CSI:投稿ラボ

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN/REPORT

About CSI:について

Category カテゴリー

Writers プロフィール

このコラムはこんなライターの皆さんが書いてます。

LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 9月8日(土) #21「悪魔のブライズメイド」

結婚式を迎えたアダムとジル。2人はオープンカーでゲストから祝福を受けるが、車の後ろにはアダムの母親ダイアンの死体がつながれていた。ダイアンはマフィア組織の弁護士を務めており、最近ではカジノ界の大物を同じく車の後ろに縛りつけて殺したファッテリ・ファミリーのディーノを弁護。しかし、敗訴してディーノは終身刑となっていた。
式場で証拠を採取したニック、サラ、グレッグは、その足でレストランに立ち寄る。ところが、食事をする間にニックの車が証拠ごと盗難に。証拠管理の連鎖が途切れると、証拠を取り戻しても信用性は失われる。また、現場となった式場はすでに開放されており、証拠は取り直せない。内務調査の尋問を受けることになったニックたちは、それぞれが聴き込みで得た証言をすり合わせながら、残された証拠を手がかりに捜査を開始する。

サラは新郎の友人ブライス、新婦の兄マイキーから、ニックは新婦のブライズメイドであるシンディとミンディから話を聴いた話を回想する。ダイアンがひどいスピーチをしたと語るシンディとミンディ。確かに結婚式のDVDには、スピーチで新婦ジルをこき下ろすダイアンの姿が映っていた。では、犯人はジルなのか?
ジルに犯行に及ぶ時間はなかったと言うのはグリッソム。ダイアンから苛められていたのは事実だが、新郎を悲しませるようなことはしないとジルはグリッソムに語っていた。
一方、署にはファッテリ・ファミリーのディーノの兄シルヴァーノが呼ばれていた。手口がマフィアの処刑に似ていたことから、敗訴を恨んだディーノの犯行が疑われていたが、事件には無関係と分かる。
また、キャサリンはDVDで不審な男を発見する。ニックによると、その男は新郎の父親アーネスト。ダイアンに捨てられ離婚したが、新聞で息子の結婚を知り式に押しかけたという。捜査の結果、彼も犯行不可能だったことが証明される。
やがて血液検査の結果が出て、ダイアンはジアゼパムを飲んでいたことが分かる。ひどいスピーチは、その影響だったのだろう。グレッグは、新婦のブライズメイドであるヴァレリーとレイシーから聴いた話をもとに、女性の控え室を調べたときのことを回想する。そこでグレッグは矢の先に血が付いたキューピッド像を発見していた。矢の形状はダイアンの頭部の傷と符号しており、ジアゼパムでハイになっていたとすれば、ダイアンが自分で転んで負傷した可能性も捨てきれない。
その後、調査済みのオープンカーがラボに届く。トランクにはスノーボードのケースに入れられた血だらけのタオルが。後に、その血液はダイアンのもので、ケースには2人の人物の皮膚片が付着していたことが分かる。
その頃ニックは、内務調査を待つことに苛立っていた。そんなニックをなだめていたウォリックは、ニックのシャツに血が付いているのに気付く。聴き込みの際、ニックはミンディにジャケットを貸していた。おそらくミンディ自身に血液が付着していたのだろう。
キャサリンは新婦の兄マイキーが自動車の整備士と知り、彼がニックの車を盗んだと推測する。そして推測通り、ニックの車がマイキーの修理工場で発見され、ゴミ箱からキューピッド像が見つかる。裁判では証拠として使えないキューピッド像だが、そこにレイシーの指紋が付着していると分かっただけでCSIには十分だった。さらに、ヴァレリーがダイアンにジアゼパムを飲ませた可能性が強まり、ミンディがニックに渡したキスマーク入りのナプキンのDNAが、スノーボードのケースに付着した皮膚片のDNAと一致する。

