方は、5つのクラブで働いていたジェイソン・クルーズ、27歳と分かる。ジェイソンは、窒息後にゴミ収集車の圧縮機で押しつぶされたと見られ、鼻と口からはシルクの繊維が見つかる。

キャサリンとニックはジェイソンの自宅を捜索。寝室で、ブロディがジェイソンを殺害した痕跡を発見する。その頃、署にはジェイソンの母親ベリンダの姿が。ベリンダによれば、ジェイソンは偽のIDを使って18歳の時からリムジンの運転手をしていたとのこと。リムジン会社の社長に気に入られた彼は、徐々にセレブを担当するようになり、ひいてはクラブを5つも任されるに至ったのだという。ベリンダは、息子を殺したブロディのことは知らないと話す。
そんな中、仕事に遅刻してきたウォリック。ティーナとの離婚以来精神的に追い詰められており、夜は睡眠薬、昼間は眠気覚ましの薬が手放せなくなっているのだ。グリッソムは、遅刻の言い訳をしようとするウォリックに対し、自分の仕事をしっかりやることが大切だと助言。2人はゴミ収集車を調査し、ゴミの内容とナンバープレートの色、車体の塗り替えの痕跡などから、ゴミ収集車は80年代のものであり、そのまま使われていなかったことを突き止める。
グレッグは、現場近くでブロディが捨てたと見られる銃を発見する。銃を持っていたのに撃ってジェイソンを殺さなかったのは、ブロディが殺人のプロだからか? だとすれば、彼を雇った人間がいるはずだと、グリッソムたちは推測する。
その後、車体番号が手がかりとなり、ゴミ収集車は、83年に廃業したリーガル・サニテーション・グループが購入したものであることが明らかに。このグループのオーナーと言えば、マフィアのボスとして有名なアンソニー・ペズーロだが、彼はちょうど83年に殺されている。ペズーロが黒幕でないなら、一体誰が? ペズーロの死後にゴミの事業を廃業にした妻のケイトが関係しているのか? その後、1枚の写真がヒントとなり、何とケイトはジェイソンの母ベリンダだったことが発覚する。
ブラスはあらためてベリンダから話を聞く。彼女は、ペズーロの友人だったブロディのことをよく知っていたが、証人保護プログラムで別人として生活していたために、「知らない」と嘘をついていたのだ。すべては、1人息子のジェイソンをマフィアの抗争から守るため。ペズーロが死んだ時、ジェイソンはまだ3歳だった。ベリンダは、ゴミ収集車は廃業時にルウ・ゲッダに譲ったと説明する。ゲッダは、ストリップクラブ「ピガール・ブルバード」のオーナーであり、ブロディとも知り合いの男である。
ウォリックとブラスは、ピガールに足を運び、奥のオフィスで女性からマッサージを受けているゲッダに対面。ゲッダは、ブロディとジェイソンの死や、ゴミ収集車について、心当たりがないという様子を見せる。ウォリックはオフィスに置かれた散髪用の椅子に注目する。
やがて、ジェイソンのパソコンに入っていた予定表に、腕利きのエージェントとして名高いマイク・レイカークの名前が見つかる。ウォリックは、署でレイカークから事情を聞くことに。レイカークは、ジェイソンの案内でピガールに行ったことがあると認め、その際に料金をぼったくられたと話し始める。何でも、レイカークは憤慨して支払いを拒んだそうだが、結局、ゲッダのオフィスで例の散髪用の椅子に縛り付けられ、ナイフで脅されて全額支払わされたらしい。縛り付けられた時の圧迫で、腕にはアザができたと話すレイカーク。この話をレイカークから聞いたジェイソンは、その場でゲッダに電話して「2度とピガールには客を連れて行かない」と息巻いたという。ゲッダは、自分に盾突いたジェイソンを始末したのだろうか? いずれにせよ、ゲッダを恐れるレイカークは、一切の証言を拒む。
やがて、ビッグスが捨てたと思われる銃は、過去の未解決殺人事件に使われたものと一致することが分かる。どうやら、ビッグスはゲッダの下で殺し屋として働いていたようだ。ウォリックはジェイソン殺しの黒幕はゲッダであるという確信を強め、ピガールの住所で過去の犯罪記録を洗ってみる。その結果、暴力事件や発砲事件、車両盗難など物騒な犯罪が次々と出てくるが、被害者たちはみな被害届を出したがらず、警察も実態を知りながら野放しにしているという構図が見えてくる。
ゲッダのしっぽをつかみたいウォリックは、1人、ピガールの前で張り込みを続け、情報収集に努める。そしてウォリックは、ピガールの敷地内で地面に据え付けられたバーベキュー炉を発見。不審な目でそれをのぞき込むウォリックの前に、ゲッダ本人が姿を現す。ゲッダは不法侵入だと指摘し、ウォリックは退散を余儀なくされる。
執念で捜査を続けるウォリックは、レイカークが散髪用の椅子に縛り付けられた時にできたのと似たようなアザが、ほかの暴行の被害者や未解決の殺人事件の死体にも見られることに気付く。ウォリックは、これを理由に捜索令状を要求するが、判事はそれを却下。副保安官のマッキーンに直談判してみるものの、マッキーンもまた、状況証拠に過ぎないとウォリックの主張をはねつける。グリッソムは、ウォリックが感情的になってマッキーンに噛みついたことを知ると、ウォリックの精神状態を心配し、帰宅して休むよう指示する。ニックも、ウォリックが睡眠薬と眠気覚ましの薬を交互に服用していると知り、友人として苦言を呈する。
結局、ウォリックはグリッソムの指示を無視して再びピガールへ。ゲッダと警察の癒着を疑うウォリックは、わざと勘定を踏み倒したらどうなるか試そうとする。そして、高価な酒を次々と頼んむと、飲みながらダンサーのキャンディからも話を聞き出そうとするが、そこにグリッソムが登場。グリッソムは、無理やりウォリックをタクシーに乗せて帰宅させる。
ところが、懲りないウォリックはタクシーでピガールに戻ると、店を出たキャンディを尾行して、あるバーへ。キャンディに再び話しかけ、ゲッダについてあれこれ質問する。しかし、キャンディは何も知らないらしく、オフィスにある散髪用の椅子は「アル・カポネの椅子」だという噂があると話すだけ。重要な情報を得ることはできなかったウォリックだったが、そのままキャンディと意気投合し、薬と酒のせいで意識がもうろうとする中、モーテルで彼女とベッドをともにする。そして、気が付いた時には…、すでにそこにキャンディの姿はなかった。
ウォリックは自分の車を取りに行くため、タクシーでピガールの駐車場に戻るが、驚いたことに、そこには犯罪現場であるとを示す制止線が。ウォリックは中に入ろうとするが、それをグリッソムに止められる。ウォリックの車の中からキャンディの死体が見つかったというのだ! ウォリックは、想像だにしなかった事態にショックを受け、激しく動揺するのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
アル・カポネ

