CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 5月16日(土) #7「ラスベガスに別れのキスを」

西ラスベガス大学の学生寮で、キーラ・デリンジャーが自室の窓から落ちて死亡する。キャンパスでは飛び降り自殺が相次いでいたが、調査の結果、何者かに引きずり落とされたことによる他殺と判明。CSIは殺人事件として捜査を進める。
そんな中、サラは、夫婦げんかで近所からの通報があったヒメネス夫妻の家に向かう。部屋には血痕が多数残されていたが夫妻の姿はなし。しかし、間もなく妻のキムが背中にナイフが刺さった状態で戻ってくる。するとそこへ、今度は夫のアダムが。彼はサラたちの姿に気付くと「お前が(警察を)呼んだんだろ!」と激怒。警官やロニーが仲裁に入り、アダムは逮捕される。日頃から、アダムがキムを虐待しているのは間違いなく、ロニーはアダムが釈放後にまた同じことを繰り返すのではないかと心配するが、サラは「私たちにできることはないわ」と、諦めと絶望を感じさせる態度を見せる。

一方、キーラの検視が行われ、手に人間の歯の破片が挟まっていたことが判明。レイプによる裂傷は見られないものの、膣には精液が残っていたことが明らかになる。また、キーラの部屋の捜索をしていたグレッグは、酒もタバコもドラッグもやらない主義を示す、XマークのTシャツを発見。しかし、セックス・ローションのチューブが見つかり、キーラはセックスまでは禁止していなかったことが分かってくる。
その後、セックス・ローションのチューブに付着していた指紋と、キーラの部屋の窓枠に残されていた指紋が、マーロン・ウェストのものと一致する。彼はかつて、女子高生のステイシー殺害で裁判にかけられ、無罪となった人物。妹のハンナが偽証して、審理を混乱させて無罪の決め手になった記憶がCSIメンバーに甦る。ハンナは当時12歳。飛び級でマーロンと同じ高校に通っていた神童である。この事件で、ハンナに振り回された過去があるサラは、今度こそマーロンを有罪にするべく、捜査を担当させてほしいとグリッソムに申し出る。グリッソムは、キャサリンを監督に付けるのを条件に、サラに捜査の担当を許す。
早速サラは、マーロンに会うため西ラスベガス大学の講堂に出向く。マーロンによれば、同じゴスバンドに所属するキーラとは恋人同士。彼の唇には傷があったが、昨晩、キーラにキスをしようとした男を追い払った際、逆に男に殴られたのだとマーロンは説明する。サラは、疑いを晴らしたければDNAを提供するよう迫るが、そこにハンナが姿を現す。彼女はすでに東部の大学を卒業し、西ラスベガス大学の院生になっていたのだ。ハンナは、令状がないならDNAの採取には本人の同意が必要だと指摘。マーロンとハンナの両親は去年交通事故で亡くなっているため、判事が2人に同情する可能性は高く、ブラスは令状を取るのは難しいと判断する。捜査に執念を燃やすサラは、「私たちが前にヘマしなければ(マーロンを有罪にしていれば)、キーラ・デリンジャーはまだ生きてた」と言って悔しさをあらわにする。
やがて薬物検査の結果が出て、キーラはGHBというデート・レイプ・ドラッグを摂取していたことが判明。グレッグはキーラのブログのメッセージを調査し、彼女がジョーダン・ロックウェルという男とマーロンとの三角関係にあったらしいことを突き止める。
その後、ジョーダンは市内の病院に入院していることが分かり、ブラスが彼を訪ねる。ジョーダンはキーラの元彼。昨晩、キーラたちのバンドのライブを見にいった彼は、キーラに付きまとっているマーロンを殴りつけたのだと話す。実は、キーラに迫っていたのはマーロンの方だったのだろうか? ジョーダンによれば、これに気を良くしたキーラに自室に招き入れられセックスに至ったとのこと。ジョーダンは具合が悪くなったため帰ることにしたが、車の運転中にますます調子が悪くなり電柱に激突。病院に運ばれたらしい。ジョーダンはキーラが死んだことすら知らなかった。
