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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月23日(土) #20「タクシー・キラー」

ニューヨーク市民を恐怖に陥れている、連続殺人犯タクシー・キラー。いまだ犯人逮捕に至らない警察への不満が市民の間で強まる中、1台のタクシーが男性の死体を警察署前に投げ捨てて逃走。現場に居合わせたフラックは、あと一歩のところで犯人を取り逃がす。今回の被害者であるジミー・カマイダスはジャージーシティーの警官。地元ニュージャージー警察のクインも捜査に加わる。

ジミーは一酸化炭素中毒で死亡したものと見られ、首には刻印のような切り傷が。タクシー・キラーによる6人目の被害者だと見たCSIは、逃走したタクシーの捜索を進める。手がかりは、損傷したオイルパンから漏れ出したエンジンオイル。それが「Gオイル」という特殊なものだったことから、ファイブ・ブラザーズ・キャブというタクシー会社が捜査線上に浮上する。フラックとステラは従業員のアーサーとジェフから事情を聞くが、彼らはオイルパンが壊れたタクシーはないと説明する。
後の検視により、ジミーの首の刻印はこれまでのタクシー・キラーの被害者たちのものとは形状が異なり、傷口にプラタナスや墓石の痕跡が見られないことも明らかになる。また、ジミーの体には3人分の拳の跡がアザとして残っていることも判明。事件は3人組の模倣犯による犯行らしいと分かってくる。しかし、首の傷は非公表の機密事項。犯人たちは、一体誰から情報を得たのか?
やがて、オイルパンを損傷したタクシーが高速道路下で発見される。車両にはファイブ・ブラザーズ・キャブの社名を消した痕跡が。また、ジミーの副業がタクシー・ドライバーだったことも分かり、犯人の目的は“警官”を殺すことではなく “タクシー・キラー”だと誤解されたタクシー・ドライバーを殺すことだった可能性が出てくる。
そんな中、市長スタッフのジョーダンが、「機密情報がブログに掲載されている」とマックに抗議しにくる。そのブログはリードのもので、記事には首の刻印のことや、犯人の名前がジミーであるという情報が。しかし、リードは首の刻印のことは知らなかったはず…。ラボから情報が漏れている可能性を疑うジョーダンは、リードの情報源を突き止めるようマックに迫る。
早速マックはリードに会いに行くが、記者の倫理に反するという理由からリードは情報提供者の名を明かそうとしない。マックは、リードの記事のせいで無実の警官が殺される結果になったと訴え、事実関係を確認せずにブログに記事をアップしたリードを責める。
リンジーは、ジミーの上着に付着していた血痕について調べ、それが冷凍されたサイクス・モンキーのものだと突き止める。サイクス・モンキーは野生動物の肉として好まれ、違法に輸入されている場合があることで知られているが、この肉を食することでエボラ熱やサル痘にかかることも。ステラは、ファイブ・ブラザーズ・キャブの従業員アーサーの手に、サル痘の水疱らしき跡があったことを思い出す。
その後、アーサーは署に呼び出され、フラックとステラから取り調べを受ける。拳の型を取られ、ジミーの遺体のアザと照合すると詰め寄られたアーサーは、もはや言い逃れはできないと観念して、ジミー殺害を自供。リードのブログでタクシー・キラーがジミーであるという情報を得たジェフらとともに犯行に及んだことを認める。彼らは、犯人の名前が分かっているのに何もしようとしない警察に業を煮やし、自警団気取りでジミーを殺害したのだ。
その後、クインにせっつかれたマックは、あらためてリードから情報源を聞き出すべく彼のアパートへ向かう。しかし、そこにリードの姿はなく、ドアには鍵が差さったまま。バックパックだけが階段に残されていた。そう、その頃リードは、タクシー・キラーに拉致されて、タクシーのトランクに押し込められていたのだ!
タクシー・キラーは、テープで体の自由を奪われたリードをトランクに乗せて街を徘徊。バスを待つ女性に声をかけ、言葉たくみにタクシーに乗せる。もちろん、女性は間もなく一酸化炭素中毒で命を落とすことに…。後にタクシー・キラーは、女性の死体をリードの隣に移し替える。
マックがリードの安否を心配する中、リードのブログが更新される。ブログの文面から、リードがタクシー・キラーに誘拐されたことを知るマック。リンジーは、IPアドレスからリードの現在地の特定を試みる。
その頃、タクシーを降ろされたリードは、とある場所でタクシー・キラーからブログの更新を強要されていた。怯えながらキーを打つリード。彼は、マックの亡き妻クレアの名前やその他のキーワードを文章に織り交ぜ、自分の居所をマックに伝えようとする。マックもリードの意図に気付き、彼からのメッセージを読み取ろうと頭を働かせる。この時クインは、マックにとってリードは息子同然であることを知る。
ダニーは、リードが初めてタクシー・キラーと接触した際の録音を聞く。情報提供者と会えなかったリードが帰りに拾ったタクシー、すなわち、タクシー・キラーの車の中で、タクシー・キラー本人と交わされた会話である。タクシー・キラーは、犯人は被害者の首に刻印を残しており、ファイブ・ブラザーズ・キャブに所属するジミーという男だとリードに話していた。その後、リードのブログがきっかけでジミーが殺されるに至ったことで、タクシー・キラーはブログが世間に与える影響力を思い知ったに違いない。タクシー・キラーは、今度はリードのブログを通して市民たちを支配するつもりなのか?
リードは断続的にブログの更新を続け、彗星やオーストラリアなど、数々のキーワードを埋め込んだ文章をアップしていく。並行して、リンジーがIPアドレスを追跡する努力も続けられ、リードのバックパックに付着していた粉もヒントとなり、ついにリードの居所はウエストサイドのブルワリー跡と判明。マックらは現地に踏み込み、シートに包んだ女性の死体を抱きかかえるタクシー・キラーと対面するが、残念ながら彼に逃走を許す。一方、リードはタクシー・キラーに首を切られて重体。すぐに病院に搬送される。
ブルワリー前に止められていたタクシー・キラーの車はラボに運ばれ、ダニー、リンジーが殺人タクシーの仕組みを明らかにする。ホークスは、リードの首を切った凶器のナイフから指紋を採取。それがジミーのタクシーの中から見つかった指紋と一致することを突き止める。そして、タクシー・キラーの車のフェンダーに付着した塗料が手がかりとなり、タクシー・キラーの車とジミーの車が接触事故を起こしていたことが分かってくる。おそらく、ジミーの車がタクシー・キラーの車に衝突。ジミーに警察を呼ばれると困るタクシー・キラーは、リードのブログを利用してジミー自身をタクシー・キラーに仕立て上げたのだろう。
その後、マックは病院にいるリードを訪ね、彼からタクシー・キラーに関する情報を聞き出す。そして、リードの証言と、タクシー内に一酸化炭素を取り込むために使われていたホースの特徴から、タクシー・キラーが自宅代わりに使用している消防署跡が割り出される。そして、現地に急行したマック、フラックらの手により、ようやくタクシー・キラーは逮捕される。捕らえられたタクシー・キラーは、自らをギリシャ神話の渡し守カロンだと自称し、「神に捧げられし定めの者はあがなってはならず、殺されねばならない」と聖書のレビ記27章29節を引用する(これが刻印の「L2729」の由来だったのだ)。彼は、個人広告の看板を出していた者たちを罪深き者と見なし、自らをいけにえにする以外に贖罪の道はなく、殺されることによってのみ冥界の川ステュクスを渡ることができるという妄想に生きていたのである。
こうして、1人の男の暴走によりパニックに陥ったニューヨークに、ようやく平穏が戻るのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
CDC