禁酒法時代に暗躍した、「暗黒街の帝王」として知られるギャングのボス。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「今の自分を見てみろ、ウォリック。友達だから心配なんだ」 by ニック

ティーナとの離婚以来、不眠が続いていたウォリック。夜は睡眠薬、昼間は眠気覚ましの薬を交互に飲む習慣がたたり、完全に情緒不安定になってきている。ウォリックが睡眠薬を常用していることはメンバーたちもある程度知っていたようだが、眠気覚ましも交互に服用していることまではニックも知らなかった様子。自分を見失いかけているウォリックは、ニックやグリッソムら、仲間の支えで軌道修正できるのだろうか?

【鑑賞MEMO:キャラクター】
今回の監督は、鬼才ウィリアム・フリードキン!

今回のエピソードの監督を務めたのは、アカデミー賞5部門に輝く『フレンチ・コネクション』や『エクソシスト』を手がけたウィリアム・フリードキン。ちなみに、ホレイショを演じるデヴィッド・カルーソが主演したエロティック・サスペンス『欲望の女ジェイド』もフリードキンの作品。ちなみに『欲望の女ジェイド』の中では、よりセクシーなデヴィッド・カルーソにお目にかかれる。映画『40歳の童貞男』の中でも、「『欲望の女ジェイド』のデヴィッド・カルーソみたいに…」と、主人公のアンディが同僚からアドバイスされる一幕があったほど。
なお、フリードキンは、「CSI:科学捜査班」の記念すべき第200話(第9シーズン#18)でもメガホンを取っているので、次シーズンもお楽しみに。

2009.5.30|CSI:8 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(2)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/45176670

この記事へのトラックバック一覧です: 5月30日(土) #9「アル・カポネの椅子」:

コメント

ウィリアム・フリードキンで一言言わせてください。

グリッソム役のウィリアム・ピーターセン主演の映画「L.A.大捜査線 狼たちの街」(1985年作)の監督もフリードキンでした。

投稿: 平安調美人 | 2009.06.10 08時28分

ウォリック―
何故……!?

彼が…(ToT)

車を置いて行かせたのは…主任なんだよねぇ…

投稿: 翔蘭 | 2009.06.13 21時39分

コメントを書く