その後、ジョーダンもキーラと同じくGHBが陽性と判明。ニックは、セックス・ローションにGHBが仕込まれていたことに気付く。ジョーダンに嫉妬したマーロンが、キーラに仕返しするためにやったのだろうか? 化学の授業を取っているマーロンならローションの細工は可能だろう。また、天才ハンナは今や化学を教える立場でもある。サラは、キーラの手にめり込んだ歯がマーロンのものだと証明できれば、犯行現場とマーロンを結びつけられると考える。
後の調べで、キーラの手に挟まっていた歯は、マーロンの歯型と一致することが判明。そんな矢先、グレッグがキーラたちのバンドのコミュニティ・サイトで、ある動画を見つける。ジョーダンが言った通り、彼に殴られているマーロンの姿が映っているものだ。みんなの前で屈辱感を味わわされた仕返しとしてマーロンがキーラを殺したのだろうか? そして、もみ合いとなった際にキーラがマーロンを殴り、マーロンの歯が欠けてキーラの手に挟まったのだろうか? サラは、動画の1シーンに目を留める。それは、ハンナが何かを拾っている姿だった。
サラはマーロンの欠けた歯を詳しく調べ、キーラの右手の甲に刺さっていた際の向きと実際の方向とが矛盾することに気付く。おそらく、ハンナが動画の中で拾っていたのはマーロンの歯だったのだろう。サラは、キーラを殺害したのもマーロンの歯を彼女の手に埋め込んだのも、すべてハンナの仕業だと推測する。
サラはハンナを取り調べ、動画の中で拾っていたものは何か問い詰めるが、ハンナはガムの包み紙だとしらばっくれる。サラは、キーラ殺害についてもハンナを追及。しかし、ハンナはそれを認めるはずもなく、サラが模型殺人犯の被害に遭った件を持ち出して、心理戦に持ち込もうとする。
ハンナから直接事実を聞き出すのは難しいと考えたサラは、ハンナがマーロンをはめようとしていることをマーロン自身に伝える。マーロンは、キーラと付き合っている時もいつもハンナに干渉されていたと語り、いかにハンナが自分にベッタリだったかをサラに説明する。キーラがマーロンと別れたがったのも、実はハンナが原因だったのだ。マーロンは、キーラを困らせるために、ハンナの手を借りて彼女のセックス・ローションにGHBを仕込んだことは認めるが、ハンナが自分をはめようとしている理由は分からないと話す。
その後サラは、留置されたマーロンとハンナを対面させる。「なぜ(自分が)こんな目に遭うのか」と、ハンナに問うマーロン。ハンナは「あなたを愛しているから」と答える。自分ではなくキーラを選んだことで、ハンナはマーロンを罰したのだろうか? 後に、絶望したマーロンが自殺を図るとは知らずに、ハンナは「毎週会いに行く」と言い残して留置場を去る。
サラは再び大学に足を運んで、ハンナにマーロンの自殺を伝える。首を吊ったマーロンの写真を見せられたハンナは、「こんなの嘘でしょ?」と、いつもの冷静さ失って号泣するのだった。
そして、ラボに戻ったサラ。目の前のホッジスを気にも留めず、唐突にグリッソムにキスをする。その後、ロッカールームでCSIのベストから自分のネームタグを外すと、「グッドラック」と襟元に書き込んでロニーのロッカーへ。サラは、グリッソムに置き手紙を残してラスベガスを去る。手紙には、「父が亡くなって以来、自分は亡霊を引き連れている。砂漠で車の下敷きになったことで、亡霊たちを葬り去る時が来たと悟った」という内容とともに、グリッソムへの変らぬ愛と、「さよなら」という別れの言葉が綴られていたのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
GHB