Centers for Disease Control and Preventionの略で、米国疾病対策センターのこと。最近では、新型インフルエンザ絡みでCDCの名がニュースでも頻繁に聞かれるようになっている。

ブルワリー
ビールなどを醸造する場所。ビール工場。

レビ記
旧約聖書中の一書であり、モーセ五書のうちの一書。27章には献げ物に関する規定が書かれている。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「殺人鬼が捕らえられた今、ニューヨークの傷は癒え、我々はみな立ち直る」 by マック

タクシー・キラーの逮捕後、エンディングでマックが述べたセリフ。3:33の無言電話でマックを追い込んだドリュー、セカンドライフ殺人の容疑者X、そして今回のタクシー・キラーと、1話で完結せずに解決が複数話に及ぶケースが多かった今シーズン。マックの心にも、ようやく静かな時が戻ったのかもしれない。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
事件に巻き込まれたリード

情報提供者がタクシー・キラー本人とは知らず、情報を自分のブログに掲載してしまったリード。その結果、無実の警官ジミーが死に追いやられることとなったのは実に遺憾。野心に目がくらみ、公正さを失ったリードの行為は責められるべきだが、結局、タクシー・キラーに誘拐されて首を切られるという被害に遭ったことで、思わぬ制裁を受けるかたちとなった。そして、そんなリードの証言が、タクシー・キラー逮捕の有力な手がかりとなったことは言うまでもない。
マックとリード、今回の事件を通して互いの信頼感が強まったのではないだろうか。リードには今回の件を肝に銘じてもらい、まっとうなジャーナリストとして成長してもらいたいものだ。

2009.5.23|CSI:ニューヨーク4、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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