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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月30日(土) #21「人質」

銀行の開店と同時発生した強盗事件。犯人は、10人余りの人質を取って立てこもり、警察に3つの要求をする。1つ目は車を1台用意すること、2つ目は報道をしないこと、そして3つ目は、CSIの人間を1人送り込むこと。マックは3つ目の要求に応えるために、人質1名を解放するのを条件に単身で行内に乗り込む。行内には、怯えながら床に伏せる人質たちの姿が。そして、金庫室には男性の死体があった。犯人は、男性を殺したのは自分ではないと主張し、マックに科学捜査でそれを証明するよう命じる。

現場検証を開始したマックは、死体の写真を撮ってパソコンでラボに送信することを犯人に承諾させる。そんな矢先、犯人は自分をジョーと名乗ると、携帯電話の着信に応答。謎の相手に対して「違う、そんなはずはない」と、必死になだめるようなことを言う。
銀行前で待機中のステラは、マックが送信したデータを受信。解放された人質、タリアに死体の写真を見せた結果、被害者はウォルター・サザフォード支店長と判明する。タリアは「金庫室に死体がある」と誰かが言ったのを聞いただけで、支店長が撃たれたところは見ていないと語る。ステラ同様、銀行前に詰めているフラックは、事件のことを支店長夫人に伝えるべく、サザフォード家に警官を向かわせる。
続いてマックは、ジョーの手に発射残渣が残っているかテストをしようとする。しかしジョーは、天井に向けて1発撃ったのでテストは無駄だと指摘。ただし、撃ったのはこの1発だけで、あくまでも支店長のことは撃っていないと主張する。マックは、無実を証明したいならCTスキャナーが必要だとジョーに説明。ジョーはマックの要求をのみ、間もなく行内にCTスキャナーが運び込まれる。マックは、早速支店長の死体のスキャンを始め、そのデータをモルグにいるシドに送信。シドはホークスと一緒に、ヴァーチャル・オートプシーの技術を使って仮想検視に挑み、体内には2発の弾が残っているにもかかわらず、射入口は1つしか見当たらないことを明らかにする。しかし、ある程度離れた位置から同じ場所を2回撃つのは不可能に近い。ステラは、この不可解な射撃の謎を解くため国土安全保障省に向かう。
ジョーは、マックが自分の言うことを信用しようとせず、無実を証明する証拠をなかなか見つけられないことにいらだちを募らせる。マックはそんなジョーに対し、支店長の体内に留まっている弾とジョーの銃の弾を照合するためには、死体をモルグに送る必要があると話すが、ジョーは死体を動かすことを拒否。今ここで死体から弾を取り出せとマックに命令する。結局マックは、電話でシドの指南を受けながら、カッターナイフをメス代わりにウォルターの胸部を切開して、2つの弾の摘出に成功。人質たちの協力のおかげで、ジョーが天井に向けて撃った弾も見つかる。そんな中、ジョーの携帯電話には、謎の相手から2度目の電話がかかってくる。ジョーはまたしても、言い訳めいた発言を繰り返す。
ラボではマックが撮影した現場写真の検証が進められ、犯人の顔がパソコンのスクリーンに映り込んでいたことが明らかになる。アダムは、犯人の顔から素性を割り出すことができないか調べてみることにする。
その頃ステラは、国土安全保障省に到着。銃に詳しいブレットに意見を求めた結果、ウォルター殺しに使われたのは、クリス・スーパーVという限定生産の特殊な銃であることが判明する。