犯人は、ジルのブライズメイド4人だったのだ。性格が悪い姑を持つことになるジルに同情した彼女たち。まずヴァレリーが、式の間だけでもダイアンをおとなしくさせようとジアゼパムを飲ませた。しかしそれは逆効果となり、ダイアンはスピーチでジルを罵倒。ヴァレリーの細工に気付いたダイアンは、刑務所に送ってやるとヴァレリーのことも脅した。今度は、それを聞いたレイシーが控え室でダイアンと口論に。突き飛ばしたはずみでキューピッド像の矢がダイアンの後頭部に刺さる。ミンディとシンディはマフィアの仕業に見せかけることを思いつき、スノーボードのケースでダイアンを運び、車の後ろにくくりつけた。さらに証拠を隠滅するべく、ニックの車をマイキーに盗ませたのだ…。
結局、内務調査の尋問が始まる前に事件を解決させたCSI。誰から尋問するかと問うマッキーンに対し、「誰に聞いても真実はたった1つしかない」とグリッソムは答えるのだった。


【鑑賞MEMO:豆知識】
Rashomama(原題)

「悪魔のブライズメイド」の原題は「Rashomama」。これは、黒澤明監督の代表作『羅生門』をもじったもの(Rashomon→Rashomama)です。
『羅生門』では、異なる視点から同じ物語を回想することで真実の不確かさを浮き彫りにする手法が取られ、それが後の映画界にも影響を与えたと言います。「CSI:マイアミ4」の#5「ペントハウススイートの情事」でも同様の手法がとられています。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「お遊びはそこまでだ」 by グレッグ

回想シーンの中で、グレッグがヴァレリーとレイシーに向けたセリフ。思わず笑ってしまった視聴者も多いはず。その他にも、各キャラクターの回想シーンには笑いどころがたっぷり。グリッソムは美女よりテントウムシに夢中、ブラスは客が残したシャンパンを飲み漁るウェイターに視線が釘付け!

【鑑賞MEMO:キャラクター】
新郎の父親アーネスト役は…

新郎の父親アーネストを演じていたのは、日本でも大ブームを呼んだ海外ドラマ「ツイン・ピークス」で、殺されたローラの父親役を演じていたレイ・ワイズ。パーティーを覗き見る表情に浮かんだ不気味さは、ツイン・ピークスでのリーランド役を彷彿とさせるものがありました。
レイ・ワイズは、副大統領役として「24」第5シーズンにも出演しています。

2007.9. 8|CSI:6 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(15)トラックバック(2)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209357/16373972

この記事へのトラックバック一覧です: 9月8日(土) #21「悪魔のブライズメイド」:

» CSI トラックバック リッチな物書きになってもいいでしょ?
ほとんどテレビは見ず、もっぱらラジオ派な私。 でもごくまれにドラマにはまることがあります。 ちょっと前は『タイガー&ドラゴン』 今は『CSI』。 『X−File』も『24』も全然はまらなかったけど、これはは... [続きを読む]

受信: 2007.09.09 21時47分

» CSI: 科学捜査班 第6シーズン 第21話 トラックバック TV-Show Drunkard (海外ドラマ漬け生活)
「CSI: 科学捜査班 (CSI: Crime Scene Investigation)」 Season 6, Episode 21 悪魔のブライズメイド (Rashomama) (2006) ≪あらすじ≫ アダムとジルの結婚式当日、2人がオープンカーで式場から去る際に、招待客から悲鳴が。 なんと、...... [続きを読む]

受信: 2007.09.12 17時27分

コメント

原題が羅生門をもじったタイトルだったんですねぇ。
今週はいつもよりコミカルな味わいが楽しめました。

投稿: ちょっぷ | 2007.09.09 00時08分

回想シーン・・・あの語り口からくる雰囲気、そして微妙で絶妙なテンポ、やられました。

投稿: maco | 2007.09.09 08時41分

今回の話も本当に面白かった!
グリッソムがテントウムシを発見した所なんて、彼らしくって!
グレッグの携帯が鳴った後の彼の顔もよかったです。
ニックはこっそりポケットにメモを入れられてたり。
格好よすぎです、お陰で事件も解決できた感じがしますね。

投稿: Mirai | 2007.09.09 09時34分

グレッグの回想シーンが笑いました。
テントウムシに夢中になる主任やホッジスへの「外からだ」と言う一言。
笑える要素がてんこ盛りの回でしたね。

投稿: DRACHE | 2007.09.09 10時44分

今回のエピ最高ですw
毎回人の命が犠牲になっているわけですから、重たい雰囲気が漂ってるものですが、今回はなぜかかなりコメディタッチ。
結婚式場での回想シーンにそれぞれの価値観、趣味嗜好、性格、願望が表れていてとっても面白かったです。

