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LumiLumi
好きな科学捜査はDNA分析。好きなキャラクターは、ホレイショ・ケイン。CSIを見ながらでもおいしくご飯がいただけます。


 7月28日(土) #15「怒りの鞭」

髪を剃られ、ガリガリに痩せた女性の遺体が砂漠で発見される。腕には数字の焼印があり、右目が左目に比べて乾燥していた。検死を行ったロビンスとデヴィッドは、彼女の右目の視神経が切断されていることに気付く。また、複数の注射痕や子宮掻爬の跡なども確認され、歯の間からは異物が見つかる。
DNAラボでは被害者の両目の検証が行われ、右目は他人のものだと分かる。その後、右目は社会復帰施設に現れた露出狂の男ランダースものと判明。彼の腕にも数字の焼印が残されていた。

そんな中、公開された被害者の顔写真を見てある女性が出頭する。その女性は…なんとレディ・ヘザー。被害者は彼女の娘のゾーイだったのだ。以前ヘザーと親密に関わったグリッソムは、その事実を知って驚く。
ゾーイのアパートの調査に向かったグリッソムたちは、留守番電話のメッセージでベッツ・クリニックという名前を聞く。キャサリンとグレッグは、さっそくクリニックの母体であるベッツ製薬へ。ゾーイは慢性不眠症の治療のため医療実験に参加していたことが分かる。社員のジェイコブは、恐がって逃げ出す被験者は多いと語る。
やがて、ゾーイの歯に挟まっていたのはゾーイ自身の手の肉であることが分かり、ニックは彼女が拘束されていたものと推測する。
ウォリックとニックは、砂漠でゾーイの手および拷問部屋の捜索に当たり、死臭を放つ小屋を発見する。所有者はなんとジェイコブ。本人は留守だったが、中からヘザーが現れる。彼女は医療実験を監督していたのがジェイコブと知り、小屋に侵入しエッチングを盗んでいたのだ。盗難に遭えばジェイコブが捜査を依頼するかもしれないと考えての行動だったが、結局彼はヘザーを告訴しなかった。それは何かを隠している証拠だ。その後の調べで、ヘザーが盗み出したエッチングは盗品の可能性が強まる。エッチングを切り取るのに唾と紐を利用したとの仮説から、切り口に付着した唾液のDNA鑑定が行われる。

一方、ベッツ製薬の駐車場でジェイコブの凍結死体が発見される。遺体を検死したロビンスは、彼も被験者の1人であったと推測。遺体を完全に凍らせるのには丸2日以上かかるが、キャサリンが前日にジェイコブに会っていたことから謎が深まる。
ヘザーはグリッソムを訪ね、1年程前、ゾーイが妻帯者であるセラピストの子を妊娠したのをきっかけに彼女と音信不通になったことを打ち明ける。さらにヘザーは、ジェイコブの精液をサンプルとして提出。これは、自ら彼と寝て入手したものだった。
やがて、ジェイコブの小屋周辺の土から、ゾーイを含めた複数の人間のDNAが検出される。また、エッチングに付着した唾液と、ヘザーが提出した精液のDNAが一致。しかし、車から採取した指紋はジェイコブのものではなく、彼の双子の兄弟レオン・スネラーのものと判明する。犯人は、ジェイコブに成りすましたスネラーだったのだ。
この双子はスネラー家に生まれたが、ユダヤ人のウルフォウィッツ家に養子に出された。ジェイコブはユダヤ人として成長したが、ユダヤに馴染めなかったスネラーはナチ思想に傾倒。ベルリン近くの野戦病院からラスベガスへ戻ってジェイコブを冷凍して以来、彼に成りすましてメンゲレ医師のごとく恐ろしい人体実験を繰り返していたのだ。ゾーイは右目がブラウンで左目がブルーだったため、ランダースのブルーの眼球を眼窩に入れられた。ランダースは眼窩からロボトミー手術をされた。地下の実験室からは背中を縫い合わされた人工のシャム双生児までもが発見された。

グリッソムは、床に落ちているヘザーのロザリオを見つけ、急いで車を走らせる。そして、スネラーを鞭打ちするヘザーを発見。彼女を取り押さえる。グリッソムに復讐を阻止されたヘザーは、彼の腕の中で泣き崩れるのだった…。


【鑑賞MEMO:豆知識】
メンゲレ博士

アウシュヴィッツでガス室に送る囚人を選別したり、数多くの人体実験を行ったりした実在の医師。別名「死の天使」。被験者を死に至るまで凍らせたり、子どもの目に薬品を注入して瞳の色を変えたりする実験のほか、あらゆる残忍な外科手術を行ったことで知られています。
また、メンゲレはとりわけ双子に強い興味を示し、双子の静脈を縫い合わせることで人工の「シャム双生児」を作る実験にも挑戦。しかし、この手術は失敗に終わっています。
後に、ドイツ陥落にあたりアウシュヴィッツから逃亡したメンゲレは、ミュンヘンにて捕虜になるが正体を知られないまま解放。逃亡先の南米で1979年頃に死んだとされています。

【鑑賞MEMO:決めゼリフ】
「オッカムの剃刀」 by グリッソム

「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くの仮説を定立するべきでない」という指針。14世紀のスコラ哲学者ウィリアム・オブ・オッカムが多用したことにちなんでいます。要は、ジェイコブとスネラーが双子と考えるのが一番シンプル。オッカムの剃刀で小さな可能性を削ぎ落としてみると、それが良く分かるという意味なのでしょう。理解するのに頭を使っちゃいました…。

【鑑賞MEMO:キャラクター】
レディ・ヘザー、ついに登場!

