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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月23日(土) #8「ラボゲーム」

より優れた捜査官を目指すためと称して、ホッジスが提案した「思考実験」。ウェンディらは、それぞれホッジスが用意したシナリオに基づき、架空の殺人事件の謎解きに挑戦する。実はこの「思考実験」、ホッジスが密かに製作中のボードゲーム「ラボ・ラッツ」の参考にするためのものだった。

【シナリオ1】アーチー殺害事件
押収されたコカインの包みを処理している最中、そのうちの1つが爆発してアーチーが死亡する。コカインがラボに到着してから爆発が起きるまでの間にラボに出入りした者はいないことから、内部の者がコカイン入りのケースに爆発物を仕込んだものと推測される。まずは爆弾の仕組みを調べるべきだ、とウェンディ。ホッジスによれば、それはバイナリー爆弾で、雷管は爆破放火魔の逮捕の際に押収されたものと同じだという。雷管は銃器ラボで保管されていたが、そのうちの1つがなくなっていることが発覚。銃器分析担当のボビーに疑いの目が向けられる。
ここまで推理が進んだところで、アーチーも謎解きに参加する。自分が死んだという設定だけに、自分の仇を知る権利があるというのだ。アーチーは保管庫の鍵の状態についてホッジスに質問。ホッジスは、鍵にはこじ開けられた跡があったと説明する。どうやら、犯人はボビーではなさそうだ。
ウェンディは、爆弾に使われた化学物質に着目。その薬品がヘンリーの冷蔵庫から発見されたことから、犯人はヘンリーと分かる。アーチーは、「なぜヘンリーが僕を?」と首をかしげるが、ホッジスのシナリオに動機は不要なのだった。

【シナリオ2】ヘンリー殺害事件
今度はマンディが加わり、ラボの冷凍室にヘンリーが閉じこめられて死亡するというシナリオの推理にとりかかる。ホッジスによれば、冷凍室の緊急脱出用のハンドルは壊され、いくつかの化学薬品のビンがぶちまけられいたとのこと。ドアの外側の取っ手に付着していたピーナツバターがボビーの手袋にも付いていたことから、再びボビーに嫌疑がかかる。しかし、銃のプロであるボビーなら、銃を使ってヘンリーを殺すはず。ウェンディとマンディは、ヘンリーの検視結果に興味を示す。
検視では、ヘンリーの体内からPCPという麻薬が検出され、凍死ではなく中毒死だったことが明らかに。ヘンリーはPCPの影響でオーバーヒートした体を冷やすために冷凍室に入り、副作用で暴れながら息絶えたことが分かってくる。
ここで残された疑問は、PCPの摂取方法。鼻腔に粉末の痕跡はなく、肺にもダメージが残っていたという報告はない。ウェンディは、検視時にヘンリーのわきの下の汗染みが凍っていた点に着目。何者かが彼の仕事着のわき部分にPCPを染み込ませたとの結論を導き出す。ところで、ラボの仕事着は外部への持ち出しは禁止。ということは、またしも内部の犯行? 結局、ウェンディの職場であるDNAラボの植物からPCP反応が出て、彼女が犯人だと判明する。ウェンディは、PCPをシンクに捨てて証拠隠滅を図ったつもりだったが、そばにあった物言わぬ植物が彼女の犯行を裏付けたのだった。

【シナリオ3】ウェンディ殺害事件
マンディに代わってヘンリーが加わり、3つ目のお題にチャレンジ。今度の被害者はウェンディである。証拠保管室でハシゴを登って棚の上の段ボール箱を取ろうとした彼女は、足を滑らせて転落。テーブルに首を打ち付けて失血死した。ハシゴには油が塗ってあり、それが銃の潤滑油であるとの分析結果が出たため、またしてもボビーに嫌疑がかかる。しかし、失血死するまでに数十秒あったはずなのに誰も彼女の声を聞いていないこと、手首にブレスレットの形のヤケドがあったことから、ウェンディは転落時にはすでに死んでいた可能性が浮上する。もしや、感電死?
ホッジスは、排気ダクトにバイクのバッテリーが取り付けられており、それがワイヤーでハシゴと段ボールの内側につながれていたのだと説明。しかし、これにはウェンディもヘンリーも納得がいかない。このシナリオなら、ウェンディ以外の人物が被害に遭う可能性が十分あるからだ。無差別殺人ならまだしも、ウェンディを狙ったのだとしたらあまりにも手口が不自然過ぎる。シナリオの甘さについて突っ込まれたホッジスは、テーブルの裏に貼り付けたテープレコーダーを外すと、いそいそとその場を後にする。
その後ウェンディは、メンバーたちを騙して会話を録音していたホッジスを責める。しかし、ホッジスが試作品のボードゲーム「ラボ・ラッツ」を目の当たりにし、その出来栄えの良さに興奮。いったんはホッジスを褒めるものの、自分をイメージにした駒の裏に「ドジだがデカパイなDNAのプロ」と書き込まれているのを見て激怒するのだった。

