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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 4月11日(土) #14「炎のレーサー」

火だるまとなった男がどこからともなく飛んできて、走行中の消防車に激突する。身に付けていたのは宇宙服のようなスーツ。炭化した脚には肉用温度計が突き刺さっており、燃焼で生じた有毒ガスを吸い込んだのが死因と判明する。遺体の骨の損傷レベルから見て、激突時のスピードは時速130km前後。検視を行ったシドは、まるで大気圏に突入した宇宙飛行士のようだと表現する。

ダニーとともに捜査の担当となったリンジーは、被害者の衣服に燃焼加速剤がかけられていたことを明らかにする。またダニーは、消防車の窓ガラスから軽量アルミシートを採取。ケンドールは、激突現場に残された炭化した木材、溶けたプラスチック、耐熱性セラミックの破片などを調べ、被害者がストリートリュージュをしていたことを突き止める。ダニー、リンジー、ケンドールの3人は、衝突時の時速と被害者の体重、摩擦係数、重力加速度から傾斜角度を割り出し、被害者が滑走していたのはグレーブヤードと呼ばれる坂だと特定する。
ダニーとリンジーは、グレーブヤードへ。リンジーは、溶けたウィールを回収し、被害者は急な坂をストリートリュージュで滑り降りている途中で、窪みで飛び跳ねて救急車に突っ込んだのではないかと推測する。そんな中、被害者のグローブに付着していたワッペン、ダニーが発見したアルミシートは、ともに本物の宇宙服の一部と判明。「マーキュリー」というハンドルネームの人物がインターネットで購入したものだと分かる。「マーキュリー」は肉用温度計やストリートリュージュも購入していたことから、事件への関与が濃厚に。ダニーとジェシカは、ストリートリュージュが行われている場所まで出向き、マーキュリーを取り押さえて事情を聞く。彼によれば、被害者の身元はディーモンことデクラン・ホリスター。レースで激しくやり合う中で、彼の脚に肉用温度計を突き刺したのは確かだが、殺しはしていないと主張する。
その後、グレーブヤードで見つかったウィールは、ストリートリュージュの最速記録保持者でスポンサーまで付いている、コンクリート・カウガールことサンドラ・ポークの特注品と判明。ディーモンの高価なベアリングやスーツは、彼女からのプレゼントだったことが明らかになる。サンドラは、非公式とはいえ自分の公式記録を上回る時速160kmをマークしたディーモンに興味を持っており、同じギアを使うとどのような記録が出るのか知りたかったようだ。サンドラは、ディーモンと同じコースで自分の力を試すため、こっそりグレーブヤードでライドしたらしく、時速155kmに達した時点で火が出て、ウィールが溶けたのだと説明する。
その後も、サンドラの犯行を裏付ける証拠や発火元は見つからないまま。ダニーは、ディーモンは誰かに燃焼加速剤をかけられたのではなく、道路にしみ込んだオイルやガソリンが雨水に溶け出して跳ね上がっただけかもしれないと気付く。そして、リンジー、ケンドールとともに実験を行い、加速するリュージュをディーモンが足で止めようとした可能性に着目。ディーモンの靴のかかとがすり減り、露呈した内側の金属が路面とこすり合ったのが発火の原因だと突き止める。ディーモンは殺されたのではなく、悪条件が重なったことによる事故死だったのだ。

