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好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 8月4日(土) #16「壁の鼓動」

マーティン・シドリーが自宅で女性と一夜を過ごしていると、暖炉から煙が上がる。原因は煙突の中にあった焼死体。別の場所で焼かれてから押し込まれたようだ。シドリーには大学寮に暮らす息子タッドがいるものの、現在は離婚して独り暮らし。最後に暖炉を使ってから、これまで異変に気付かなかったという。サラとニックが中心となって捜査にあたる。
またシドリーは、1年前にキャサリンとウォリックが担当したキャロライン・フィッツギボンズ失踪事件の重要参考人でもあった。当時は令状が取れずシドリー宅を捜索できなかったが、今回彼の家が事件現場となったことで堂々と捜索が可能に。キャサリンとウォリックも捜査に合流し、階段の床板から古い血痕を発見する。

シドリーと彼の弁護士は事件への関与を否定するが、焼死体のポケットに入っていたカードから復元した写真を見たシドリーは、それが自分の息子だと知って愕然とする。
一方、サラがシドリー宅の煙突から採取した指紋は、レイプ未遂の前科があるジョナサン・ワックスのものと一致する。ジョナサンは、暖炉と煙突掃除のためにシドリーの家に行っただけだと主張。そんな矢先、シドリーの弁護士から違法捜査の抑制の申し立てがあり、エクリーがキャサリンに忠告する。
諦めずに捜査を続けるキャサリンとウォリックは、シドリーの息子タッドの寮を訪ね、彼の部屋でキャロラインの父親ドン・フィッツギボンズの電話番号が書かれた付箋紙を見つける。これについて、キャサリンがドンに説明を求めると、ドンは娘の失踪事件への捜査協力を求めてタッドを訪ねたときに渡したものだと答える。
間もなく、階段の床板の血痕はキャロラインのものと判明し、シドリーへの容疑がますます深まる。しかし、それだけではシドリーを有罪にするのに不十分だった。

やがて、タッドのクレジットカードがガソリンスタンドで使用されたことが分かる。グリッソムとニックは店員から提供を受けた監視カメラの映像を調べ、カードを使用したのは死んだはずのタッド本人だと確認する。では遺体は誰なのか?
一方、家の図面を見て煙突が拡張されていることに気付いたキャサリンは、サラとともに再びシドリー宅を調査し、屋根裏でキャロラインの遺体を発見する。彼女はレイプされた後に腹部などを刺され、生きたまま屋根裏に閉じ込められ失血死したのだ。
やがて、タッドが見つかり署に連行される。ソフィアが話を聴くと、ここ数週間旅行をしていただけだとタッドは語る。その頃、シドリーも再び署で事情を聴かれる。キャロラインの遺体が発見されたと聞かされたシドリーは、タッドの犯行だと言い逃れをする。
しかし、真犯人はやはりシドリーだったのだ。自分に罪を着せようとする父親に憤るタッド。キャロラインの失踪直後、家に近づくなと指示されていたことなどから、父親の犯行を確信したタッドは、ついにシドリーの前に姿を見せる。生きている息子を目の前にしたシドリーに、もはや弁明の余地はなかった…。

その後、煙突の笠に残されていた身元不明の指紋は、ドンのものであることが判明する。ドンは娘の事件の捜査が進展しないことにしびれを切らし、自分が勤める病院から身元不明の男性の遺体を盗み出し煙突に入れ、再び捜査の手が入るように工作したのだ。そして、我が子を失う辛さを思い知らせるため、遺体のポケットにタッドのスポーツクラブの会員証を入れたと胸の内を明かすのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
「告げ口心臓」と「アモンティラードの樽」

どちらも19世紀を代表するアメリカの小説家エドガー・アラン・ポーの作品。
「告げ口心臓」では、犯人は被害者の心臓の鼓動が大きく鳴り響くのを聞きます。ですから、“キャロラインが失血して屋根裏に閉じ込められていたときには、まだ彼女は生きていた”という意味になります。
しかし、真相は「アモンティラードの樽」だとサラは言います。「アモンティラードの樽」は、納骨堂の奥にアモンティラード(シェリー酒の一種)の樽があると偽って、酔った親友を閉じ込めて生き埋めにする話。つまり、“キャロラインは生きたまま屋根裏に閉じ込められた”という意味になるわけです。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「許してください。あながた動かなければ娘さんを見つけ出せなかった我々のことを」 by キャサリン

ドンの行動は決して褒められたものではないですが、彼が工作をしなければシドリーが野放しになっていたことも事実。証拠不十分で事件解決への一歩を踏み出せずにいたCSI。キャサリンは不甲斐なさを感じていたのかもしれません。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
ウェンディ&マンディ

今回登場していた女性のラボクルーは、ウェンディとマンディ。ウェンディの方は今シーズンの#6「神の子」から登場。今後の活躍に期待したいところです。
マンディはなかなか経歴が長く、実は第1シーズンから登場。第2シーズンにも登場しましたが、その後しばらくご無沙汰でした。ウェンディ同様、今後はたびたびお目にかかれそうです。

2007.8. 4|CSI:6 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(7)トラックバック(0)

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コメント

ラストのキャサリンの言葉。
それに尽きるエピだと思う。

投稿: もこ | 2007.08.05 00時08分

子を想う親の愛。方法は間違っていてもこの気持ちわかります。

グリッソム今回は登場少なかったですね。
個人的にはグリッソムの活躍がもっと見たい!

投稿: ノア | 2007.08.05 17時36分

シドリーとドン。対照的な”父親”でしたね。
我が子を失う辛さを思い知らせたいというドンの決死の思いも
息子に罪をきせようとしたシドリーには全く響かなかったようで残念です。

先日、久しぶりに『エリン・ブロコビッチ』を観ました。
キャサリン役のマージ・ヘルゲンバーガーの演技が胸を打ちますね。

投稿: あろあ | 2007.08.06 10時27分

遣る瀬無い事件でしたね。
ドンも辛いですが、タッドも悲惨ですよね。
親に殺人犯に仕立て上げられるところだったんですから。

投稿: DRACHE | 2007.08.07 01時45分

ポーの小説が何回か会話に出てくるのがミステリーファンには嬉しい。

被害者の父はやっぱりなんらかの罪に問われるんでしょうね、死体損壊とか。それでも再捜査を願う父、やるせなさを感じるキャサリン。苦さの残る結末でした。

投稿: ririka | 2007.08.07 20時28分

すごく印象的なエピソードでした。話のテンポがとてもよくて、わかりやすかったです。
親子の関係ってほんとに人それぞれだと思いました。娘のことを想う父、息子に罪を着せる父…。娘を持つキャサリンの言葉が心に残りました。

投稿: たか | 2007.08.24 21時08分

地上波で見ました。この操作だけだと、シドリー父「が」レイプして殺したという物的な証拠はないから陪審を納得させられるかは難しいですよね。

投稿: とます | 2009.07.22 13時01分

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