【シナリオ4】ホッジス殺害事件
ウェンディを怒らせてしまい、しょげるホッジス。ゲームの駒を手に、独り言に興じる彼の前にグリッソムが姿を現す。グリッソムは「ラボ・ラッツ」に興味を示し、自ら進んでゲームに参加する。
今度のシナリオの被害者はホッジス自身。トレース・ラボでパソコンに向かい、ボードゲームのPRスピーチを練習/録画している最中に、銃で額を撃たれて息絶える。ラボ内に残された薬莢の位置から見て、犯人は通りすがりにホッジスを撃った可能性が高い。
グリッソムは、ホッジスが撃たれた弾について質問。ホッジスは、脳から取り出された弾は先が変形して底部は凹んでいるものの、線条痕から銃の特定に成功したと説明。不可思議なことに、事件以前に廃棄処分済みとなった銃と一致したと語る。すでにこの世に存在しない銃で撃たれたということなのか?
さらにグリッソムは、ホッジスが座っていた向きをもとに、弾が飛んできた方角の見当をつける。そこには、ポケベルを引き金にした即席のマスケット銃が! 後の分析で、黒色火薬の痕跡が出るが、弾には無煙火薬で発射された際の特徴である底部の凹みが確認されている…。これは一体どういうことか? グリッソムは、犯人は廃棄処分予定の銃を試し打ちし、弾と薬莢をあらかじめ取っておいたものと推理。ポケベルの番号に電話かアクセスすることでマスケット銃からその弾を発射させ、薬莢を廊下近くに転がしたという推論を披露する。弾は2度発射されたというわけだ。では、犯人は誰なのか?
ボビーは19世紀初頭の銃器に熱中しており、趣味でマスケット銃を撃ったりしていることから、ここでも彼に疑いがかかる。ところが、グリッソムはボビー犯人説を否定。銃に詳しいボビーが、自ら射程圏内に身を置くようなことをするはずがないというのだ。そう、トレース・ラボの隣は銃器ラボだったのだ。グリッソムは、録画の中でホッジスは銃が発射される直前に背筋を伸ばしていたことを指摘。すべては、ホッジス自身が仕組んだことであり、ボビーははめられそうになっただけだという結論にたどり着く。グリッソムの見事な推理に、ホッジスは自分の未熟さを思い知らされるのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
思考実験

現実の実験の1つの極限として、思考上だけで実験を行うこと。演繹推理の補助手段として用いられる。

バイナリー爆弾
2つの物質を混ぜ合わせると爆発する爆弾のこと。

銃器買い戻しプログラム
政府が市民から銃器を買い取ることで、銃の数を減らそうという試み。

マスケット銃
先込め式の旧式歩兵銃のこと。

ジェダイ・マスター/パダワン
映画『スター・ウォーズ』シリーズで使われる用語。ジェダイの騎士のうち、弟子を持つことを許された(過去にパダワンをナイトに昇格させた)者がジェダイ・マスターであり、ジェダイの修行中で、まだ正式なジェダイではない者がパダワンである。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「邪魔なんてできないんだ。旅立つ時が来たのなら、ただ見送るだけ…」 by ホッジス

サラが去ったことでショックを受けているであろうグリッソムに対する、ホッジスなりのなぐさめの言葉がこれ。ホッジスだけでなく、ブラス、ニック、キャサリンもそれぞれグリッソムを気遣う場面が。なお、グリッソムとブラスの会話から、サラは現在、サンフランシスコの母親の元にいることが明らかになっている。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
レイプ検査魔になったデヴィッド!

今回は、ホッジスが製作中のボードゲーム「ラボ・ラッツ(Lab Rats)」のシナリオがエピソードの中心。第7シーズンの#20「模型の鍵」(原題が“Lab Rats”!)に続き、サブキャラクターたちにスポットが当てられた。何と言ってもユニークだったのが、ホッジスが作った架空のシナリオを実写化したシーン。ホッジスのフィルターを通すことで、キャラクターたちの個性が、ゆがめられたり誇張されたりしていたのが面白かった。
中でも、突出していたのはデヴィッドとボビーか。デヴィッドは、仲間たちの死体を検視するというのに、どこかふざけた感じ。しかも、必ずレイプ検査を行い、その結果を喜々として報告する(かなり、ヤバい!)。
ボビーは、ラボクルーの古株の割には、これまではあまり目立ったシーンもなく地味な存在。ところが今回のエピソードでは、堂々と表舞台に。しかし、いずれのシナリオでも徹底して容疑者にされたり、最後には犯人に疑われてブラスに撃たれたり、散々な扱いが気の毒だった…。
ここで、これまでのサブキャラクターたちの情報を少し。
最も古くから登場しているのは、ボビー。第1シーズンの#2「呪いのジャックポット」から今シーズンまで断続的に出演。ちなみに、古くから登場している順にサブキャラクターたちを並べると、ボビー>デヴィッド>マンディ>アーチー>ホッジス>ヘンリー>ウェンディの順となる。
また、最も登場回数が多いのはデヴィッド。登場回数順は、デヴィッド>ホッジス>アーチー>ボビー>ウェンディ>マンディ>ヘンリーとなる。
さらに、それぞれの専門分野は以下の通り。
・ホッジス…微量の痕跡の分析
・アーチー…AV分析
・ウェンディ…DNA分析
・マンディ…指紋分析
・ヘンリー…毒物分析

なお、ホッジスのボードゲーム好きは以前から。第5シーズンの#24「CSI“12時間”の死闘 [前編]」では、グレッグとボードゲームをしていた(このボードゲームの題材は、過去にCBSが放送していたコメディアクションドラマ「爆発!デューク」)。

2009.5.23|CSI:8 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

ヘンリー役の役者さん、DVDで気付いたのですが、シーズン5に犯人役で出演していませんでしたか?(熊を狩りのために盗んだ動物園の飼育員役)

投稿: 豆大福 | 2010.05.28 14時32分

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