投稿: あろあ | 2007.09.09 15時05分

今回は、いつもと違う趣向の展開で楽しめました。今シリーズは切ないエピソードが多いので、今回のような展開は、ほっとします。

投稿: 800 | 2007.09.09 16時41分

とても楽しい内容でした。シリアスなCSIシリーズには珍しくコミカルな部分が多かったですね。たまにはこんなのもいいなと感じました。

投稿: ポーラー | 2007.09.09 17時39分

これってCSI?!と思うほどコミカルなエピソードで新鮮でした。
それぞれの回想シーンがよかったですね。サラの性格、すごい好きです。
個人的に、ニック・サラ・グレッグが3人で朝ごはんを食べているシーンがよかったです(^^;

投稿: TTT | 2007.09.09 23時28分

面白かったです!

ユーモラスで、コミカル!音楽も実にベガスらしい。

それぞれの捜査官が草のトンネル(?)をくぐって捜査に向かうときの、それぞれ思ってることが面白かったです。

特に主任とテントウムシ!


ただ一点、ここで言わせてもらいたいのですが、邦題が最悪だと思いました。

原題の『RASHOMAMA』は羅生門のもじり。実にドラマの内容を反映しているのに…

CSIはミステリーなのに『悪魔のブライズメイド』ってどう考えてもネタバレ!最初の結婚式のシーンでブライズメイドが犯人だという頭で見てしまいました!

せっかくこれだけ面白かったのに、自分としては邦題のおかげで台無し…

これまでもシーズン5の『狼少女』やネタバレの邦題があって、意趣がそがれてしまいます。このような邦題はやめていただきたいです。

投稿: ごろあわせ | 2007.09.10 14時03分

証拠品を盗まれるなんて、いつもならシリアスな展開になるところが…予想外に笑えるシーン満載のコミカルなエピソードでしたね。

特に笑えたのがニックとグレッグのやりとり。せっかく決定的な証拠を掴んだと思ったのに…。

Nick -Where is the statue!?
   (で、その銅像はどこにあるんだ)
Greg -In your car!
   (ニックの車の中)
Nick -Oh...
   (あぁぁ…)

2人の会話の間が良かったです。

ニックには色々な意味で災難続きでしたけど(愛車にセクシーなペイントされちゃうし)。でもニックは女の子に人気があるおかげで最後には事件解決できたわけですね。よかったですね!(?)

投稿: koi | 2007.09.10 21時09分

今回も楽しかったですぅ♪
それぞれの視点で殺人現場をどのように見ているのかをちょっと見れた気がしました♪

珍しくニックが感情的になっているところも見ることができたのもおもしろかったです!

みなさんのコメントにもたくさん書いてありましたが、コミカルなお話で楽しめました!!

投稿: mayor | 2007.09.10 22時54分

普段と違った趣向のエピソードで、見てて思わず噴出しちゃったシーンがいくつか(笑)。
車が盗まれちゃって、ダークな感じになっちゃうのかな?って思ったら、こんな展開で事件が解決しちゃうとは!!
それにしても、原題が羅生門からだったなんてびっくりです!

投稿: sakura. | 2007.09.11 01時40分

普段と違った構成で面白く見れました!
主任がホッジスに「ドアを閉めてくれ」って
話したところめちゃ面白かった!

しかし、友人のためと言ってもやっていいことと
悪いことがあるしそれは理解しないとならないと
思うのですがね・・・・

あたしならあんな姑のいるところに嫁ぎませんw

投稿: pigulet2005 | 2007.09.11 09時12分

koiさんと同意見!です。
二人の会話がサイコウーでした。
ウォリックがニックの癇癪を無視してるところも素敵だったなー。今回はショッキングな冒頭とは違ったコミカルな展開で面白かった!!

投稿: MIN | 2007.09.16 14時31分

毎シーズン、何回かあるコミカルな展開の回が好きです
今回は各々の視点で見た犯罪現場・証人達を面白く見せていて、犯罪と結び付かない部分にも気を取られていて面白かった
グリッソムの見るテントウムシや、ブラス刑事の見るウエイターが笑えます
そしてオープニングクレジットで出た「レイ・ワイズ」を見て、どんな役で出ているんだろう?と楽しみにして見ました
時々登場するビッグなゲストアクターも楽しみなCSI:
オープニングで知ってる名前が出ると、その人が登場するまでワクワクします

投稿: おぢさん | 2007.09.17 22時26分

コメントを書く