マックは支店長の胸から取り出した弾とジョーが天井に向けて撃った弾を比較するが、弾が変形していて照合は難しいことが分かる。残された唯一の手がかりは、銀行に備え付けられた防犯カメラの映像だけ…。マックはすぐに防犯カメラの映像をチェックし、開店の約1時間前に当たる7:56で録画が止められていたことを知る。ジョーより先に銀行に侵入した人物がいるのかもしれない。マックは金庫室内をチェックし、紙幣に付着した血しぶきの痕跡から、ウォルターが撃たれた後に一部の金が持ち出されていたことを明らかにする。ジョーには金を持ち出す時間はなく、人質たちもジョーが金を持ち出すところを見ていない。となれば、何者かがジョーより先に銀行を襲ったのは明らかだ。ではなぜ、ジョーは一度襲われた銀行を再び襲うようなまねをしたのか? ジョーの目的は金ではないのか?
ステラはテレプレゼンスの準備を進め、フラック、リンジー、ホークス、シドらを集めて遠隔会議を行う。ステラは、支店長を殺した凶器はクリス・スーパーVだと報告。製造業者であるリッジライン・ディフェンス・サービスへの問い合わせや、CTスキャンのデータを元にした銃の形式の割り出しなどを指示する。そんな最中、新たな情報がフラックの元にもたらされる。サザフォード家に向かった警官が、支店長夫人の死体を発見したというのだ。リンジー、ホークスはサザフォード家に急行し、額を撃ち抜かれて処刑スタイルで殺された支店長夫人の死体を確認する。夫人は撃たれてから2時間も経っていない様子。夫人を撃った犯人はジョーではなく別にいるようだ。
この知らせは、行内にいるマックにも伝わる。マックは、夫人が撃たれた弾とジョーの銃の弾を比較し、それが一致しないと分かれば無実を証明できるとジョーを説得。ジョーは、人質の1人、銀行の窓口係のローリーに弾を持たせてて外に出すことを許す。マックは、弾を入れた封筒に犯人の髪の毛をこっそりと忍ばせる。
弾は即座にラボに届けられ、支店長と夫人を撃った銃は同一のものと判明。これにより、支店長を撃ったのはジョーではないことが証明される。また、犯人の毛髪のDNAはデータベースで該当なしと判明。さらに、夫人を縛るのに使われていたダクトテープからは、リッジライン・ディフェンス・サービスの元社員、デリック・ジェームズの指紋が検出される。どうやら、一連の犯人は、デリック・ジェームズだったようだ。彼は、まずウォルターの自宅で彼を拘束して妻を縛り、そのままウォルターを開店1時間前の銀行に連れて行き、金庫室を開けさせて金を強奪。そして、何らかの問題が発生してウォルターを射殺し、証拠を消すために妻を殺しに戻ったのだ。では、ジョーはこの一連の事件にどう関わっているのだろうか?
現場では、人質救出部隊が突入の準備を進め、行内の電気が遮断される。電気を復旧させろと取り乱すジョー。マックはジョーに人質の解放を迫りながら、隙を見て銃を奪い取るのに成功。逆にマックから銃を突きつけられたジョーは、実は自分も人質であり、犯人たちの言う通りにしないと家族が殺されてしまうと話し始める。
ジョーの本名はダグラス・アンダーソン。サザフォード家の向かいに住む彼は、保険会社にいつも通り出勤しようとした矢先、銃を携えた犯人たちに脅され、妻と娘を人質に取られたのだという。そして、彼らが一度襲った銀行に差し向かわされ、犯人たちが落とした携帯電話を回収してくるよう命じられたというのだ。先ほどから、何度か携帯電話に電話してきたのも犯人たちであり、彼らの指示通り携帯電話を回収して届けない限り、家族の命が危ないと力説するジョー。マックは彼の家族を助けるため、自分が人質にされたことを装って外に出ることに決める。そして、弾を抜いた銃をジョーに渡し、彼に拘束されているふりをしながら用意された車に乗り込む。
その頃フラックは、ステラ、ダニーとともにジョーの家族の救出に向かっていた。ところが、到着してみるとそこは空き屋。そう、ジョーは嘘をついていたのだ! 時を同じくして、ジョーと一緒に車を走らせていたマックも、ジョーが隠し持っていた弾を銃に装填する姿を目撃。自分が騙されていたことにようやく気付く。そして、態度を豹変させたジョーは再びマックに銃を向けると、「橋を渡れ」と指示。2人が乗った車はマンハッタンを後にする。果たしてマックの運命は…!?