一方、街に設置されたばかりの自動洗浄式公衆トイレでは、大量のあふれ出る水とともに女性の死体が発見される。所持していたIDから、被害者の身元はヴァネッサ・マトリンと判明。現場に駆けつけたマックとステラは、ヴァネッサの腕に刺傷を確認し、凶器らしきナイフやケチャップの袋などの証拠品を回収する。
後の検視で、ヴァネッサの死因は腕の刺傷ではなく、水を吸い込んだことによる溺死だと判明。彼女の髪には赤い粉が付着していたこと、爪の間に微量の血液が挟まっていたことも明らかになる。
その後、ヴァネッサの爪に挟まっていた血液のDNAが、殺人罪で5年前から服役中の囚人、セス・リギンのものと一致。当時、セスの事件を担当したマックは、セスの有罪を決定づけたのも、くしくも被害者の爪に挟まっていた血痕のDNAだったことを思い出す。しかし、当時の捜査に抜かりはないはず。では、なぜセスの血液が現場に?
その頃ホークスは、公衆トイレの排水管に水膨張性ポリウレタンが詰まっているのを発見。水が排水されないよう、何者かが故意に細工をしていたことを突き止める。
依然としてセスの血の謎が解けないことから、マックは刑務所にいるセスに会いに行く。セスは、自分と同じDNAを持つ真犯人が塀の外にいるのであれば、自分の逮捕も間違いだったと証明できるはずだと主張。そんな中、セスの独房を調べていたステラは、1通の手紙を発見し、それをラボに持ち帰る。
ホークスの調べにより、ヴァネッサの髪に付着していた赤い粉は、「オリヴィア・ディ・パスカル」という名のヴィンテージ・ワインの封蝋(ふうろう)だったことが判明。2日前、このワインを盗んで会社をクビになったヴィニー・パルグレイヴが捜査線上に浮上し、マックとフラックが彼を訪ねる。ヴィニーは2週間前に仮釈放になったばかりで、ヴァネッサとは8ヵ月前にインターネットの囚人デートサイトで知り合ったとのこと。盗んだワインを手みやげに彼女に会いに行ったものの、もう関係を終わりにしたいと言って追い返されたのだと話す。結局、後のDNA鑑定の結果から、ヴィニーはシロと分かる。
マックとフラックは、ヴィニーが利用していた囚人デートサイトを調べ、セスとヴァネッサも同サイトで知り合った可能性が高いことに気付く。そんな中、ステラがセスの独房から持ち帰った手紙には、切手が2枚重ねて貼られており、下の切手に「ヴァネッサ、君ならできる。くじけるな」という文字が書かれていたことが明らかに。ヴァネッサは、セスを刑務所から出すためにわざと襲われたように見せかけ、自らナイフで腕を傷つけたことが分かってくる。さらに、現場で見つかったケチャップの袋に血痕が付着していたことも判明し、セスがケチャップの袋に自分の血を入れてヴァネッサに送っていたことが証明される。
しかしながら、まだなぜヴァネッサが溺れるはめになったのか、その説明はつかない。その答えを見つけたのはホークスだった。ホークスは、公衆トイレの水道装置の電気系統に細工の痕跡を発見。何者かがコードを火であぶり、自動止水栓やドアロックセンサーに手を加えていたことを突き止める。そして、フラックの調べにより、排水管に詰まっていた水膨張性ポリウレタンを購入した会社の1つ、FTイノベーションズ社が、市の公衆トイレの入札で契約を取れなかったことが発覚。細工された水道装置のコードから、同社のオーナー、スザボの指紋が検出され、彼がライバル業者を蹴落とすために行ったことだと判明する。スザボの目的は、あくまでもトイレを欠陥品に見せることだったが、そのせいでヴァネッサは運悪く命を落としたのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
アラン・シェパード

アメリカ合衆国最初の宇宙飛行士。1961年、「マーキュリー3号(フリーダム7)」でアメリカ人として初めて宇宙へ。後にアポロ14号にも搭乗し、月面に降り立った世界で5番目の人物となった。
ちなみに、映画『アポロ13』は、マック演じるゲーリー・シニーズの出演作として知られているが、本来、アラン・シェパードはアポロ13号の船長。しかし、内耳の病気が再発したために、13号と14号のクルーが入れ替わり、結果的に14号の船長となったという経緯がある。

ヒューマン・トーチ
映画化もされたアメコミ作品『ファンタスティック・フォー』シリーズに出てくるキャラクター。全身を炎で包んで、空を飛ぶことができる。

アルゴンレーザー法
試薬とレーザー照射によって指紋検出する方法。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「ヒューストン、問題が生じた」 by マック

火だるまになって消防車に激突したディーモンを見て、マックが言った一言。このセリフは、アポロ13号が異常の発生を地球に知らせた際の言葉「Houston, we've had a problem.」の引用。先にも触れたが、映画『アポロ13』には、マックを演じるゲーリー・シニーズがケン・マッティングリー役で出演している。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
ケンドールはストリートリュージュの経験者

火だるまになったディーモンの捜査で、ストリートリュージュの経験を見事に生かしたラボクルーのケンドール。手製の安いボードと高価なセラミック製のベアリングやレーシングスーツとの組み合わせは妙だと、即座に指摘できるとはさすが。#1「届かぬ叫び」でも、アダムと競い合うように優秀な仕事ぶりを見せてくれていたが、残念ながら今後は当分登場予定がない模様。ラボはアダムの独壇場か!?
なお、ダニーとリンジーは久々にチームを組んで捜査。ルーベンのことは語られず、一見何事もなかったように見える2人だけれど、その実情は…。

2009.4.11|CSI:ニューヨーク4、エピソードガイド|コメント(0)トラックバック(0)

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