γ-ヒドロキシ酪酸。睡眠薬や脱法ドラッグとして使われるようになったことから、日本でも麻薬指定されている薬物で、デート・レイプ・ドラッグ(相手をレイプするために使う薬物)としても知られている。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「傷つけたくない。できればあなたの元を離れたくなかった。私にとって最愛の人。どんな時もあなたを思っている。一緒に過ごして初めて自分の居場所が持てた。 かけがえのない場所が。愛してる。いつまでも…。さよなら」 サラの手紙より

先日グリッソムのプロポーズにOKしたばかりだったサラ。増え続ける犯罪を前に、無力さを感じて疲れ切っているのは分かっていたけれど、このようなタイミングでラスベガスを去るとは…。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
さようなら、サラ…

サラがラスベガスを去る決断をした背景には、模型殺人犯によって砂漠で車の下敷きにされた時から、彼女の頭を占領して離れなかった亡き父の“亡霊”があったようだ。実は、家庭内暴力に耐えられなかったサラの母ローラは、自らの手で父親を殺害している。この事実は、過去のエピソード(第5シーズン#13「人形の牢獄」)の中で明らかになっているが、詳細は語られぬままだった。しかし、やはり彼女の中には、この父親の件が大きなトラウマになっていたのかもしれない。それが、砂漠で命を失いかけたのがきっかけで、「向き合わなければ」という心境に至ったというところか。
しかしながら、先日グリッソムのプロポーズにOKしたばかりだったというのに…。グリッソムとの関係を一歩進めたこと自体も、彼女に過去との対峙を促す一因となったのかもしれない。
…というわけで、今回のエピソードで残念ながらサラが降板。サラの繊細で不器用なキャラクターが魅力的だっただけに、本当にさみしい。しかし、次シーズンでは数話ゲスト出演するというから、その後のグリッソムとの関係についても、何らかの結末が見えてくることに期待したい。
一方、ウォリックは不眠症に悩まされており、睡眠導入剤を常用しているらしいことが判明。グレッグが昔、ゴスのふりをしていた時期があったこと、キャサリンがリンゼイを大学に進学させようとしていることなど、メンバーたちの小ネタもちりばめられていたことも追記しておく。

マーロン役のダグラス・スミスは、宗教上の理由から一夫多妻制を実践するホームセンターの経営者の生活を描いた話題のドラマ「ビッグ・ラブ」にレギュラー出演中。

2009.5.16|CSI:8 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(6)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/45000279

この記事へのトラックバック一覧です: 5月16日(土) #7「ラスベガスに別れのキスを」:

コメント

サラが去っていっていってしまったのは、ほんとに残念だけど、グリッソムに熱いキスをして去っていくところはサラらしくてかっこよかった。また、どんな形でもいいからサラに出演してもらいたいな。

投稿: ちえ | 2009.05.16 23時56分

ホッジスと話している主任に‘キス’し…ベガスを去って行くサラ…crying
あの‘IQ177のハンナ’←頭良過ぎるのも…考えものだよねぇcoldsweats02

投稿: ダニー大好き | 2009.05.17 01時42分

何故!?何故ですか!?
いつも、ブログ等拝見させて貰っていましたが、あまりにも突然のサラの降板に、驚きとショックで投稿してしまいました!bearingsweat01
何故こんなに急に…!?
J.フォックスに何かあったのですか???
もっと詳しい事が解れば、教えてください!!!
大好きだったのに……weep

投稿: 景 | 2009.05.18 00時41分

私もサラの大ファンです、突然の降板に大変ショックです。CSI:Miamiのスピードルのように降板したのでしょうか?大変寂しいです、又、カンバックしてほしいです。

投稿: tomo | 2009.06.04 12時40分

本当にサラが好きだったので寂しいです。グリソム主任と幸せになってほしかった。次シーズンでゲスト出演されるなら、きちんとhappy endになってほしい。本当に寂しくて切ないです。

投稿: riorio | 2009.07.19 21時15分

昨日深夜にたまたま試聴。
ハンナの執着が怖くて印象に残った(; ・`д・´)

投稿: ぶけやしき | 2017.05.23 02時32分

コメントを書く