グリッソムとは曰く付きの仲のレディ・ヘザー。被害者の母親として登場するとは意外でした。彼女の神秘的なムードと、娘を思う母親としての姿がちょっとミスマッチでしたが、彼女の美しさは健在でしたね。もっとグリッソムと絡みがあるのかと思いましたが、そのあたりは意外とサラっと。結局ヘザーは暴行の罪で刑務所行きになってしまうのでしょうか? グリッソムともこれっきりになるのか、ならないのか。その後の展開が気になります。

2007.7.28|CSI:6 科学捜査班、エピソードガイド|コメント(14)トラックバック(0)

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コメント

レディー・へザーを演じていた女優の名前を是非知りたいと思います。

投稿: Katayama Akio | 2007.07.28 23時21分

ついに登場しましたね。レディー・ヘザーが。
(ちなみにヘザーを演じる彼女の名はミランダ・クラークです)

娘の遺体を確認するときの彼女は比較的落ちついて見えましたが
やはり母ですね・・・。娘を散々苦しめた犯人が憎くてたまらなかったんですね。
でも、鞭で打って復讐するあたりが、やはりレディー・ヘザーらしい(?)と思いましたw
彼女の登場でグリッソムとサラ、ソフィアのの関係がまた複雑になりそうです。

投稿: あろあ | 2007.07.29 21時48分

最後の場面は見ていて切なくなりました。娘を失っても冷静なのかと思ったレディ・ヘザーの行動 ゾーイの事をとても愛していたのだと感じました。
それにしてもあの実験の映像は見ていてゾッとしました。あんな事が実際に行われていたと思うと恐ろしいの一言です

投稿: みらい | 2007.07.29 22時10分

レディ・ヘザーが再登場するのは聴いていたのですが、今回だとは知らなくて驚きました。
常に不思議な雰囲気を纏っている彼女ですが、今回は娘を持つ母ということで親近感がもてました。
最後のシーンは、子を持つ親としてはやはりそうするだろうなと共感してしまいました。

投稿: ころまま | 2007.07.29 23時44分

CSI:LVは、他の2シリーズと比べて特にリアルな描写や細部にわたる描写が多いという感想を持っていましたが、今回あらためてそれを実感しました。
目玉からDNAを抽出する場面は特にすごかったです。

それにしてもレディ・ヘザーはいつも強烈な登場の仕方をしますね!最後のシーンは心が痛かったです。運転しながら彼女を探すグリッソムも。

投稿: KOI | 2007.07.30 01時03分

またまた登場しましたね、レディー・ヘザー。
今回はいつもと違って、母親の顔をしたヘザーで、とても切なくなりました。
そして、グリッソム。やっぱり心配なんですね。
「あなたはアドバイスする権利を放棄した。」って言われても放ってはおけない…。
心のどこかで二人は繋がっているのかなって思いました。
今後、ヘザーが再び登場するのか、グリッソムとどうなっていくのか(サラは??)、いろいろ気になりますね。

投稿: manatee | 2007.07.30 11時37分

冒頭のブラス警部の「ホロコーストだな。」のセリフや、原題のTHIRD REICHの言葉からナチスへの連想は容易だったし、事実、ロボトミーやシャム双生児など、奇怪な手術、メンゲレ博士への言及と雰囲気としては申し分なかったとは思うのですが…。

5シーズンの『第3の性』を思わせるような。

しかし、その奇怪な世界を出しただけであった感じは否めなかったです。もっと突っ込んでほしかったというか。スネラーの目的も不明ですし、ユダヤ、ナチスの深いテーマになり得そうなだけに少し物足りなかったですかね。


…そして、何より、レディ・ヘザーはこんなのじゃない。キャラが壊れてしまった気が…

投稿: ごろあわせ | 2007.07.31 21時59分

なぜ?でも、やっぱり?
鞭なのねぇ~へざぁさんったら。

投稿: もこ | 2007.08.01 00時41分

元気な頃のゾーイを見てみたかったです。グリッソムに似てるって、レディー・ヘザーが言ってましたよね。

本から切り取られた絵のロムルスとレムスというのは、古代ローマの建国に関する伝説です。双子の兄弟が狼に育てられて成人し、やがて2人の間で争いが起こってレムスが殺され、勝ったロムルスが初代の王になったというものです。双子の伏線だったんですね。

投稿: yummy | 2007.08.02 00時38分

少し悲しいストーリーでした・・・
親子の喧嘩で音信不通になり、死体となって
再会・・・・

でもレディ・へザーの泣き顔はあまり見たく
無かった・・・

強い彼女で居て欲しかったけど、その弱い部分も
いいのかもしれませんね

投稿: pigulet2005 | 2007.08.03 13時43分

サブタイトルの意味がラストシーンで分かりました(笑)
私も2児(0才&4才)の母ですが、どんな関係でも身内を失うのはツラい…ですよね

投稿: テレサ | 2007.08.03 19時46分

久々の登場でしたね!
かなり期待して待ってましたが、
最近は、TheOCのジュリーのイメージが強くて(笑

投稿: Tomo_kun78 | 2007.08.03 20時33分

ヘザーの弱ぃ部分が見えて、ゃっぱり人間なんだなぁ~と感じました。
グリッソムとヘザーの関係、今後どぅなるんだろぅ…??気になります(*^m^*)

投稿: かすみん♪♪ | 2007.08.03 20時55分

現在DlifeでCSI s6を、レンタルでs1から見てるのですが豆知識がこのブログに書いてあってとても分かりやすくより楽しめますね!(^ ^)

投稿: takanozin | 2016.06.25 07時04分

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