【鑑賞MEMO:豆知識】
人質救出部隊(Hostage Rescue Team)

FBIの危機的事件対応グループ(Critical Incident Response Group)に属する特殊部隊。人質救出を専門にする。ロサンゼルスオリンピックの開催に備え、国内テロに対応できる連邦組織レベルの特殊部隊の創設が求められ、1984年に発足した。通称、HRT。

『狼たちの午後』
1972年8月22日、ニューヨークのブルックリンで発生した銀行強盗事件を題材にして描かれたサスペンス映画。映画の中では、アル・パチーノが実在の銀行強盗犯を演じている。監督は、社会派の巨匠シドニー・ルメット。

ヴァーチャル・オートプシー(ヴァートプシー)
メスを使わずにハイテク技術によって検死解剖を行うための、死後画像診断システム。ヴァーチャル(virtual)と検死(autopsy)を掛け合わせて「ヴァートプシー」と呼ばれることもある。CSIシリーズでは、「CSI:マイアミ」の第6シーズン#5「氷の殺意」でアレックスがこのシステムを用いた仮想解剖を行っている。

クリス・スーパーV
米軍が開発した.45口径の大口径弾を使用するサブマシンガン。「V System」という反動吸収装置を備えている。

テレプレゼンス(Telepresence)
高音質・高画質でのコミュニケーションが可能なビデオ会議システム。大型スクリーンや自然な会話を実現するマイクなどを用いることで、リアルで臨場感ある遠隔コミュニケーションを実現できる。テレプレゼンス(Telepresence)は、tele(遠隔)とpresense(存在)を組み合わせた造語。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「すべて嘘だったってわけだ」 by マック

いつも冷静で慎重なマックをまんまと騙すことに成功したジョー。その演技はなかなかのものだった。演じていたのは、イライアス・コティーズ。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』や『ザ・シューター/極大射程』『ゾディアック』など、多くの映画で活躍している俳優である。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
マックが人質に!最終話はクリフハンガー!

1話で解決しない事件が多かった第4シーズン。1話で解決に至らない分、謎解きがより一層複雑になり、ミステリーとしての面白さが際立っていた。3D仮想世界の“セカンドライフ”への潜入捜査など、これまでにない手法が取り入れられていたのも印象的だった。
一方で、キャラたちのプライベートにもさまざまな変化が見られた。まずは、マックとペイトンの破局。そして、333キラーにより浮き彫りにされたマックの過去。シーズン後半では、マックの亡くなった妻クレアがマックとの結婚前に生んだリードとの関係もフィーチャーされ、過去にキスを交わしたことがあるというクイン捜査官まで登場。今シーズン、マックにまつわるエピソードはかなり充実したものとなった。
そして、ダニーには思わぬ悲劇が。隣人の少年、ルーベンの死だ。この事件のせいで、ダニーはルーベンの母リッキと深い仲に。リンジーとの関係もこじれてしまう。今後、ダニーとリンジーの関係が修復するのかしないのか、2人のロマンスの行く末が気になるところだ。
そして、シーズン序盤登場した、フラックの彼女デヴォン。結局、彼女はこのままフェイドアウト!?  むしろ、フラックがジェシカの距離を微妙に縮めてきているのも気になる。
さてさて、そんなこんなでフィナーレを迎えた第4シーズン。最終話は、「CSI:マイアミ」の第6シーズンと同じくクリフハンガー。マックが強盗犯の人質となったまま、結末は次シーズンに持ち越されることとなった。マックはこのピンチをどうやって切り抜けるのか? エピソードの展開はもちろん、今シーズン、レギュラー同等の活躍を見せたアダムとシドが次シーズンでは実質レギュラー扱いに昇格するというから、人間ドラマにもますます厚みが出てきそう。今から新シーズンの日本でのスタートが待ち遠しい!

2009.5.30|CSI:ニューヨーク4、エピソードガイド|コメント(3)トラックバック(0)

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コメント

最近クリフハンガー多いね・・・
マックはいったいどうなるの??
待ちきれない!(^^)!

投稿: まりあ | 2009.05.31 23時26分

すっごく面白かったです!
ユージュアル・サスペクツみたい。
最後のマックのセリフ「すべて嘘だったってわけだ」ってのが本当の事だとすると、犯人のケータイにちょくちょく電話がかかってきてたのは何だったんだろう?トリック?冬までもやもやするのは辛いなぁ…(´Д⊂グスン

投稿: a* | 2009.06.04 20時05分

先日、字幕版再放送を観ていた夫は「クリフハンガー」とは何なのかがやっとわかったようです。「えー!!なんだよー!」って叫んでいました。ふっふっふ。gawk

投稿: waracoo | 2009.06.14 01時03分

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